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はだしのゲン 1 (1)  夕凪の街桜の国  夏の残像―ナガサキの八月九日

8月6日が過ぎ、もうすぐ8月9日が来ます。
毎年、この時期になると、やはりあのことに思いをはせずに入られないのです。
広島と長崎に原爆が投下された日のことを。

1945年8月6日とそして8月9日。それぞれ広島県と長崎県に原子爆弾が落とされました。
多くの罪のない人がなくなり、また多くの罪のない人が身体や心に傷を追ってしまった。
原爆が日本に落とした傷はとても深いのだとこの日が来るたびに感じます。
その傷跡は今日においてもなくなることはありません。
しかし、同時にこの傷跡がいえる日が来たとしても、忘れるべきではないと思うのです。
あのような悲劇が二度と繰り返されぬように。
8月が来るたびに、世界の平和・戦争のない社会を祈るような気持ちになります。

というわけで、やはり、ここでも少しそのことを扱えればと思い、
広島・長崎の原爆を扱った漫画作品を紹介させていただきます。

『はだしのゲン』(中沢啓治)
やはり、原爆を扱った漫画の王道でメジャーな作品といえばこれでしょう。
こちらは原作者である中沢氏が自身の体験に基づいて描いた作品ですが、戦中戦後の広島が舞台となっており、その劇性や画力・リアルな描写力で高く評価されています。作品全体に戦争が日本に落とした深い傷と悲しみと怒りが満ちており、非常に重たい作品ですが、原爆が落とした傷跡を知るためにも読む価値ありです。
そして、重たい話ではありますが、原爆投下で両親や兄弟を亡くしながらもたくましく生きる主人公・元の姿は、読む人に力を与えてくれるはずです。

『夕凪の街 桜の国』(こうの史代)
2007年には映画化もされたこちらの作品。原爆投下後、10年後の広島を舞台に被爆者の女性を主人公に描いた「夕凪の街」。そして、被爆二世の問題に触れた「桜の国」を収録したコミックス。平成16年度に文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞するなど、各方面で高い評価と反響を生んだ作品です。

『夏の残像―ナガサキの八月九日』(西岡由香)
こちらは長崎の原爆投下をテーマにした作品。東京の女子高生である主人公が、長崎を訪れて、原爆の落とした傷を知って行くというストーリー。長崎生まれの作者が平和への願いをこめて書き上げた作品だそうです。

8月のこの時期になると、どうしても考えてしまう。戦争と平和。そして広島と長崎。
漫画の世界にもそれを思い、何かを伝えようとする表現者たちは確実にいます。

どうか、世界に平和を…

 
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