漫画好きライター陣が執筆する日刊漫画(マンガ)ニュース&レビューブログ!
   
2008年8 月
投稿者:writers カテゴリー: ・ 漫画ニュース(ヘッドライン) - 2008年8 月31日 日曜日

こんにちは。先日、久しぶりに『武装錬金』を全巻まとめて読み返してみました。一気に読んだらジャンプ連載時とは違った趣があるというか、いろいろ新たな発見もありますね。いや、なにが言いたいかと申しませば、斗貴子さんサイッコー!ってコトですよ。正ヒロインにして“殺戮上等”のバトルヒロイン、ヒロインなのに顔の傷がトレードマーク、ヒロインなのに人気投票ダントツ1位……和月先生、アナタは本当に偉大です。

では、本日の漫画ニュースヘッドラインをお届けします。

映画「デスノート」後編も米国で集中上映決定 400館規模で10月に
→ 実写版『デスノート』前編がアメリカでも65000人(2日間)を動員する意外なヒット。それを受け、館数拡大して10月15・16日に後編の上映も決定した。

集英社 -POP WEB JUMP- JUMPトレジャー新人漫画賞受賞作品を読む!!
→ 現時点で2008年4月期までの受賞作をデジタル化。誰でもWeb上で簡単に読むことができる。ちなみに最新の受賞作は作画・原作ともに10代の若者。まさに『バクマン。』の世界だ。

YJオールスターズサイン入りQUOカード応募者全員サービス 第1弾 - WEB YOUNG JUMP
→ ヤンジャン本誌および増刊号の購入者特典。応募者全員サービスというのが太っ腹だ。え、『ローゼンメイデン』のイラストが真紅様じゃない? ……ははは、そんなバカな。

コブラ:美女科学者と化石虫の謎を追う OVA「ザ・サイコガン」29日発売
→ 『キン肉マン』が29周年なら、『コブラ』は今年で30周年。それを記念してDVDが全4巻で発売される。往年のファンにはたまらないニュースだろう。

「地雷震」復活!good! アフタヌーン連載陣が続々決定!
→ 11月創刊の「good! アフタヌーン」は高橋ツトム、石川雅之をはじめ、野中英次など実に“通好み”な作家が執筆予定。いまだ未確定部分があり、まだまだサプライズがありそう?

【マガジンZ】講談社連合企画「『機動戦士ガンダムOO』セカンドシーズン プレミアム試写会」開催決定!
→ 新ガンダムの登場、あのキャラが生きていた!?…など話題いっぱいの『機動戦士ガンダムOO』2ndシーズン。漫画版の掲載誌はマガジンZだが、プレミアム試写会の応募自体は読者でなくともできる模様。締め切りは9月12日。

電撃大王にワンフェスのエスカレーター事故の模様が漫画で紹介
→ エスカレーター事故の様子を漫画で再現したのは、コミック電撃大王の連載作家・井原裕士。本誌の最新号(いやに表紙が百合百合しい10月号)に掲載されている。

ホロとロレンスの物語の行方は―?ついに完結!『狼と香辛料』DVD第6巻
→ 原作ラノベ、漫画版ともに好調な『狼と香辛料』は、アニメ版がひと足先に完結。ラストとなるDVD6巻は、ちょっとレジに持って行くのがためらわれるパッケージのようだ。そして限定パックの特典イラストが、もうヤバいくらいにホロッホロ。

ヤングアニマルWeb 試し読み12連発!
→ Web限定の企画。無料&登録不要で『ホーリーランド』『ふたりエッチ』など人気作12タイトルの第1話が読める。あ、『職業・殺し屋。』を読む人は注意してくださいね。トラウマにならぬよう。

冨樫義博「HUNTER×HUNTER」連載が10月から再開予定!?
→ 真偽については不明とされながら「10月6日(月)発売WJ45号より連載再開」とのウワサがある。にしても、漫画が掲載されるだけでニュースになる漫画家って……。

Kiss×sis(キスシス)禁断のアニメ化プロジェクト始動!
→ 『まほろまてぃっく』でおなじみ、ぢたま(某)が連載する姉系ラブコメのアニメ化プロジェクト公式ページ。単行本3巻に付属するDVD特典の形式になるため、確実にゲットしたい人は予約したほうが無難そう。

製作中止&延期した主なアニメ
→ 『となりの801ちゃん』アニメ化中止を受け、過去の事例を掲載。いろいろあるもんだ。

うんこを「とぐろを巻いた形」にした最初の漫画は何?
→ お食事中の方には失礼。「教えて!goo」の回答によれば『トイレット博士(1970~1977年)』説が有力とのこと。近作だと『はじめの一歩』の鷹村さんとか?

マンガに関する愚かな失敗
→ 同じ漫画を2冊買う……とか単純なケースばかりでは決してない。私もこの記事に共感できる。ええ、つい先日「かずといずみの新刊だ!」と喜んで購入したら「よしづきくみちの新刊だった」という実話がありましたとも。まあどっちもファンだからいいんだが(←じゃあ間違うなよ)。

 
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蟲師 (1)  アフタヌーンKC (255)

漆原友紀『蟲師』 第四十七話「鈴の雫」
山のヌシに選ばれた少女・カヤ。兄の葦朗との再会に、カヤの中に眠っていたヒトとしての心が揺れる。
それを見たギンコはヌシの力を「理」に返そうとするが…。
人と蟲とが織りなす幻想譚、これにて閉幕。
最終第十巻は十一月発売予定。

TVアニメも好調の沙村広明『無限の住人
卍vs尸良の死闘、続行中。
今号から読む人も、ジョージキャリバーIV超がっかり氏による「無限あらすじ」を読めばバッチリです。これ単行本に収録されませんかね。DVDの特典ブックレットでもいいから。

AT-Xでアニメが放送中ということもあり、関連企画も目白押し。
9月21日放送予定の第六幕には原作者・沙村広明が参加。冒頭シーンの原画を手がけたとのことなので、ファンは必見!
また、1996年に発売されたイメージアルバムの再販も決定。音楽はハードロックバンド・人間椅子。9月17日発売です。

篠房六郎『百舌谷さん逆上する』 第8話「百舌谷さん掌握する」
何を「掌握」したかは本誌を読んでのお楽しみ…ってか言えない! 私にはとても!!
というわけで、百舌谷さんを翻弄する(?)新キャラ登場。相変わらず飛ばしてます。シ○タです。ちょ、看護師さん、それヤバイって! 

木村紺『からん』 第5話
最近おもしろいのが『からん』。
初の乱取りは予想外にほのぼのムード…と思いきや、期待心配通りひと波乱。
「強い者が勝つのはあたりまえ」京の発言に怒った千成は彼女を本気で叩きのめすのだった。
小さい体で非力なのに勝利への希求は誰よりも強い。そんな京の姿に、雅は「この子は強くなる」と確信する…。
実力もあって空気も読める雅ちゃん、1年生なのにすでに先輩の貫禄です。
でもそこが「ちぃと小粒」ってこと?

単行本1巻は10月発売予定。
11月7日創刊の新増刊『good! アフタヌーン』にて怪作『巨娘』も戻ってきます。『からん』とは絵柄も雰囲気も全く異なる作品ですので、こちらもお見逃しなく。

今月号の付録は『四季賞PORTABLE2008夏』。
個人的に気に入ったのは『クシナダの嫁入り』(文月悠)という作品。古代史好きのYuraの琴線に触れました。
スサノオとヤマタノオロチの神話をモチーフに、製鉄を生業とする人々と里で農業を営む人々との争い統一国家への道のりを描いた物語。個々のキャラクターがそれぞれの正義や願いを掲げてドラマを織りなしていて読み応えがありました。
コメントによれば作者は広島県在住で、出身は島根県とのこと。
モチーフの切り口や構成にあらもありますが、23歳とまだ若い上絵柄のレベルも高い人。本誌でのデビュー・連載が読めるのもそう先のことではないだろう…と今から楽しみです。

 
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投稿者:writers カテゴリー: ・ 漫画ニュース(ヘッドライン) - 2008年8 月30日 土曜日

こんにちは。アニメ『コードギアス』のロボット(KMF)名を見ていると、どうしてもゴルフ漫画『ライジングインパクト(鈴木央/集英社)』を思い出してしまうのは私だけでしょうか? あの重厚なロボットの背後に「プニプニプニッ」とか変ちくりんな擬音が聞こえちゃうんですよ。まあネーミングの元ネタが共通だから仕方ないのですが……。

では、本日の漫画ニュースヘッドラインをお届けします。

20世紀少年:唐沢、豊川ら豪華キャスト登壇 650人の“ともだち”も
→ DMCに続け!とばかりに本日封切。唐沢寿明をはじめ、主要キャストが舞台挨拶に登場した。

安田美沙子 額に「肉」の文字 「キン肉マン祭り」すき家・なか卯で
→ まさにお祭り状態。グラビアアイドルも「肉」マークだ! ちなみに、この安田美沙子が「関西弁を話す女性キャラを出して欲しい」と鋭い要望を出し、嶋田先生を感心させるひとコマもあったとか。

ローゼンメイデン STORY&人物紹介 - Web YOUNG JUMP
→ 掲載誌を変えて新装スタートした『ローゼンメイデン』。いろいろ設定もややこしくなってきたため、集英社オフィシャルの解説ページが設けられた模様だ。

POP WEB JUMP Jスカウトキャラバン2008開催!
→ ジャンプの現役編集者が、各地で漫画持ち込みを受け付けるという登竜門的な企画。いろんなモノを丸出しにして話題の新連載作『いぬまるだしっ!』作者も、このキャラバン出身だとか。9月から11月にかけて全国9都市で実施される。

「コミックブレイド」2008年秋、天野こずえ 待望の完全新作で連載スタート!
→ 『AQUA』『ARIA』などで知られる漫画家・天野こずえの新作が予定されているとのこと。いまだタイトルすら不明だが期待できそう。

「となりの801ちゃん」アニメ化中止のお知らせ
→ ファンには残念なニュース。理由については「諸般の事情」とのみ述べられている。

海洋堂リボルテックに「北斗の拳」-爆裂ギミック「あべし」再現
→ そんなモノまで再現しなくても……。

【フラワーズ】吉田秋生原作、映画『櫻の園』公開決定!
→ 18年ぶりのリメイク。11月8日から公開で、すでに公式サイトも開設されている。

ネオ時代劇アニメ『無限の住人』ついに待望のDVDリリースがスタート!!
→ 本誌連載もいよいよ佳境の『無限の住人』、DVDもリリースが開始された。初回限定版ジャケットのイラストが最高にいい味を出してます。

よつばと!8巻 修正点
→ 先日発売された『よつばと!』最新刊を、雑誌掲載時と比較検証。背景線やタタミの目まで修正されており、あの驚異的な作画クオリティがいかに苦労して維持されているかを物語っている。

また痛車ムックが発売 今度は「痛車倶楽部」
→ 表紙にはルイズと思われる絵の痛車が。このムックには世界初の“痛車評論家”(自称)というライターが参加し、“自身のイタ車「アルファロメオ」を痛車にする特集なども掲載されています”とのこと。脱帽です。

「地雷震 diablo」だ!!
→ 11月創刊の雑誌「good!アフタヌーン」発売にむけ、編集者のブログが熱い。今回は高橋ツトムの『地雷震 diablo』完全形ネームを見た感動が伝えられている。

実写映画版「ドラゴンボール」予告編、10月17日公開予定
→ 映画情報のリークで実績のある「ComingSoon.net」が情報ソースらしい。あくまで予告編を公開する“可能性がある”という程度だが、そもそも公開するのかしないのか?レベルで物議を醸している話題作だけに、ファンからの注目が集まる。

 
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お待たせしました!2008年のNo.17号での見どころご紹介です。

※以下、連載作品についてのネタバレを含みますので、くれぐれもご注意ください。

『ホタルノヒカリ』(ひうらさとる)
今回表紙を飾るのはもはや長寿連載のひとつにもなった『ホタルノヒカリ』。
巻頭で登場です。
思いもよらず高野部長の元妻・深雪と出会ってしまい、うちのめされる
しかし、転んでもただでは起きないのが干物女。
「あたし、まだ何もしていない。今が立ち上がる時!」
葵ママの励ましなどもあって、再び立ち上がります。
しかし、そんな蛍の前に今度はあの人物があらわれて…?

いや、ついに姿を現した蛍の最強のライバル?こと高野部長の元妻ですが、
まさかこういう女性が登場するとは思わなかったなあ。
登場時におそらく一部読者から絶対に嫌われたであろう素敵女子・優華と違って、同性からも本当の意味で「素敵」と実感させそうな奥さんです。
しかし、逆境に立たされてこそ強くなる干物女・蛍を応援したいものです。

『東京アリス』(稚野 鳥子)
それぞれが悩みを抱えていて、4人で集まってもどこかしっくりいかないふう・みずほ・さゆり・理央
そんなところに現れたのは、ふうの高校時代の友人で体は男性・心は女性のヒカルちゃん。彼に相談しているうちにふうはついに自分の気持ちを自覚して…?
どこかではっきり情報をキャッチしたわけではないんですが、
おそらくこの作品は女性に大人気の海外ドラマ「SEX AND THE CITY」を意識しているところがあると思うんですね。
「都会で生きる4人の仲の良い女性たちそれぞれの恋模様」というところで。
登場キャラクターも微妙に「SATC」と似たところがあるし。
「SATC」の大ファンの私が断言しますが、『東京アリス』が好きな人だったら、「SATC」は絶対楽しめるし、逆に「SATC」好きな人も『東京アリス』を楽しめるはず。
おりしも、ちょうど劇場版「SATC」も公開中です。

『30婚(miso-com)』(米沢りか)
人によってはえらくリアルに感じるタイトルのこの作品が久々登場。
思い人・黒城から「友だちなら」という言葉を引き出すことができて、喜ぶ笑(えみ)
しかし、「入口が友だちだった相手と続く道は友だちのまま」という友人たちの言葉を受けて…?
「男女の友情は成立するのか?」というのは、男女間の永遠のテーマですが、
友人だった2人が恋人になるというのも、昔からよくあるパターンだと思うのですが…?
恋愛論ていつから、こんな風になったのかしら?

『キス&ネバークライ』(小川彌生)
昔、みちると一緒にスケートを習っていた「サラ」が見つかったという知らせを受けて、みちると礼音は渡米。サラに会いに行く道中を一緒にすごすうちに二人の間に…?
ラブストーリーなら、ここでもう少し展開が違ったんだろうけど、この作品はメンタル・ミステリーに近いところがあるので、そうはいかない。でもそのシリアスさとしっかりとした重たさが魅力でもあります。

『ミリオンロード』(あいかわももこ)
ネット株で1億円を目指す?女子たちの物語は、今回もいろいろと複雑のよう。
独立のパートナーになってほしいと峰からもちかけられる主人公・のぞみ。思いを寄せる久世との関係もどうしてよいかわからずとまどうばかり。そんな時に久世の元の彼女と一緒に仕事をすることになり…?
はやりのネット株を題材にした作品ですが、ちょうど旬なものを扱っているだけに、こちらの作品、意外と早くドラマ化しそうな気がする。あいかわももこ氏はすでに大ヒット作『コスメの魔法』が一度ドラマになっているしね。

『1/2の林檎』(こやまゆかり)
新薬「ヴィンザード」の副作用疑惑がTVで報道されてしまう。戸惑うひかると天野だが、釈明会見に姿を現した新堂の口から出た思いもかけない言葉とは…?
う~ん。ずっと読んでいるけど、あえて辛口に突っ込ませてください。
ひかるがずっと思いを捨てきれない相手である新堂ですが、そんなにいい男だろうか?
なんだか、長いものにまかれる悪い意味での会社人間になり下がってきている気がする。
ぶっきらぼうだけど、自分の根っこの部分を曲げない天野の方がいい男のような気がしてなりません。

ふ~、今号はこんな感じです。

次号は『本屋の森のあかり』『はなびじん』が再開予定です。お楽しみに!

 
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東京で友人に会ったら、すごいものをプレゼントされてしまいましたよ。

なんとなんと、

「限定」ブラック・ジャック名台詞集トイレットペーパー

です!おおおおお、いつのまに出とったんや、こんなもん!
などとつい叫んでしまったAKAEの家には、クッキーが入っていた「ブラック・ジャック ドクターバッグケース」と、「ブラック・ジャック 黒糖のど飴」の怪しい薬壜が置いてある。

外側に巻いてある紙には「医者はなんのためにあるんだ」のコマ。そしてブラック・ジャック名台詞集が8つほど。おー、かっけー!かっけーが、こんなもんかな。いやまさか…と外側の紙を外してみると、や、やられたああ!

トイレットペーパー自体に、えんえんと名台詞集がっっ!!

拭けん!ブラック・ジャック先生の胸にせまる名台詞で、

尻は拭けん!!(号泣)

BJトイレットペーパー_トップ画像BJトイレットペーパー_装着
これが『「限定」ブラック・ジャック名台詞集トイレットペーパー』
せっかくなので、トイレに装着してみた。

 

数えてみたら、21種類のセリフが書いてありましたよ。
ひとつひとつが、それぞれの話を思い出させてくれるよ、強制的に。
あああああ「もらい水」入れるのはやめてくれえええ!
ほんっっっとこの話に弱いんだよおおお!
つられて他のセリフも思い出しちゃうだろおお!
「クモさんあんたもおなかすいたろうね………私もすいてるのよ」
うわああああん!(走り去る)

(戻ってくる)はあはあ、なんかもう尋常な心持ちでお伝えすることができなくなっているAKAEですが、無理矢理クールダウンしてみようと思います。

BJトイレットペーパー_アップ
これはトイレットペーパーの外紙。(c)Tezuka Productions
めちゃかっこいいです、ブラック・ジャック先生!

 

えー、「限定」ブラック・ジャック名台詞集トイレットペーパーは、以前から東京アニメセンター手塚ショップだけで販売されていた人気商品。7月の売上は第5位だが、この1月には第1位だった。企画を象徴するともいえる「医者はなんのためにあるんだ」は、第51話「ちぢむ!!」の名台詞。(アニメ版だと「 Karte:43 ちぢむ!」)

<第51話 あらすじ>
戸隠医師に呼ばれてサバンナへ向かったブラックジャックがみたものは、動物のみならず人間までもがちぢんでいく奇病だった。細胞自体がちぢむこの病、戸隠医師自身も感染していた。どんどんと小さくなる先生に、手術を施すブラックジャックだが、よい結果は得られない。「これは神の警告だ」との言葉を遺して、戸隠医師は亡くなってしまう。ブラックジャックは天に向かって絶叫する。

「医者はなんのためにあるんだ」

人間について、医学の限界について、多くのことを考えさせる話である。

ブラック・ジャック (1) (少年チャンピオン・コミックス)  ブラック・ジャック (1) (手塚治虫漫画全集 (151))

うーん、また『ブラック・ジャック』が読みたくなってしまった。
最近はインターネット版もでているそうで、触れる機会が増えた点は良いことだと思う。

それにしても名台詞集、第89話「おばあちゃん」まで入ってなくてよかった。
あれはせつない。

「い、いいですとも!一生かかっても、どんなことをしても払います!きっと払いますとも!」
「それを聞きたかった」

…って、おもっきし思い出してしもたやないかーーーい!!!
うわああああああん!!おうち帰るうううぅぅぅ!!!(涙とハナミズを滴らせながら、再び走り去る)

(こっそり戻ってきて)そうそう、
「限定」ブラック・ジャック名台詞集トイレットペーパー」には、姉妹品の
「限定」ピノコ語講座トイレットペーパーもあるのよさ、アッチョンブリケ♪♪

 

【関連サイト】
TEZUKA OSAMU @ WORLD(手塚治虫公式サイト)
東京アニメセンター

 

 
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はいからさんが通る』などで知られる大和和紀の代表作『あさきゆめみし』のテレビアニメ化が決定しました。
過去には宝塚歌劇団などで舞台化されたことはありますが、TVアニメーション化は今回が初めて。

『あさきゆめみし』は帝の皇子である光源氏が、亡き母の面影を求めて女性遍歴を繰りかえす…という紫式部の古典『源氏物語』を題材に、講談社の雑誌「mimi」「mimiExcellent」で1979年から1993年まで連載された作品。
里中満智子『天上の虹』・山岸涼子『日出る処の天子』などと並ぶ歴史漫画の古典的名作で、この作品に出会ったことで歴史ロマンに目覚めたり、受験勉強を助けられた読者は多いはず。

放送枠はフジテレビ深夜の“ノイタミナ”。
「既存のアニメの枠を超えた、連ドラのような作品を」というコンセプトに、『ハチミツとクローバー』『のだめカンタービレ』『墓場鬼太郎』『図書館戦争』などを放送し高い評価を得ている枠なので、クオリティの点は期待できそう。
全11話予定のため、原作の全てを取り上げるのは到底無理。どのエピソードを映像化するのか、王朝文化の描写は…など、今から期待が高まります。

おりしも今年は「源氏物語千年紀」として、さまざまなイベントや関連書籍の出版が相次いでいます。
暑さも和らいだ秋の夜長、予習を兼ねて単行本をひもといて王朝の雅に思いを馳せるのも一興かもしれません。


アニメ化記念に思わず引っ張り出した私物(笑)。『あさきゆめみし』のヒロイン・紫の上です。通販会社フェリシモのチャリティー企画「トリビュート21」で現在も入手可能。

 

【関連サイト】
アニメ「あさきゆめみし」公式サイト

 
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皆さまいかがお過ごしですか?
ようやく夏バテから回復しつつあるYuraです。

さて、コミックマーケットを始めとしてマンガ・アニメ関連のイベントが目白押しの夏休み、皆さまはどちらにお出かけになりましたか?

私は松屋銀座で8月11日まで開催されていた『高橋留美子展 It’a Rumic world』を観てきました。
終了して久しいイベントですが、夏休みの宿題のつもりで今回はそのレポートをば。

高橋留美子氏は1957年生まれ。1978年『勝手なやつら』でデビュー後、『うる星やつら』、『めぞん一刻』、『らんま1/2』、『犬夜叉』と精力的に活動し、いずれも大ヒットを記録しているという稀有な作家です。

女性でありながら「男性視点で魅力的な女性キャラが描ける」ことにも定評があり、ラムや音無響子さん(呼び捨てなんてできるか!)を今でも「心のマドンナ」と崇拝している男性諸氏は多いはず。(白状します…私も女性だけど響子さんには憧れてます)

そんな高橋氏の原画展となれば予想通り、会場は押すな押すなの大盛況。

高橋留美子展 It'a Rumic world
中身は当然撮影禁止でしたので、せめて入り口の写真を。

会場は大きく

『うる星やつら』
『めぞん一刻』
『らんま1/2』
『犬夜叉』
『るーみっくわーるど』

の5つのスペースに分けられ、過去から現代までの氏の歩みを見渡せる形になっていました。

過去から現在までの作品のイラストを通しで眺めてみると色のある紙を使って独特の雰囲気を出している『めぞん一刻』、原色を多用し、華やかな中華っぽい感じを出した『らんま1/2』、柄のある千代紙を利用して和風テイストを出した『犬夜叉』など、作品ごとに少しずつ絵柄を変えてみたり、様々な技法に挑戦しているのがわかります。

そういった技法的な面のみならず、観客からは
「子供のころ親に映画に連れて行ってもらった」
「中学のころ見てたんだよね~」
など、作品と自分の歩みを重ねあわせて懐かしむ声がいくつも。これも息長く活躍している氏の作品ならではの楽しみ方ですね。

イラスト原画だけでなく、一部では当時の原稿やネームも展示されていました。
なんと『めぞん一刻』からは最終話の原稿が!
見ているうちに思わず涙腺がゆるんだのは私だけではないはず。

最後のコーナーは有名作家34人がラムを描くという特別企画「My Lum」

主な作家を挙げると

あだち充(『タッチ』『H2』)
荒川弘(『鋼の錬金術師』)
安野モヨコ(『シュガシュガルーン』『働きマン』)
池上遼一(『男組』)
久米田康治(『さよなら絶望先生』)
北条司(『エンジェルハート』)
原哲夫(『北斗の拳』)

という錚々たる面々。
想い入れたっぷりに描かれたラムちゃんの姿に、観客の視線は釘づけでした。

希望としてはデパートの催事場という小さいスペースではなく、川崎市市民ミュージアムや京都国際マンガミュージアムのようなそれなりに広いスペースを持つ美術館などで開催してほしかったところ。

『犬夜叉』の連載を終えた高橋留美子氏の新作を期待しつつ、もう一度、もう一度あの美麗な原画を目にする機会をください小学館さん!!

なお、展覧会で販売されたオリジナルグッズはまだ入手可能です。

詳しくは以下のサイト
http://websunday.net/rumic/
を参照してください。

【高橋留美子・代表作データ】
『うる星やつら』(1978~1987)『週刊少年サンデー』連載・サンデーコミックス全34巻ほか・26回1980年度少年漫画賞
『めぞん一刻』(1980~1987)『ビックコミックスピリッツ』連載 ・ビッグコミックス全15巻ほか
『らんま1/2』(1987~1996)『週刊少年サンデー』連載・サンデーコミックス全38巻
『犬夜叉』(1996~2008)『週刊少年サンデー』連載・サンデーコミックス54巻(以下続刊・56巻完結予定)

 
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『週刊少年マガジン』第39号(9月10日号)のみどころはコレだ!


☆ 以下の記事には連載中の漫画に関するネタバレを含みます。未読の方の興味をそぐような記述はしないよう留意していますが、ネタバレを希望しない方・単行本派の方はご注意ください。
森川ジョージ『はじめの一歩』・CLAMP『ツバサ』は今回はお休み。

◆山本航暉『ゴッドハンド輝』 第334話 大荒れの会長選
四瑛会会長選出馬を辞退する決意を固めた慧。
しかし、候補の一人であった氏家は彼への支持を表明した上で立候補を辞退。氏家の支持者たちは慧の元へ。
また、蓮が意味ありげに届けた資料に記されていたのは、前回の選挙で対立候補を支持した医師たちに対する現会長の執拗なバッシング…。
もはや自分一人の問題ではないと思い知らされ、苦悩する慧。テルはどうする…?

◆真島ヒロ『FAIRY TAIL』 第100話 明日へ
巻頭カラー・特増31Pの今回は「楽園の塔編」完結。
エーテリオンの暴走から世界を、仲間を救おうと自らエーテリオンと融合したエルザ。
いずこともしれない空間を漂う彼女の魂が見たのは、彼女が望んだ「仲間たちの幸福な未来」ではなく…。

◆原作/安藤遊馬 漫画/朝基まさし『シバトラ』 File79 大炎上
この世のありとあらゆるものに(多分に的外れな)憎悪と怨恨を募らせるひきこもり少年。
彼の心の支えはいつか使ってやろうとペットボトルに貯めこんだ大量のガソリン。
偶然小次郎の古着店を訪れたその少年の手に死神の手を見た竹虎は美月に似顔絵を描いてもらい彼を探すが…。
「紙とエンピツがあればさ 一人でも絵描いて遊べるからさー」
さりげない言葉の裏に美月の孤独な過去がにじみます。フォローしてやれよ竹虎。

◆瀬尾公治『君のいる町』 ♯13 「下校時間に」
成海のねらいはやっぱり柚希。月(あかり)のことは「可愛いけど恋愛対象としてはありえない」とさっくり。何も知らない月は最近とみにご機嫌で、裏の事情を知っている青大はストレスがたまるたまる。
そんなこんなで一日が終わり、下校時間になって教室に現れたのは柚希ではなく七海。
どうやら「青大が教室で待っているから行ってやれ」と兄に言われたらしいが…。
七海の誤解がとけて青海としても万々歳のはずなんだけど…なんだろうこの不穏な雰囲気は…。
登場するなり策士っぷりを発揮する成海。腹黒そうですよこのお兄さん。利害が一致するかぎりは頼りになるけど、こういうタイプは敵に回すと面倒だぞ。

◆佐竹リョウ『恋愛無双』
ドラゴンカップで読者の支持を得、マガジン掲載権を獲得した新人のよみきり。
千年に一度現れる生きる伝説・“超モテない男”琴平ユキトの前に現れた神風怪盗ジャンヌ恋神・沙紅夜が課した試練は「100人切り」ならぬ「100人耐久告白」だった…。ドタバタギャグ。

◆福本伸行『賭博覇王伝 零』 第47話 披露
「ザ・アンカー」への挑戦を決めた零一行。
今回のアトラクションはクイズ形式。体を拘束され、刃のついた碇が目の前で振り子のように振れてプレッシャー満点だけれど、零の頭脳があれば楽勝…と思いきや、解答は順番制。当然他の2人が教えることもできず…どうする、零!?

 
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投稿者:writers カテゴリー: ・ 漫画ニュース(ヘッドライン) - 2008年8 月27日 水曜日

こんにちは。さっそく発売したばかりの話題作『よつばと!』最新刊を買いましたよ。8巻目となる本巻の季節は「秋」に突入。台風にカサごと飛ばされるよつば、風香の学校では文化祭、やんだがあさぎに一目惚れ、はっぴ姿の恵那、祭りの天狗にチョップを喰らい倒れる小岩井(とーちゃん)など、ほんのりまったり日々が続いております。いいですねー。もう単行本からマイナスイオンが溢れ出してますよ。

では、本日の漫画ニュースヘッドラインをお届けします。

あの”キンケシ”が純金になって登場! 8/29の「キン肉マンの日」より予約開始
→ 「キン肉マンの日」である8月29日(金)より予約受付スタート。クリスタルガラス製のケース、さらに台座が付く。価格は49350円となっており、金相場によって変動もあるとのこと。

『頭文字[イニシャル]D』、2年半ぶりの新作アニメ! DVD「旅立ちのグリーン」が12/5発売
→ いつの間にかアニメ化10周年を迎えていた『頭文字D』。番外編として描かれた「旅立ちのグリーン」がアニメ化される。池谷先輩と真子がメインのストーリーになる模様。しかしアニメの絵から原作が想像できませんな(いい意味で)。

電撃大王10月号発売。今秋アニメ化の『とある科学の超電磁砲』が表紙に登場
→ ラノベ『とある魔術の禁書目録』からスピンオフした漫画『とある科学の超電磁砲』。本編とあわせて10月にTVアニメがスタートする。電撃サイドも強烈プッシュしているためか、最新号では表紙を飾っている。ツンツンデレレレ。

「少年シリウス」オフィシャルサイト:夜桜四重奏・アニメ情報
→ シリウスで好評連載中の『夜桜四重奏』、アニメ版のキャストを正式発表。インタビューも掲載されている。少なくとも本編画像を見るかぎり、原作の再現度は高そう。

映画興行成績:「ポニョ」衰え知らずのV6 「DMC」、「SATC」が好調なスタート
→ 2位に『デトロイト・メタル・シティ』、8位には『花より男子ファイナル』がランクイン。漫画原作の映画は好調のようだ。

キン肉マンが牛丼店とコラボ。ただし吉野家ではない
→ すき家・なか卯とのコラボレーション企画『キン肉マン祭り』が今月28日からスタート。こないだのジャンプ読切りから気になってはいたが、やはり○野屋との蜜月は終わったのか……?

秋アニメ「とらドラ!」のキャラデザに早くもダメ出しの声
→ 漫画版も連載されている人気ラノベ『とらドラ!』のアニメ版キャラデザがどこからか流出し、そのクオリティがファン達の不評を買っている模様。たしかに釘宮ヴォイスでこの画は(略)

不良漫画大集結!?ヤングチャンピオン増刊号「漢」が9月30日発売!
→ ツンデレ、メイド、ケモノ耳……そんな“萌え”ムーブメントがなんぼのもんじゃあ!と言わんばかりに、暑苦しさ満点でヤングチャンピオン増刊号「漢」が登場。高橋ヒロシ、吉田聡などヤンキー漫画の大御所が参戦するとのことだ。

秘話満載!「To LOVEる 」矢吹先生が語った!ジャンプで美少女マンガを描く秘訣!
→ 週刊少年ジャンプ39号より(読者サービス画像注意)。あの『黒猫』時代からベロリとひと皮むけた矢吹巨匠が、いかにして美少女を描いているか秘話満載で記されている。

今週の『こち亀』4年に1度のあの男!日暮熟睡男の登場と気になる今後・・・
→ 同じく少年ジャンプより。オリンピックイヤーといえば日暮さん。今回はいろいろ変化があったらしい。

萌えキャラとしての則巻アラレ
→ 10月にDVDコレクションも発売される不朽の名作『Dr.スランプ』だが、主役のアラレちゃんを“萌え”の観点から考察するのは珍しい。

実写ドラゴンボール 最新画像と驚愕ストーリー
→ 鳥山明つながりでもう一発。ハリウッド実写版が未公開のままお蔵入りか?とウワサされているが、そのストーリーは驚愕ものだった。「悟空が憧れのチチの気を引くためにその能力を生かし全米ホットドッグ大食い選手権に出場を決意するが 、ピッコロ大魔王が現れたので仕方なくドラゴンボールを探しに行く」という話らしい。いったいドコから突っ込めと。

「人気投票の順位が微妙でも関係ありません。主役は真紅です」
→ 『ローゼンメイデン新装版』の5巻が登場。アキバの某店ではかなりアレな販促POPが付いていたらしいが、別に人気投票なんていいじゃん。がんばれメインヒロイン!

 
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★ この記事には週刊少年サンデー(2008年 第39号)の連載漫画に関するネタバレ情報が含まれています。まだ今週号を読んでいない人、単行本派の人は、あらかじめご注意ください。

KING GOLF (作:佐々木健 技術指導/監修:谷将貴)
なんと新連載3話にして、二度目の巻頭カラーを飾るという快挙。すばらしく強烈プッシュされておりますな。さて本編はといえば、前号で「正しいゴルフスイングを習得する」ためになぜか新聞紙を持たされた蒼甫。丸めた新聞紙をクラブに見立て、谷川コーチから“丸めた新聞紙をつぶさないよう振れるようになれ”と言われる。すぐに音をあげてサボるだろうという谷川コーチの予想に反し、気合い十分の蒼甫は夜が更けるまで新聞紙スイングの練習に明け暮れる。……いやー、理論&努力の少年誌的展開がグッドです。

トラウマイスタ (作:中山敦支)
ゲルニカ vs ライムライトのスタンドアートマン戦が開始。愛くるしい外見の新敵・ライムライトは、寒いダジャレと共に凍結攻撃を繰り出す「サブリザード」が決め技らしい。寒いギャグで相手を凍らせる技といえば『キン肉マンII世』を思い出すのは自分だけだろうか。ともかく炎を吐いて解凍できる口まで凍らされ、なにげにピンチとなったゲルニカ&ピカソ。ほどよいスジャータさんの緩さを交えつつ次号へ。

MAJOR (作:満田拓也)
吾郎のチームに加わった問題児マードック。さっそく前号ではチームメイトの吾郎ときわどい交錯をする危険プレーでハラハラさせてくれた。今回は敵チームからマードックがデッドボールを受け、その場では乱闘を起こさなかったが、スリーアウトのチェンジ後に吾郎へ向けた一言が強烈。「お返しにボールをぶつけてやれ」的なリベンジ要求だ。えー、幼年編から読んでる人には分かってると思いますが、デッドボールは吾郎にとってトラウマであり逆鱗です。次号、いよいよ波乱の予感。

お坊サンバ!! (作:飯島浩介)
世間は夏休みシーズンも終わりというのに、作中では唐突な七夕ネタ。いきなりチワ丸たちの前に織姫が登場し、なぜか拉致された彦星を助けるため宇宙戦争に突入する。敵のホワ○トベース級な戦艦に対し、チワ丸一行はショボい宇宙船。そしてラストはF91な流れ(ただし男女が逆)に落ち着く。わずか10ページそこそこの誌面で強引にギャグを展開させていく腕力はスバラシイ。

ハヤテのごとく!  (作:畑健二郎)
先週までのアテネ行きな流れはどこへやら。今週はハヤテにヤンデレっ子から恋文が届き、マリアさんと疑似デートするハメになる話。この漫画がいちおうラブコメだったということを久しぶりに思い出させてくれた(実質ヒロイン不在のまま)。なお、キャラ外見の幼児化は今週も進行中。デフォルメされたコマでは、いずれに真紅様くらいの頭身になりそうだ。

金剛番長 (作:鈴木央)
待望の新展開がスタートし、金剛番長の兄&父が久々に登場。兄は国会議事堂へ向かうタクシー内に身体が収まらず、仕方なく屋根を突き破ったまま到着する。なんて豪快な……。だが作者は「この先にもっと凄いアレがあるだろう」という読者の予想を決して裏切らない。日本政治のフィクサーとして君臨するパパ上様は、立ち上がっただけで国会議事堂の屋根を突き破ってしまった。もはや人類というよりモビ○スーツ級のサイズ。さあ全読者よ、一丸となってツッコめ! 「アンタどうやって国会議事堂の中へ入ったんだよ!?」と。

最上の命医 (作:橋口たかし 取材/原作:入江謙三)
入院することになった西條の代打として、副医院長の推薦でやってきたのは腕利き外科医・棗。桐生危の妹であった。医者の使命より「ヒトを切ること」に執着する棗の、ちょっぴりデンジャーな本性が語られる。さらに兄の腕を「大したことない」と蔑み、いやなムードが漂いかける。そこへ西條が意外な提案をする……という話。それにしても橋口先生、ここまでは無理もなく堅実なストーリーが続いております。某・焼きたてなパン職人漫画のように、リアクションで人命とか世界が救えたりはしておりません。願わくば、この調子をキープされたし。

月光条例 (作:藤田和日郎)
人間界で月光が暴走シンデレラとバトルしている最中、エンゲキブはシンデレラ姫の代役として物語世界へ。「シンデレラに顔が似てない」と心配するエンゲキブに、魔女が差し出したアイテムは“ガラスのお面”! エンゲキブは「ガラスの… ああ、血が騒ぐ! 演劇人ならその名前… 絶対に無視できない」とうち震え、すすんで代役となる決意を固めることになった。『うしおととら』から20年近く藤田漫画を追いかけてきたが、他の漫画を直接パロディ化したのは今回が初めてじゃないかと思う(記憶する限り)。今日は読者的にメモリアルデーだ。

野村AD野球 (作:坂本大)
元・高校球児のルーキーが繰り出す野球ギャグ読切り。かつて一世を風靡した野村ID(Import Data)野球に対し、本作ではそのまんまテレビのAD(アシスタントディレクター)ネタを使っている。主人公バッテリーのピッチャーはストライクゾーン9分割できそうな精密コントロールを誇るが、記憶力が皆無のためサインをおぼえられない。ならば……ということでキャッチャーの野村君がADよろしく「初球 内角のストライクゾーンギリギリにストレート」とかカンニングペーパーを出す。もちろん試合中にキャッチャーミットを構えながらだ。ほとんど話の根幹は出オチに近いが、絶妙の構成力で最後までうまく引っ張っていった。常に読者の予想より斜め上をいくストーリー運びに、今後が期待できそうな作家である。

アグリのマジカル日記 (作:萬屋不死身之介)
ギャグ読切りの二発目。こっちはオムニバス形式の短編ギャグ。絵柄も『野村AD野球』と対照的に、かなりユルめだ。内容は、主人公の少年が帰宅したら、玄関ドアに魔女っ子見習いが突き刺さっていた……という禁書目録なオープニングから始まる。魔女のアグリちゃんが全ボケ、主人公は総ツッコミというわかりやすい構図のため安心して読んでいける。画力とかコマ割にまだ向上の余地はありそうなものの、そのまま本作で連載スタートしても良さげな好印象だった。

神のみぞ知るセカイ (作:若木民喜)
武士っ娘攻略エピソードの第2回。ターゲットとなる楠木さんの部活へ強引に入部した桂馬は、雑用をこなしたり怒られたりしながら、少しずつ攻略の糸口を掴んでいく。今回は数ページだけ4コマ形式のコマ割も採用。読者を飽きさせず、いい仕事してます若木先生。ちなみにエルシィちゃん、今週ほとんどセリフ無し。

というわけで、ルーキーが大活躍した今週のサンデー情報でした。来週号は『ハヤテのごとく!』が巻頭カラー。そしてアニメ第2期制作を記念してスペシャルポストカードが付録する。見逃すな!

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