漫画好きライター陣が執筆する日刊漫画(マンガ)ニュース&レビューブログ!
   
2008年7 月

週刊少年マガジンで連載中のBLOODY MONDAY(龍門諒×恵広史)が、TBS系列でドラマ化されることが決定しました。

BLOODY MONDAY 1 (1) (少年マガジンコミックス)

あらすじ


感染すれば3時間以内に発症、全身から出血し、死亡率はほぼ100%という恐るべき生物兵器「BLOODY-X 」。
カルト教団のテロリストたちはこの殺人ウィルスを手に入れ、拘留中の教祖の奪還を目指す。人質は…日本!

ひょんなことからロシアでの感染爆発『クリスマスの虐殺』ファイルを目にしてしまった高木藤丸。
高校生の彼にはもう一つの顔があった。
父の所属する治安維持組織公安調査庁調査第一部第三課、通称「THIRD-i」に協力するハッカー「ファルコン」としての顔である。

そんな彼に接触してきたのは新任の生物教師・折原マヤ。彼女こそロシアからウイルスを持ちこんだテロリストだった。彼女の任務は『クリスマスの虐殺』ファイルの回収と目撃者の始末。

藤丸と仲間達は知略の限りを尽くしてテロリストの陰謀に立ち向かう…!

ご覧のとおり“生物兵器によるテロリズム”という、すでに一部では現実となっている脅威にコンピュータの知識で立ち向かうハッカーというサスペンスフルな展開。マガジンではあまり見かけないタイプの作品として連載当初から注目していました。

最初のうちは『デスノート』ばりの相手の裏の裏を読む心理戦が目立っていましたが、ついにウィルスが散布されてここしばらくの回はアクション色がどんどん濃くなっています。もちろんどっちかに偏りっぱなしということはなく、頭脳戦の「静」と銃撃などの「動」の部分のバランスが絶妙です
ドラマ化が決定したとはいえ放送日からキャスト・スタッフまでまだ何の情報も入ってこないので、お色気担当(え!?)折原マヤは誰が演じるんだ、藤丸の配役は…など気になる部分ばかりで楽しみです。

たぶん1クール13回、もしかすると8回くらいの長さになると思うので、かなりはしょるかオリジナルの展開になるんだろうなあ…。それが吉と出るか凶と出るかは実際に見てのお楽しみ、ということで。
現在単行本が6巻まで発売中。まだまだ予習に間に合いますよ!

 
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☆ 以下の記事には連載中の漫画に関するネタバレを含みます。未読の方の興味をそぐような記述はしないよう留意していますが、ネタバレを希望しない方・単行本派の方はご注意ください。


■ 加瀬あつし『ゼロセン』第2話 日本人の性能

スペックという意味の「性能」という字はこれで正しいはずなのにこの人の作品だとつい勘繰ってしまいます。

軍隊経験者の上官・部下の関係って、60年以上経ってもぜんぜん変わらないそうですよ。ホントに。松本グループの産業廃棄物といわれる問題中学(なんで傘下にそんな学校があるのかは謎。そして多分明かされない)に軍神・降臨。

■ 赤松健『ネギま!』221時間目 オ祭リ、始マリ

オスティア祭開幕!バカピンク・佐々木まき絵ちゃんが魔法世界のパワーバランスを解説してくれます。現実世界に帰ってもいい成績取れるかな?

現在、ネギま部で行方不明のメンバーは記憶喪失のままアリアドネー戦乙女騎士団として警備の任についている夕映、そして読者にも居所が明かされていないアーニャ。この二人が今後の鍵を握っているのは間違いなさそうですが、その前にネギvsフェイトバトルの幕が上がる…?

■ 棚端なもしろ『ハンマーセッション!』session79 隠された過去の巻

下着泥棒の真犯人を捕まえるべく桐原と共に女子更衣室に潜入捜査する悟郎。おとなしく目立たない桐原がS組にいる理由とは…。脱いでもすごいです。というか脱ぐとすごいです。

■ 龍門諒×恵広史『BLOODY MONDAY』File64 さよなら

ウィルスに感染し、死期を悟った英(ひで)はマウーロと対峙する。テロリストの「信義」の前に、家族の絆はあまりに無力だった…。TBS系列でドラマ化も決定。

■ 大暮維人『エア・ギア』Trick212

エントリーに失敗した小烏丸がトーナメントに参加する裏ワザは、永久シード権を持ちながらバトルに参加したことのないチーム「無機ネット」の出場権を譲ってもらうことだった。

喜び勇んで「無機ネット」のエリアへ向かう一行だったが、シムカの古馴染みだというリーダーが出した条件はバーチャルエリアにおけるバトルでの勝利。そしてその相手は…。

■ 福本伸行『賭博覇王伝 零』第44話 適性

「僕に策がある・・・・! 財前の資産全てを一瞬で強奪する必殺の策が・・!」

二人で王になって世界を替える。標の誘いに、零は。次号、新ギャンブルに突入です。

■ 咲香里『スマッシュ!』♯93 U-19代表

U-19候補に選出された翔太と阿南。合宿に集まったのは大和や神尾など全国から集められた実力者たち。

そしてかわいい勇飛とも久しぶりに再会。でも彼女の態度はなんだかよそよそしくて…。両思いのはずなのに、恋の悩みはつきません。

■ 勝木光『ベイビーステップ』♯38 強引な計画性

最初は有効かと思われた「打倒荒谷ファイル」。しかし敵もさるもの、ジャッジにクレームをつけるという強引なワザで流れを変えられてしまう。エーちゃんの次なる策は!?

最新第4巻は8月12日(火)発売。

■ 佐藤友生『妖怪のお医者さん』70:肉吸い

第一部完結。

琴子の「陰陽師のおじいさん」登場。10月から『マガジンSpecial』にお引越しです。

 
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お待たせしました!  「Kiss」No.15からの見どころピックアップレビューです。

以下、連載作品についてのネタバレを含みますので、くれぐれもご注意ください。

■ 『キス&ネバークライ』(小川彌生)
今回の巻頭カラーお当番は、フィギュアスケート(アイスダンス)をテーマにしたこちらの作品でした。
全日本選手権の決勝の舞台に立つみちると晶。晶のひざの怪我というハンデを乗り越えて、心を1つにしてプログラムをやり遂げた2人は見事優勝しますが、晶の膝は…?
娘のみちるに起きたことを知って心を痛める美雪。そして、そんな折にレナから届いたメールに書かれていた言葉とは…?
アイスダンス選手としてのみちるの技術と心の成長を描くスポーツ物であり、みちるの過去に起こった謎を解いていくミステリー的な要素もあるこの作品。いわゆるさわやかなスポーツ漫画とはちょっと違うテイストが魅力。登場人物たちの関係も微妙に絡んだりこじれたり…だから、会話の1つ1つが見逃せないのです。

■ 『本屋の森のあかり』(磯谷友紀)
前回の続きです。
洋書売り場の縮小を阻止するために、「洋書売り場の売り上げを伸ばす!」とタンカを切ってしまったあかり。ですが、洋書売り場の千葉さんと協力して、インデックスを買いやすいように整理していくことで、どうやら売り上げは少しずつ伸びていくのですが、それを見た店長が言い出したのは…?
今回のお話では、小道具的な文学作品として「グレート・ギャツビー」が登場しています。アメリカの小説家・フィッツジェラルドの最高傑作の呼び声高い作品ですが、「あかり」を読んでいるうちに「ギャツビー」を読みたくなってきました。
あ、ちなみにここでいう「ギャツビー」とは人の名前ですよ。整髪料とかじゃないです。(笑)

■ 『ホタルノヒカリ』(ひうらさとる)
高野部長に対するこの気持ちは何?
心に宿るものの正体がわからず戸惑う蛍ですが、「一番大事にしなきゃいけないのは、好きっていう気持ち」という優華の言葉を聞いて…?
相変わらず恋愛に対してとことん不器用な蛍。だけど、彼女も大切にしたい思いが何なのか気がつきはじめたようです。
今回は優華が蛍に要への思いを語るシーンが非常に印象的。もともとは干物女・蛍に対するアンチテーゼ的存在・ステキ女子として登場した彼女。おそらく読者の中には嫌っていた方もいたのではないかと思います。しかし、彼女もいい恋愛をして、本当の意味でいい女へと成長しつつあるようです。

■ 『東京アリス』(稚野鳥子)
以前、こちらでも一度紹介している、都会に住む4人の女の子たちのお買い物と恋をめぐる物語。
奥園からの突然の告白&告白撤回に戸惑い、三度のご飯より好きなショッピングに行きたい気持すらなくしてしまった主人公・ふう。しかし、いまだ自分の気持ちの正体が何であるかはわからず…?
泉がまだ理央に気持ちがあることを知りながらも、そばにいたいと彼と微妙な関係を続けるみずほ。2人が会っていることに気がついた理央は泉を問いただしますが…?
そして、ふうへの告白を取り消した奥園には新たな動きが…?
今回はもう1人の女の子・円城寺はお休みですが、他の女子3人。形は違えど、恋愛に対して皆さん非常に不器用です。結局、手に入っているのは、自分の一番ほしいものと微妙にずれたものばかりで、なんだか切ない。
東京のアリスたちは、まだまだ迷宮の中にいるようですな。

とりあえず、連載作品からはピックアップはこんな感じ。

ところで…いわゆる連載作品とは別に、個人的にとても楽しみなのがショート連載の1つである「ワンダフルライフ?」(ケイケイ)後ろ向きでちょっぴりシニカル&シビアな目を持つ美保子さんの日常を描くエッセイ風漫画。マターリしているのに、各所にしっかりとスパイスが効いたくせになりそうな作品なのです。

次号ではのだめカンタービレが連載再開だそうです。楽しみだ~

【関連記事】
恋愛とショッピングは現代の女性に欠かせない・・・「東京アリス」

 
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7月28日発売の「コーラス」9月号(集英社)からの見どころご紹介です。

以下、「コーラス」掲載作品内容についてのネタバレを含みますので、くれぐれもご注意ください。

■『正義の味方』(聖千秋)
極めて性格が悪い姉・槙子にふりまわされっぱなしの妹・容子のバトルと日常を描くこの作品は現在TVドラマも放映中
あいも変わらず意地悪姉さんの槙子ですが、職場ではデキる女でとおっている模様。
一方高梨に簿記の勉強を見てもらう容子。もしやこのまま恋へ展開?なんて、ちょっとドキドキと期待しますが、高梨が容子の面倒をみる実際の思惑とは…?
今回はラストに槙子の意外な弱点も暴露されまして、ちょっと面白いです。
そういえば、この前ドラマの方も目にいたしましたが、容子役の志田未来ちゃん、かわいかったです。

■『キャリア こぎつね きんのまち』(石井まゆみ)
人気連載だった『キャリア こぎつね きんのもり』の続編が連載スタートです!
「きんのもり」で、ついに主人公・早歩の前でお面をとった「童子」こと緋和子。元気に幼稚園に通い、おともだちとの交流もいい感じです。
今回は、早歩は童子の小学校入学について頭を悩ませます。お受験をするべきか?近所の学校にするべきか?周囲からもあれやこれやの意見が出て、早歩は迷うばかりです。
しかし、当の童子の口から出た言葉は…?
『きんのもり』では、心を閉ざしてほとんど口を聞かなかった童子ちゃんが、今回はかなりおしゃまで元気な女の子になっているのが嬉しい。いろいろとお友達もできて、彼女の交友関係とか恋愛(はやすぎ?)とかも今回はちょっと気になりそうですね。

■『プライド』(一条ゆかり)
映画化も決まったドラマチック連載が今回も登場。
前回、萌のお腹の子の父親が自分であると知って青ざめた神野。
萌は子どもをおろす決意を変えようとはしません。しかし、配偶者の同意が必要だといわれて…?
一方、神野の妻となる決意を深めていく主人公・史緒。ウイーンに戻って、オペラ「ばらの騎士」の稽古を再開させますが、歌う史緒が魅せた驚くべき変貌とは…?
この話、全く先が読めないんですね。最初は神野をパトロンにするために結婚を承諾した史緒ですが、最近、彼女の中で確実に神野への愛情が芽生えている。
それだけに、最終的にこの2人がくっつくのもありかなと思っていました。
しかし、自分の腹違いの妹・eikoの家族のいない寂しさを痛いほどわかって受け止めている神野が、自分の子を妊娠した萌に対してどうするのか?
今、気がつきました。この作品の展開のカギを握っているのは史緒でも萌でもなく、どうやら神野かもしれませんね。

『アイスエイジII』(もんでんあきこ)

恋愛ものが多いコーラスの中では、ちょっと異色の連載がこちら。元フリージャーナリスであり、中学の英語教師としては勤務するエイジが主人公。恋愛要素もあるのですが、現代の若者たちが犯罪や非行に走る姿をリアルに捉え、むしろハードな要素が強いドラマなのです。
エイジのクラスの女子・愛があやしげな男とキスをしているのを目撃したエイジと愛の兄・邦広。邦広は思わず愛を殴ってしまいます。しかし、もともと邦広の女装癖がばれて気まずくなっていた兄妹の関係にはさらに亀裂が…?
一方、愛がキスをしていた男の意外な正体とは…?(ちなみにそれを知るのはエイジの恋人である由希子のようです)
この作品を読むと、思春期の中学生というのは、これほどに複雑に現代を生きているのかと感じます。ストレスで心が悲鳴をあげていて、しかも犯罪と隣り合わせになるようなところまで追い込まれてしまっている。
しかし、我らがヒーロー・エイジはそんな彼らと真っ向から向き合い、彼らがピンチになれば身を投げ出して助けに行く。優しくも熱いヒーローなのです。
もしもドラマ化したら、エイジ役には誰がはまるだろうか?

■『チ・カ・ラ』(和田尚子)
大正時代に新聞を作ることを夢見る凛とした女の子を描いた話題の連載がこちら。
父の経営する新聞社「集英日報」を立て直すために、風間との結婚を承諾する主人公・千華羅(ちから)。彼女は結婚する代わりに自分の記事を「集英日報」に採用してほしいと持ちかけます。千華羅の父からは、「記事をのせるのはまだ早すぎるが、これから、千華羅を記者として育てたい」という返事が…
結婚を承諾しつつも、心の奥ではまだ恋する人・達道への思いを捨てられずにいる千華羅。偶然にも達道と新橋駅でばったり再会してしまうのですが、そこで2人は…?
実はこの連載、かなり好きなのです。「あしながおじさん」のジュディとか「若草物語」のジョーとか、(漫画じゃなくてすいません)志のある文学少女って本当に輝いていてステキだと思う。さらにまだ、女性が人権を認められていなかった中で人間であろうとした女性たちの輝きもまたステキ。そんな要素が詰まったこの作品、非常にツボでこれからが気になります。
父の会社と新聞を作りたい志とそして愛する人への思いに悩む千華羅。いつの時代も女性は仕事と恋に悩むものなのです。

ライトなコメディもハードなサスペンスも濃い恋愛ドラマも揃って連載中のコーラス。
ただいま発売中です!

【関連記事】
不器用な悪女よ、どうか幸せに・・・『プライド』

 
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本日、2008年7月31日。都内の地下鉄に乗る男性たちを眺めていると、心なしか「週刊ヤングサンデー」を手にしている姿を多く見かけたような気がした。
本日、2008年7月31日。――第35号をもって、1987年に創刊されたヤングサンデーが休刊となった日である。

なにやらしんみりした前口上だったが、これは一人の漫画ファンとして注目すべきトピックだろう。かくいう私も当然のようにヤングサンデー最終号を購入してきた。

まずもっとも読者が気になるのは「どの作品が休刊後にどの雑誌へ移るか?」という点。これは先日、AKAEさんの記事で速報が伝えられたばかりだし、公式サイトにも移籍先の一覧が載っているので本記事では割愛する。ビッグコミック系への移籍が多かったのは、以前の記事に書いた予想と比較的近い。

まだ移籍先が決まっていない『アイドルA』『CUT~活人~』についても公式サイトで情報が公開されていく予定。気になる人は随時チェックしておくのがいいだろう。

さて、ここからは最終号のダイジェストをば。
若干のネタバレ要素もあるので注意されたい。

最後に巻頭グラビアを飾ったのは、グラビアアイドルの沙綾。デビュー当時は「11歳でFカップ!」などと騒がれたものだが、いつの間にか14歳ですか。オジさんも年をとるはずです……。まあグラビアにまで文句を言うつもりはないが、やはり創刊21年の雑誌を締めくくるには21歳の人を採用したほうがメッセージ性も強まったような気がする。

そして巻頭カラーはビッグコミックオリジナルへの移籍が確定している『Dr.コトー診療所』。ストーリー的にも一段落ついて、ちょうど次からは新章展開となる。スピリッツに移籍する『クロサギ』も同様で、エステ詐欺編がうまく本号にて終結。休刊だろうが関係なく、きっちり進行しているのは実写化もされた看板作品の余裕からか。

スピリッツ増刊号に続きが掲載される『都立水商!』『暁のイージス』といった長期連載作も特に休刊を意識させるような描写はなかった。

……ということは逆にいえば、やはりあるんですよ。休刊をきっちり意識させてくれる連載作品が。

まずは移籍先の雑誌名に「ビッグコミック」が付かない唯一の漫画『魔Qケン』(IKKIで連載継続)。開始2ページ目からいきなり「僕らがヤンサンで活躍できる最後の日なんだよ!」とぶっちゃけます。いちおう展開上は野球の決勝戦なのだが「それ(試合の続き)は編集部にまかせとけばいい!!」発言も飛び出す。さすが喜国雅彦。休刊すらギャグのネタにするプロ魂はあっぱれ。ちなみに作者本人も作中に登場。試合を見ずに女子高生のナマ脚を描くヘンタイ漫画家さんの役どころであった。

これよりさらに休刊を意識させたのは、最終回となる『絶望に効くクスリ』。今回はどの著名人に会うわけでもなく、作者である山田玲司本人が主役。冒頭から酒場で飲んだくれて、周囲(元読者?)から嘲笑を浴びるという鬱展開だ。

「掲載誌が休刊」とか「絶薬って漫画も終わりにさせられる」とか、他人の口を借りたダイレクトな表現が目立つ。その後、山田自身のモノローグを挟んでから、舞台は一気に時空を超える。本作の最後に山田玲司が出会った人はベレー帽をかぶった漫画の神様、つまり“あの人”。神様との対話が本作のラストであった。作者がこの終わり方で満足だったかどうか定かではないが、まあ1つの終焉ではあると思う。むしろ気になったのは「第1シリーズを総括せよ」という最終話のサブタイトル。どこかで再開するのか、この漫画?

というわけで駆け足に最終号のヤンサンを眺めてきたわけだが、やはり読後感は“祭りの後”というか、少し寂しい印象がある。おおむねヤンサンの掲載作は個体差が大きいというか、玉石混淆というイメージが昔から強かった。連載作家が総じて高い画力(しかも小学館らしいテイスト)を持っていたのも特徴のひとつ。講談社のヤングマガジンでもなく、集英社のヤングジャンプでもなく、やっぱり「ヤングサンデー」という漫画雑誌は独自のスタイルを持っていたのだな……と今さらながら気づかされる。

週刊ヤングサンデー 2008年第35号(最終号) 最終ページ
週刊ヤングサンデー最終号、最終ページ。
その短い言葉に万感の思いを

ひとまずお疲れさまでした。週刊ヤングサンデー。
僕たちは、きっと、その名前をいつまでもおぼえている。

【関連URL】
週刊ヤングサンデー 公式サイト

【関連記事】
『DR.コトー診療所』休刊する「ヤンサン」から「ビッグコミックオリジナル」へ
ヤングサンデーの休刊が決定

 
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ヴィンランド・サガ 1 (1) (アフタヌーンKC)

アフタヌーン9月号掲載分、幸村誠『ヴィンランド・サガ』第45回『最後の友達」の速報レビュー(ネタバレあり)です。

■前回までのあらすじ

トルフィン・アシェラッドを伴い、デンマーク王子・クヌートは父との謁見に望んだ。
対決必至。

以下の記事にはネタバレを含みます。ご注意ください。

地盤固めのために諸将を招いて酒宴を催すクヌート。「殺れるか?」とアシェラッドに王の人物評をさせる。
「今暗殺に踏み切れば失敗します」とアシェラッドは、当面の恭順を勧めるのだった。

トルフィンは一人宴の席を離れ、アシェラッドとの決闘の準備に余念がない。
しかし今回は先約がいて…。

ロンドンでの戦いで敵対し、息子の命を奪った相手を前にして
「殺っちゃった? オレが? ごめんねー?」
まるっきり悪びれないトルケル。
相手も相手で
「戦場の習いです。息子はまだ5人おりますでな」
とにっこり答えるあたり、トルケルの人柄というだけではなさそう。ヴァイキングって多分、みんなこんなんです。

アシェラッドもまた、自分を裏切ったアトリをあっさり許しますが、これはヴァイキング特有のドライさではなさそう。
彼はノルマンじゃありませんしね。

ビョルンはそんな彼の態度に寂しさを感じていたのでしょうか。
致命傷を負いながら、最後の決闘に臨みます。
「お前はたった一人の友達だ」
とビョルンをヴァルハラへ送ったアシェラッドの本心は…。

今回のプチ見どころは神父さま。見た目が激変しても相変わらずうわばみ。どこに入ってるんでしょうね、アレ。
トンスラがちゃんとあるのがちょっとショック。(頭頂を剃りおとしたキリスト教職者の髪型)

最近いっそう影薄い主人公・トルフィンは次回、アシェラッドと決闘です。

【関連記事】
今年もやります「アフタヌーンKCまつり2008」! 真っ赤な帯が目印です!!
『月刊アフタヌーン』 9月号のみどころはコレだ!!

 
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今年もやります! 年に一度のアフタヌーンまつり!

期間は8/22~10/5のどどんと45日間。 以下に詳細をご紹介しましょう。

■ 1.サイン会

イベントといえばやっぱりサイン会。生作家さんを見られるチャンスとあれば行かずばなるまい!
今年は東京と大阪の2ヶ所・5店舗で開催。気になる日時と作家さんは…

東京会場

漆原友紀(『蟲師』)
8/30(土)14:00~
三省堂神保町本店・03-3233-3312

沙村広明(『無限の住人』)
9/27(土)14:00~
芳林堂書店高田馬場店・03-3208-0241

西本英雄・幸村誠(『元祖ユルヴァちゃん』『ヴィンランド・サガ』)
9/28(日)14:00~
有隣堂ヨドバシAKIBA店・03-5298-7474

大阪会場

あさりよしとお (『るくるく』)
8/30(土)15:00~
ブックファーストコミックランド梅田店・06-6360-3355

瀧波ユカリ(『臨死!! 江古田ちゃん』)
9/27(土)14:00~
ジュンク堂書店難波店・06-6635-5330

※整理券の配布方法や、サイン会対象商品などは各店舗にお問い合わせください。

サイン会会場だけでなく、全国約500店のまつり開催書店でもさまざまなイベントを展開。

■ 2.アフタヌーン謹製小冊子プレゼント(各店30名限定)

全国約500店のまつり開催書店に来店の方、各店30名限定にプレゼント。
内容は

・『ああっ女神さまっ』作者・藤島康介氏が語るあんなことやこんなこと
・『おおきく振りかぶって』特集
・『ヴィンランド・サガ』&『元祖ユルヴァちゃん』特別企画

など、ここでしか読めない企画満載。

■ 3.ポストカードプレゼント(各店先着150名限定)

開催書店でアフタヌーン本誌またはアフタヌーンKCを買うと
アフタヌーン連載作品15作品のポストカードのうち、いずれか1枚をプレゼント。

■ 4.懸賞(総勢115名)

キャンペーン期間中に、アフタヌーンKCの特別帯についてくる応募券をハガキに貼って応募すると、抽選で115名にプレゼントが当たる懸賞を開催。
賞品は

・直筆サイン色紙(5名)
・アフタヌーンKC一年分(10名)
・ポストカード15種セット(100名)

アフタヌーンKC一年分とは、2009年1月~12月までに発行されるアフタヌーンKCを

ぜんぶ冊1ずつ

プレゼントするというもの。(嬉しすぎてめまいがする…←当たってませんよYuraさん)

それぞれの企画の内容は変更になる可能性があります。

ウェブ上でも情報を展開していくそうですので、気になる方は公式サイト

http://www.afternoon.co.jp

でチェックしてください。

 
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以下、ストーリーに関してネタバレがあります。
特に濃いネタの場合は、反転しないと読めなくなっていますが、内容を知りたくない場合は、全文読まないことをおススメいたします。

 

「週刊少年ジャンプ」第35号(8月11日号)の表紙&巻頭カラーは『NARUTO』
8月2日(土)に劇場版『NARUTO疾風伝 絆』が公開になるためであろう。

銀魂 (1)

■で、今号のイチオシその1は、やはり『銀魂』

センターカラーは鉛筆デッサン風に描かれた銀時のアップで、血だけが赤。迫力があって印象的な表紙だ。

戦闘種族「夜兎」の王と呼ばれた男と銀時の対決は、鳳仙の圧倒的な強さの前で、さすがの銀時も防戦一方にまわるしかない。一方的にやられるだけやられ、嬲(なぶ)られているも、ギリギリで一矢報いる。鳳仙の右目に突きさしたのは、月詠から預かった煙管だ。

壁にもたれながらも、晴太母子を逃がそうとする銀時だが、家族を見殺しに出来ないと言い張り、晴太はその場を離れようとしない。その時、夜王鳳仙の蹴りが銀時に…。

戦闘力の差が圧倒的で、ひっくり返すことが不可能にも思える今回のバトル、さらなる展開に期待したい。

「読者が選んだ好きなセリフ発表」は、「ヅラじゃない桂だァァ」が9位と大健闘(笑)
案外まともなセリフが上位をしめていたのが、予想外だった。できれば獲得票数も知りたかったかな。

 

■今号のイチオシその2は『FCバルセロナ物語』

構成がルポ風になっていて最初は違和感があったものの、リオネル・メッシ登場のあたりから読ませる展開に。実話ということも相まって、ちょっと目頭が熱くなりましたぜ、いやマジに。
サッカーに興味がなくても、楽しめるマンガだろう。

ぼくのわたしの勇者学 3 (3) (ジャンプコミックス)

■今号のイチオシその3は『ぼくのわたしの勇者学』

おお勇者よ、終わってしまうとは情けない…

などとついクチにしてしまうのは、最終回のタイトルが「そして伝説へ…」だったから、に他ならないワケですがw
この作品が最終回を迎えてしまったのは、たいへん惜しまれる。

「勘当の最終回」は70年後の未来が舞台で、火野木望は富豪に、魔道市杖はハリウッドスターに、河野盾は看護士になった宗村まさ子と結婚するも地味にハゲ、まさゆきと校長は鬼籍に…とそれぞれの人生を歩んできた。久々に集まった彼らのなかに、鋼野の姿はない。実は彼は…というのがオチなのだが、この最後はアレですか。
世界の半分をやろうかと言われて、全国民ついYESを押しちゃった
みたいな…?(ドラクエ1と3を混同してますよそうですよ。)

ともあれ全66話、1年ちょっとですか、麻生先生お疲れ様でした!
次回作に期待しております!

 

『ONE PIECE』ルーキー達の能力が前面に押し出された戦いが始まった。何の実の能力が推理しながら読むのも楽しい♪

『ぬらりひょんの孫』怖い思いをさせるため、妖怪が集まる「化猫屋」へカナを連れて行く妖怪リクオ。しかしその思惑は裏目に出て…。こんなに天然ボケでいいんですかい、カナw

『トリコ』では、ココが毒人間となった理由と悲哀を描いている。洞窟の奥深くへ降りた一行の前に立ち塞がる強敵。そして小松は…。

『ヘタッピ漫画研究所R』「目は口ほどに物を言う」がテーマ。先週の『WJ歴代人気キャラ大集合 超特大ポスター』に言及しているのが、ご愛嬌。

 

次号は36号、発売日は8月4日月曜日だ。
伝説のサッカーマンガ『キャプテン翼』週刊少年ジャンプに帰ってくるぞ!

 

【関連サイト】
週刊少年ジャンプ公式サイト
週刊少年ジャンプ創刊40周年記念

 

 
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こんにちは、keigoです。

夢の続きが見られる!

そういって、ファンは狂喜乱舞したことでしょう。

ROOKIES (1) (ジャンプ・コミックス)

週刊少年ジャンプで連載され、総発行部数1200万部を誇る名作、森田まさのり原作『ルーキーズ(ROOKIES)』。
TBS系列のドラマの視聴率が好調(平均視聴率14.8%、最終回は19.5%)だったこともあり、映画化が決定!
今秋には特番も予定されているようです。

「ROOKIES~FINAL~(仮)」として来春公開予定です。

本作は、熱血教師が不良高校生を更生させ、野球で甲子園を目指す、いわゆる「スポコン」なマンガ。
映画では主要キャストをそのままに、原作にはない高校3年の夏、卒業が描かれるそうで。

森田まさのり作品の特徴は、現在連載している『べしゃり暮らし』や過去の『ろくでなしブルース』などの作品からもわかるように、常に現実的な設定、ストーリー内容。
高校生特有の未成熟な性格や、彼らだから持ち得る無限の可能性を描くことに関しては、当代随一といってもいい作家でしょう。

このドラマが成功した理由としては、「漫画のイメージを壊さなかった」ということが全てだと思います。
配役に疑問を持つ人も少なからずいますが、それはまあ、しょうがないこと。
万人に受け入れられるキャストなんて、そうそうできないですから。

映画化のシナリオとしては、「新入生が入ってくる→いつものようにモメる→川藤の努力でまとまる→試合頑張る!」
という流れでほぼ間違いないでしょう。
予定調和の中にある感動、日本人が好むものです。
もちろん僕も、「くるか、くるのか? やっぱりキター!」というわかりやすい感動オチが大好き(笑)
まだまだ彼らから、目が離せません!

最後に、本作に関するトリビアをひとつ。

「ROOKIES」に出演している野球部メンバー、通称「ニコガクナイン」の平均年齢は、なんと22.8歳!

10代は佐藤健(岡田優也役)だけなんですね。
たしかにどう見ても、みんな高校生には見えません(笑)

【関連記事】
M-1の夏・『べしゃり暮らし』の夏
漫画全巻ドットコム 7月ランキング発表 『ルーキーズ』が圧倒的な強さ

 
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☆ 以下の記事には連載中の漫画に関するネタバレを含みます。未読の方の興味をそぐような記述はしないよう留意していますが、気になる方は以下の記事はお読みにならないことをお勧めします。

今月号の目玉は四季大賞出身の新人・岡戸達也の新連載。しかも3本同時掲載。

『火曜午後9時』
Don’t be late! (ってつっこんだ人、他に何人いるかな…)
というわけで第1話「庭付き一戸建て」
築40年・庭付き一戸建ての物件で見ず知らずの男性とルームシェアすることになった丸山さん。
ある「条件」さえ呑めば光熱費ゼロ・8万の家賃は半額でドン! と言われたけれど…!?

この条件だったら私も呑むかも…。お粗末ですが…。

『Doll』第1話「何が出るかな」
久しぶりに恩師を訪ねた泉。露骨に迷惑そうな先生。
二段ベッドの上に寝ていたのはダ○チワイフ等身大人形…。

男と女と人形が一つ屋根の下。
いいなあ、等身大人形…。(ドール属性持ち)

『夏をおぼえる』第1話「夏休み」
太田洋介・高校生。夏休みの予定はまだ決まってません。

せっかくの3作品同時掲載なら、ミステリーとホラーとSFとか、絵柄にしろ内容にしろ、全然方向性の違う話だと

おもしろかった気も…。翌月以降の展開に期待です。

その他のみどころは

藤島康介『ああっ女神さまっ』239 1級神、嘘つかない。
クロノ編完結。ベルダンディーのメイド姿は見開きにしてほしかったところ。

沙村広明『無限の住人』第百七十話 雪月花
卍vs尸良。

尸良の傷口にうごめくモノは。

ひぐちアサ『おおきく振りかぶって』第59回「育て! 2」

阿部くんと三橋くん、二人で合宿の朝ご飯担当。献立づくりは大変です。

秋山はる『オクターヴ』第7話「約束」

まったりとラブラブです。次回、帰郷。

篠房六郎『百舌谷さん逆上する』第七話 百舌谷さんの自由研究
日本の夏。ツンデレの夏。百舌谷さん、いつにも増してハイテンションです。

そうそう、第1巻初版の一部に製本不良のものがあるそうです。

お手持ちの方はこちらをチェックしてください。
もし不良が見つかったら…それはそれでレアアイテムになるかも…?

べっべつにムリに2冊買わなくたっていいんだからね!! (いいの?)

木村紺『からん』第4話

柔道部の練習に参加した一年生四人組。

中学時代京都府2位の実績を持つ雅以外はズブの素人なのに、主将! 練習初日なのにもう乱取りですか!? 

都留泰作『ナチュン』第27話「帰還」

テルナリ、ドル子と再会。第1部完結。

熊倉隆敏『もっけ』♯45 ショウジョウ
静流、前進。いい傾向です。

ただしお酒は二十歳になってから。

といったところ。

そして今年もやります「アフタヌーンKCまつり2008」
サイン会やイベント情報も盛りだくさんです。
別項でご紹介しますので、こちらも要チェックですよ!

 
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