マンガ好きライター陣が執筆する日刊マンガ(漫画)ニュース&レビューブログ!
   

こんにちは、keigoです。
僕の街にも、最近話題の「ゲリラ雨」がやってきました。
全く外に出られません。
こんなときはネットゲームでもするしかない……(´・ε・`)

僕がやるネトゲは麻雀か将棋。
クラシックなボードゲームが好きなのです。

ヒカルの碁 (1) (ジャンプ・コミックス)

そんなこんなで今回のおすすめ漫画は、日本伝統の知的遊戯・囲碁を扱った『ヒカルの碁』。
のちに『DEATH NOTE』の作画を担当した小畑健が、その驚異的な画力を広く世に知らしめた作品でもあります。

■あらすじ
小学校6年生の進藤ヒカルは、自宅の蔵で古い碁盤を見つける。
するとその碁盤に宿っていた平安の天才棋士・藤原佐為の霊が復活! ヒカルの意識の中に入り込む。
佐為の囲碁に対する思念が、それまで囲碁に全く興味のなかったヒカルを、碁盤の世界へと導いて……。

■みどころ
この漫画のすごいところは、まずは何より「囲碁をさっぱり知らなくても楽しめる」というところでしょう。
ボードゲーム系を題材にした漫画で、この特徴は異質。
たとえばサッカーや野球なら、見た目がシンプルなのでルールを詳しく知らなくても楽しめますよね。
ボードゲームはそうはいかない。初心者はどれだけ目を凝らしてみても勝負の優劣がさっぱりわからないので、ある程度の予備知識を必要とします。

『ヒカルの碁』は、ゲームを囲む人間ドラマだけで十分話が成り立つのがスゴイ!
全くルールを知らなくても楽しめる内容になっています。これがこの作品の大きな魅力。僕は全巻読破しましたが、結局のところ基本のルールをさっぱり理解しないままでした。

週刊少年ジャンプ作品にありがちな、「主人公がむやみやたらに強くなるインフレ現象」がないのも高評価!
主人公であるヒカルは、とにかくよく負ける。肝心なところで負ける。ここでは勝つだろうというところで負ける(笑)
そのあたりがなんだかリアルで、応援したくなってくるんですね。

これから新しいゲーム、スポーツ、勉強に取り組みたいと思っている人は、ヒカルから「負けることの大切さ」を学んでみては?

基本的にお年寄りを中心に楽しまれていた囲碁を、小中学生に紹介し、人気を集めることに成功した稀有な漫画。
読者の中には長野恵太郎六段や関達也初段など、平成元年生まれで「ヒカルの碁を読んだからプロになりました」という人もいるとか!?
漫画から人生に影響を受けて、ポジティブな結果を生み出していく。うーん、素晴らしい☆

シナリオで僕が惹かれたのは、実際に(故人の霊体であるため)人前で囲碁を指すことはできない藤原佐為が、ヒカルの力を借りて、インターネットの囲碁を指すところ。現代の棋士と戦う彼の実力に、世界中から注目が集まります。それでも人には見えない彼だから、姿を出すことはできない。僕はこのもどかしいストーリーに引き寄せられ、最後まで読みきってしまいましたね。

ファンタジー的要素が好きな読者には、たまらない部分かも。

■メディアミックス情報

・アニメ版『ヒカルの碁』
テレビ東京系にて2001年10月10日から2003年3月26日まで全75話が放送。

ヒカルの碁 一

・ゲーム版『ヒカルの碁』
『ヒカルの碁』(ゲームボーイアドバンス)
『ヒカルの碁2』―めざせプロ棋士!!(ゲームボーイアドバンス) 他多数。

■作品データ 『ヒカルの碁』
・作者  :小畑健(作画)・ほったゆみ(原作)・梅沢由香里(監修)
・出版社 :集英社
・刊行状況:全23巻

■評点 - 『ヒカルの碁』
画力  :★★★★
物語  :★★★★★
独創性 :★★★★★
総合評価:★★★★★

投稿者:keigo
 

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