こんにちは、keigoです。
2008年9月1日、福田総理、突然の辞任劇!
ビックリしましたねー。
まあそれでも、「ああやっぱりね」と思う人も、多かったかも。
今回のおすすめ漫画は、「日本の政治」を扱ったちょっとレアな作品、『クニミツの政』です。
“腐った政治をぶちのめす!”がキーワード。
2003年の講談社漫画賞(少年部門)受賞作でもあります。

■あらすじ
この漫画は、同じ作者と原作者による 『サイコメトラーEIJI』のスピンオフ作品です。
ある事件(『サイコメトラーEIJI』における「サイレント・ボマー」事件)をきっかけに政治に目覚めた東京都下町のヤンキー武藤国光。
新千葉ヶ崎市(モデルは小田原市)の市長候補である坂上竜馬の秘書として、市長選挙を争うお話です。
クニミツの持つ自由奔放な性格、エネルギー、そして天性の強運!
さらにそれらから溢れるカリスマ性と、仲間の知恵を合わせ、難題と戦っていきます。
■見どころ
「政治家」と聞いて、あなたはどんなことを思いますか?
「お金に汚い」「話がつまらない」「とにかく難しい」
こんな風に思っているなら、あなたはきっとマトモな神経の持ち主です(笑)
彼らがお金に汚いのは、選挙にはお金がかかりすぎるから。
彼らの話がつまらなく、難しいのは、彼らが民間人の立場で物事を考えていないから。
『クニミツの政』には、そういったつまらない政治家がたくさん登場します。
あの手この手で利権をむさぼり、とても市民のことを考えていない人たちばかり(多分に欠点がデフォルメされているのでしょうけど)。
そんなダメ政治家たちに、クニミツと坂上竜馬、そして彼らの仲間たちが立ち向かいます。
お金ない! 権力ない! 何にもない彼らが、知恵と勇気と団結力で巨悪を潰す様子は、本当にわかりやすい勧善懲悪ドラマ。
悪いことをする人は滅びるし、いいことをする人は栄え評価されるというシンプルな世界を描いています。
自分の仕事にストレスを抱えていたり、目の前の問題に立ち向かうモチベーションを見失っている人が読めば、カンフル剤になること間違いナシ!
全部で27巻ありますが、実際に読んでみると長すぎず短すぎず適度な量だと思います。
政治に全く興味がない僕でも簡単に分かり、そして惹きつけられる作品でした。
笑いあり、感動ありでサクっと読んじゃいましたね。
この作品が描かれた数年前と、今では、情勢は少なからず変わっているでしょう。
医療問題、農業問題など、あきらかにちょっと認識がおかしく感じる描写も目立ちます。
しかしいつの時代になっても変わらないのは、
「民衆をリードするべき立場である政治家が、本来やってはいけない事件・問題を起こし続ける」ということ。
もう笑ってしまうような、情けない政治家の失敗ニュースを聞くと、
当時も今も、本質的な部分は変わっていないと痛感します。
(特に農林水産省!)
この漫画を読み終わった後、「面白かったなー」「笑えたし、感動したなー」で終わってしまっては、今の世の中は変わらないでしょう。
国民一人ひとりが自分なりに考え、少しでも善行を目指し行動していくことで、より良い世の中にすることができるはずです……!
理想の世界を目指して行動するのは、知的生命体として当然のことですが、そうしていないから今の問題だらけの日本がある。
そんな事実を、考えさせられた漫画でした。
難しいことが多い「政治」という世界ですが、そう思っている人こそ、読んでみてほしい漫画です。
今回はなんだか、暑苦しい口調になってしまいすみません(笑)
■メディアミックス情報
関西テレビ·フジテレビ系でドラマ化。
(2003年7月1日~9月9日)
ドラマ作品はDVDで視聴できるので、こちらもおすすめです。

■作品データ 『クニミツの政』
・作者 :安童 夕馬 (原作), 朝基 まさし (著)
・出版社 :講談社
・刊行状況:全27巻
■評点 - 『クニミツの政』
画力 :★★★☆☆
物語 :★★★★☆
独創性 :★★★★★
総合評価:★★★★☆



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