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★ この記事には週刊少年サンデー(2008年 第46号)の掲載漫画に関するネタバレ情報が含まれています。まだ今週号を読んでいない人、単行本派の人は、あらかじめご注意ください。

アラタカンガタリ (作:渡瀬悠宇)
新連載3話にして早くも2度目の巻頭カラー。ものすごい編集サイドのプッシュぷりが伝わってきますな。さて1話が古代編(別世界?)、2話がウツ展開炸裂の現代編だったけど、今回はその両ルートがまじわる話。現代でいじめを受けていた革(あらた)が、もう一つの世界・天和国に時空を超えて迷い込む。あっちでの“アラタ”は秘女王暗殺の実行犯なわけで、いきなり顔がそっくりな革は追っ手に襲われる。ここまで見ると相当に不幸な男であるが、それでも主人公補正といいますか、いざピンチってなタイミングに錆びた剣(1話で出てきたアレだね)が光り出す。次号、当然のように追っ手へ反撃……と思うのだが、この作者は先の展開が読みにくいので要注目。意表をついて「現代に飛ばされたアラタの話」とかも十分ありそう。ここまで相当なキャラ数と用語が出てきたけど、けっこう読み進めやすかったのは作者の力量ゆえか。にしても敵側のカンナギさん、美青年だけど「ヒロインを人質にとった」「主人公の前で初めて異能力を披露した」時点でかなり敗北フラグがいっぱい。どうなりますことやら。

ハヤテのごとく!  (作:畑健二郎)
動画研究部の活動として、花菱さんとハヤテが“切なくて泣ける動画”探しに学内を探索するエピソード。牧村先生が演じるオトナの恋(?)にページ数が割かれており、いつぞやの『らき☆すた』ネタほどネット上での盛り上がり要素はないだろう。どっちかといえば次シリーズ(海外編)への伏線を張ってみたり、花菱さんの淡い禁断の慕情をちょっと描いてみたり、そんなまったりした回だった。たまにはいいよね、こんなのも。ちなみに本作のメインヒロイン、ずっと同じ学校内にいたはずなのだが登場は2コマのみ。うあー、ますます扱いがゾンザイにー。

神のみぞ知るセカイ (作:若木民喜)
桂馬&エルシィ、そしてハクアの前にでっかい「駆け魂」が出現。かつてない強敵により、優等生・ハクアの心も乱れて力がまったく出せない。学校では優秀なのに、現場での自分は無能……その焦りに乗じて、駆け魂がハクアの心身を掌握。どうやら先週号までで必要な仕込みは済ませたらしく、今週はとんでもないハイペースで物語が進行していった。最終ページの予告を信じる限り次回でハクア編が完結のようだが、さてどう決着をつけるのか。そして単行本2巻は10月17日に発売予定。今度こそ売り切れ前に絶対買いますよ。

MAJOR (作:満田拓也)
プロなら周りへ文句を垂れる前に結果を出せ……的な吾郎の叱咤激励が通じたのか、マードックがファインプレーで吾郎のピンチを助ける。ノーアウト満塁という状況から見事に脱出。彼の健闘を称える吾郎に対し、マードックは「ベースカバーが遅い。自分で入ったほうが良かったぜ」と不器用に答える。男のツンデレですよお客さん。まだ試合は6回裏を終わったばかりだが、こうなったら吾郎たちホーネッツの連敗脱出は間違いないと見てもいいだろう(これで負けたら泣けるぜ)。ここ数週、まったくオンナっ気のない展開となっているが、それ以上に男の友情と闘志を見せてもらった。きっと“疫病神”のあだ名を返上したマードックは、これからチームの要となってくれるに違いあるまい。

金剛番長 (作:鈴木央)
民明書房キター!「知っているのか雷電?」と全読者が同じフレーズを頭に思い描いたことだろう。いや、卑怯番長が使った暗殺術“殺鳥(あやとり)”の解説シーンでね。今回はマシン番長へのリベンジ戦が一気に動く。いい感じで先手をとった卑怯番長が沈み、続いて居合・剛力・念仏番長にいたっては実質6ページで全滅という強烈な消化試合っぷり。そこへ全員が心肺停止のオマケつき。「王大人、死亡確認」と全読者が同じフレーズ(以下略)。だが、これで今後の展開が推測できた部分も多い。たぶんキーとなるのは数週間前に出てきた女性。マシン番長の開発に携わったと思われるあの人が、「なにか良心回路的な機能を組み込んでいた」→「実は誰も殺していない」→「月美の言葉がスイッチとなり回路発動」→「なぜか死んだはずの番長たちが蘇生する」。そんな流れなら伏線消化も出来そうだが、いかがなものか。鈴木先生なら読者も納得してくれるさ!

三ツ星のスペシャリテ (作:谷古宇剛)
今回から新展開スタート。ケンタの店へ入り浸って料理の練習をする三星の前に、謎の女性が現れる。閉店後にもかかわらず料理を要求し、ズバリ欠点を告げる。傲慢にして有能――『鉄鍋のジャン』第1話を思い起こさせる印象深いキャラの登場シーンだ。で、実はこの女性客、三星が籍を置くレクレールの副料理長というオチがつく。負けず嫌いの主人公に冷徹な上司という構図がなかなかアツい。

最後に。関係ないけど
兄弟誌にあたる「サンデー超(スーパー)」の予告も掲載されていたのだが、注目の読切り作が2つ。片方は代表作が『こわしや我聞』の藤木俊。もう片方は大谷アキラで、……あえて代表作は言わないでおこう。どちらも掲載は25日発売のWINTER増刊号になる模様。いやー、これはマジで注目だ。

というわけで、書き忘れてたけど『オニデレ』がいつも以上にデレデレしまくっていた今週のサンデー情報でした。次号は大ヒット&単行本2巻の発売を記念して『神のみぞ知るセカイ』が表紙・巻頭カラーで登場である。

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投稿者:roku
 

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