以下、ストーリーに関してネタバレがあります。
特に濃いネタの場合は、反転しないと読めなくなっていますが、内容を知りたくない場合は、全文読まないことをおススメいたします。
「週刊少年ジャンプ」第37・38合併号(8月25日・9月1日号)の表紙は『キャラクタ−全員集合!』巻頭カラーは小畑健&大場つぐみの新連載『バクマン。』だ。

■今号のイチオシその1は『バクマン。』!
『DEATH NOTE』の小畑健&大場つぐみが帰ってきた。
将来に夢を持たず、ただ流されて生きているだけの中学三年生・真城最高(ましろもりたか)は、学年一位のクラスメート・高木秋人に、組んでマンガ家になろうと誘われた。面倒臭いからと断る最高の脳裏には、マンガ家だった叔父の末路がよぎる。しかし、高木に呼び出され、片思いの相手である亜豆美保(あずきみほ)が声優をめざして努力を重ねていることを知り、思わず…。
最近「マンガ家になる」ことをメインに据えたマンガが増えているが、『バクマン。』もその一作といえるだろう。『DEATH NOTE』の内部情報や、叔父の川口たろうを通して描かれるマンガ家のリスクなどにリアリティがあり、面白い作品になりそうだ。
ある種夢物語である(※以下ネタバレ)
美少女との結婚の誓い
も破綻なくストーリ−に組みこまれており、この先うまく使われていくのだろう。
ところで、確証はないのだが、原作の大場つぐみは元々ジャンプのマンガ家・ガモウひろしだとする説がある。代表作は『とっても!ラッキーマン』で、アニメ化もした。
この説が本当だとしたら、マンガ家だった叔父・川口たろうに対しての「そういえば川口たろうってすっげー絵下手だったな」「アニメになった作品を出したあとは全く売れず、7年間で2本描いたけどすぐ打ち切り」などの意見に、ちょっとニヤニヤさせられる。

■今号のイチオシその2は『銀魂』!
銀時復活(死んでません)!月詠&百華が参戦で、晴太母子の安全も確保。倒しても倒しても立ち上がる銀時と女達に、心がくじけていってるのは鳳仙の方だ。弱体化している夜王に、死に物狂いの銀時の一閃が…。
まだまだ踏ん張りそうな夜兎の王が相手なのだから、次号あたりで神楽&新八に登場してもらって、暴走しない神楽との戦いも見せて欲しいものだ。
長いストーリーだと、どうしてもダレ場というのはある。まとめて読むと、緩急がついてていい感じになったりもするので、単行本化が楽しみ。今回ラフをコピーしたコマも、描き直されるだろうしね(笑)。
個人的には、ブランドものを買って返せという月詠の美人ぶりにくらくらだった。キツい女はいい、いいですよ(って、ドM宣言ですか私!)。
■今号のイチオシその3は『トリコ』!
5連釘パンチを打つトリコのため、デビル大蛇の動きを止めようと向かっていくココ。毒の出口を限界まで縮小したポイズンライフルで、まずは敵のレーダーである「ピット器官」を封じる。だが隠されていたピット器官が開き、ココは大蛇に捕まってしまう。消化液をかけられ、毒針を打ち込まれるココ。動揺したトリコが駆け寄ろうとするのを制し、即座に抗体を精製してみせた。この時ようやく、最初にデビル大蛇に打ち込んだ神経毒が効き目を発揮。トリコの5連釘パンチが炸裂する…!
自らのウィークポイントも考慮しつつ、冷静に戦うココだが、実に多彩な技を持つ面白いキャラだ。
また、だらだらと戦闘シーンばかり続くマンガと違って、設定に触れつつもテンポよくバトルを進めていく手腕はさすが。
最近の掲載位置や、表紙『キャラ全員集合』での扱いからいって、『トリコ』は『週刊少年ジャンプ』の柱マンガになったと考えていいのかもしれない。
『ONE PIECE』黄猿vsルーキーズは、一矢報いるも黄猿の強さを見せつける結果に。ルフィ一味vs量産型くまの戦いは、チームワークよく必殺技の連続攻撃をくらわせて、くま活動限界間近。
『べるぜバブ』は金未来杯エントリー№1、田村隆平の読み切りで、センターカラー。世界を滅亡させる(予定の)魔王の赤ん坊。離れると泣き出す破壊魔のようなそれに、なつかれてしまった不良の苦闘ぶりを描いたコメディだ。ベースは子泣きジジイだろう。安定しているがこじんまりとした印象だったかな。
『D.Gray-man』クロス元帥は、生死だけでなく肉体の行方もわからない。アレンはリンクの監視つきという処分のみ(?)で、通常のイノセンスの回収任務に…。
『バリハケン』の今度の派遣先は「闘犬部」。テンポのよいバカヤロ様なギャグが、次々に繰り出された良品だ。
次号は39号、発売日は8月25日月曜日。6周年突破記念で『アイシールド21』が巻頭カラー!金未来杯もエントリー№2掲載である。
【関連サイト】
・週刊少年ジャンプ公式サイト
・週刊少年ジャンプ創刊40周年記念


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