室井大資の5コマ漫画『妖怪研究家ヨシムラ』が単行本化される!
角川書店の怪レーベルより8月18日、発売が決定!

これは室井大資ファン、デイリー4コママニア、妖怪愛好家、あるいは妖怪にとって大変な朗報だ。
『妖怪研究家ヨシムラ』といえば、livedoor デイリー4コマと角川書店「怪」の双方で、現在連載中の作品。作者の室井大資は、デイリー4コマ先生ランキングで堂々の一位を取っている、人気の高いマンガ家である。
コミックスにはネット連載の作品だけではなく「怪」連載分も収録し、さらに書き下ろしもある。特設サイトが7月上旬にオープンするので、詳細はそこで確認しよう。サイン本プレゼントなども予定されていて、今から楽しみだ。
さて、デイリー4コマの連載が107回(2008.06.29現在)を数えるこのマンガだが、非常勤講師のヨシムラが妖怪大百科を作るため、河童を捕まえるところから第1回が始まる。この河童を、モノやお菓子(ハイチュウ、十中三百くらいの確率でイチゴ味)で釣りたおし、様々な妖怪を紹介してもらっては研究に励むのだ。
最新システムのあずきあらい、内弁慶なまくらがえし、食生活にも気を遣う現代女性あかなめ、アイデンティティの危機を迎えているとうふ小僧、そしてこゆび入道…
人間くさく現代の文化に馴染んでいる妖怪たちは、一見既成のイメージから外れているようにみえる。だが、その生き方も生まれ方もどこか切なく、人に寄り添いつつも闇にしか棲まえない妖怪の本質を描いているといえよう。
毎回ちゃんとオチのある面白い作品を、長期に渡って生みだすことができる室井大資。(デイリー4コマは、可愛いけれどオチのあまいマンガがないとは言い切れないのだ。)並み大抵ではないその力量も、2000年にすでに講談社「モーニング」でデビューしているマンガ家だといえば、納得いただけるだろうか。
現在、彼のシリアスなマンガは、角川書店の季刊「コミック怪」にて読むことができる。
「イヌジニン—犬神人—」はハードなオカルトアクションで、こちらも室井ファンなら押さえておくべき傑作だ。
ともあれコミックスが発売されれば、ネットだけでなく『妖怪研究家ヨシムラ』のひょうひょうとしたマンガを、いつでもどこでも楽しむことができる。
お風呂で読むもよし(止めましょう)、トイレに連れ込むもよし(私はやりませんよ)、喫茶店でコーヒーを飲みつつヒゲのマスターの言い訳に耳を傾ける時、ふと手にしていてもよし(どんな状況下ですかい)。
妖怪好きは8月18日、お盆の終わりとともに押し寄せる妖怪たち(一部怪しい人間たち)を待とう!
『妖怪研究家ヨシムラ』をlivedoor デイリー4コマで読みたい場合はこちら



