こんにちは、keigoです。
朝起きたら、もう寒い。いつの間にか秋になりました。
秋になればもう年末はすぐそこ。
年末といえば格闘技!
2008年の注目はボクシングの亀田VS内藤のマッチです。
でも、ちょっと残念なニュースがありました。
ボクシングファンとしては絶対見たいカード。
今後の交渉に期待してます。

ということで今日のレビューはボクシング漫画。あまりにメジャーすぎて取り上げるか迷ったのですが、大好きな漫画なので! 作品名は『はじめの一歩』。発行部数は2007年時点で7300万部を超える、週刊少年マガジンの看板漫画です。
■あらすじ
気弱ないじめられっ子だった幕之内一歩。後の世界チャンピオン・鷹村守と出会いボクシングに開眼。鴨川ジムに入門し、「強さとは何か?」を知るため様々なライバルたちと戦いを繰り広げる。
■みどころ
連載が開始されたのが1989年のマガジン43号ですから、今年で19年も続いている長寿漫画です。
これまで人気が衰えない理由は、大きく分けて3つ。
・細部まで手を抜かないキャラ設定
→ サブキャラをその生い立ちまで掘り下げる丁寧さは長期連載の最大の理由だと思ってます。
悪役が悪役で終わらない。いじめっ子が主人公の親友になる、などなど。
どのキャラクターも、読者の愛せる要素が次から次へと生まれていきます。
・絵の迫力
→ 特に試合中、空を切る拳の風音が聞こえてきそうなイラストはもはや芸術。連載初期とくらべ、絵柄も全体的に円熟味を増してきました。
・決してワンパターンにならない、主人公の成長物語であること
→ ボクシングというシンプルな(?)題材上、テクニカルなことはそれほど多くありません。
とはいえ『ドラゴンボール』のように新しい必殺技を会得するということも、全くないことはないです。
でもそれらはあくまで物語を盛り上げる添え物として描かれます。
むしろ大きく描かれているのは、ボクサー同士の内面。
試合に賭けるさまざまな情熱や願いなど、極限まで高めた末に描かれる試合シーン。
それはときとして数巻にも渡って描かれる一大ドラマです。
そうしたドラマは、全て作者である森川ジョージの勉強熱心さによるところが大きいと思います。
辰吉丈一郎らボクサーと交流をして取材のための人脈を作ったり、ボクシングジム「JBスポーツクラブ」のオーナーになったりと、私生活もボクシング漬けにしているんですね。
主人公である幕之内一歩は、最初はただのいじめられっ子。
なんのとりえもなかった少年を、作中において今は日本チャンピオンにまで成長させました。
(内藤選手もかつてはいじめられっ子だったとのこと。「リアルはじめの一歩」とメディアで表現されてましたね)
これってすごいことだと思うんですよね。
魅力ゼロの少年を、30巻もかかって作者は日本チャンピオンにさせたわけです。
当然、それまでにつまらなかったら、一歩の強さを見せられる前にあっさり打ち切られていてもおかしくなかったはず。そしてそんな作品は、過去にいくらでもあります(主人公の魅力を出し切れないまま終わっていった作品は多いです。森川ジョージ自身も打ち切りを過去に経験)。
たいして目立たないことですが、この設定から現在まで続く長期連載をやっているというのは、この作品のスゴさですね。
■メディアミックス情報

・テレビアニメ版
2000年10月から2002年3月まで放映。
短期シリーズの多い深夜アニメとしては異例の全75話という長期シリーズ。
視聴率もこの時間帯では驚異的な平均4.5%を記録。
続編となる新シリーズは2009年1月から日本テレビ系で放送予定。
・ゲーム版
はじめの一歩 THE FIGHTING!(1997年 講談社 PS作品)
はじめの一歩 VICTORIOUS BOXERS(2000年 ESP PS2作品)
他多数
・OVA版
『はじめの一歩 間柴vs木村 死刑執行』
2003年9月5日発売
■作品データ 『はじめの一歩』
・作者 :森川ジョージ
・出版社 :講談社
・刊行状況:85巻まで(続刊)
■評点 - 『はじめの一歩』
画力 :★★★★★
物語 :★★★★☆
独創性 :★★★★☆
総合評価:★★★★☆
■関連サイト
・はじめの一歩:公式ホームページ



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