マンガ好きライター陣が執筆する日刊マンガ(漫画)ニュース&レビューブログ!
   

お待たせしました!  「Kiss」No.15からの見どころピックアップレビューです。

以下、連載作品についてのネタバレを含みますので、くれぐれもご注意ください。

■ 『キス&ネバークライ』(小川彌生)
今回の巻頭カラーお当番は、フィギュアスケート(アイスダンス)をテーマにしたこちらの作品でした。
全日本選手権の決勝の舞台に立つみちると晶。晶のひざの怪我というハンデを乗り越えて、心を1つにしてプログラムをやり遂げた2人は見事優勝しますが、晶の膝は…?
娘のみちるに起きたことを知って心を痛める美雪。そして、そんな折にレナから届いたメールに書かれていた言葉とは…?
アイスダンス選手としてのみちるの技術と心の成長を描くスポーツ物であり、みちるの過去に起こった謎を解いていくミステリー的な要素もあるこの作品。いわゆるさわやかなスポーツ漫画とはちょっと違うテイストが魅力。登場人物たちの関係も微妙に絡んだりこじれたり…だから、会話の1つ1つが見逃せないのです。

■ 『本屋の森のあかり』(磯谷友紀)
前回の続きです。
洋書売り場の縮小を阻止するために、「洋書売り場の売り上げを伸ばす!」とタンカを切ってしまったあかり。ですが、洋書売り場の千葉さんと協力して、インデックスを買いやすいように整理していくことで、どうやら売り上げは少しずつ伸びていくのですが、それを見た店長が言い出したのは…?
今回のお話では、小道具的な文学作品として「グレート・ギャツビー」が登場しています。アメリカの小説家・フィッツジェラルドの最高傑作の呼び声高い作品ですが、「あかり」を読んでいるうちに「ギャツビー」を読みたくなってきました。
あ、ちなみにここでいう「ギャツビー」とは人の名前ですよ。整髪料とかじゃないです。(笑)

■ 『ホタルノヒカリ』(ひうらさとる)
高野部長に対するこの気持ちは何?
心に宿るものの正体がわからず戸惑う蛍ですが、「一番大事にしなきゃいけないのは、好きっていう気持ち」という優華の言葉を聞いて…?
相変わらず恋愛に対してとことん不器用な蛍。だけど、彼女も大切にしたい思いが何なのか気がつきはじめたようです。
今回は優華が蛍に要への思いを語るシーンが非常に印象的。もともとは干物女・蛍に対するアンチテーゼ的存在・ステキ女子として登場した彼女。おそらく読者の中には嫌っていた方もいたのではないかと思います。しかし、彼女もいい恋愛をして、本当の意味でいい女へと成長しつつあるようです。

■ 『東京アリス』(稚野鳥子)
以前、こちらでも一度紹介している、都会に住む4人の女の子たちのお買い物と恋をめぐる物語。
奥園からの突然の告白&告白撤回に戸惑い、三度のご飯より好きなショッピングに行きたい気持すらなくしてしまった主人公・ふう。しかし、いまだ自分の気持ちの正体が何であるかはわからず…?
泉がまだ理央に気持ちがあることを知りながらも、そばにいたいと彼と微妙な関係を続けるみずほ。2人が会っていることに気がついた理央は泉を問いただしますが…?
そして、ふうへの告白を取り消した奥園には新たな動きが…?
今回はもう1人の女の子・円城寺はお休みですが、他の女子3人。形は違えど、恋愛に対して皆さん非常に不器用です。結局、手に入っているのは、自分の一番ほしいものと微妙にずれたものばかりで、なんだか切ない。
東京のアリスたちは、まだまだ迷宮の中にいるようですな。

とりあえず、連載作品からはピックアップはこんな感じ。

ところで…いわゆる連載作品とは別に、個人的にとても楽しみなのがショート連載の1つである「ワンダフルライフ?」(ケイケイ)後ろ向きでちょっぴりシニカル&シビアな目を持つ美保子さんの日常を描くエッセイ風漫画。マターリしているのに、各所にしっかりとスパイスが効いたくせになりそうな作品なのです。

次号ではのだめカンタービレが連載再開だそうです。楽しみだ~

【関連記事】
恋愛とショッピングは現代の女性に欠かせない・・・「東京アリス」

投稿者:ai
 

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