さて『純潔のマリア』の石川雅之以外にも藤島康介・沙村広明など、アフタヌーン本誌で活躍する大物の完全新作が読めることで話題満載のアフタヌーン新増刊「good! アフタヌーン」初号。前回の記事に引き続き、その他の見どころを駆け足でご紹介。
![good (グッド) ! アフタヌーン 2008年 12月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61dfUnU8knL._SL160_.jpg)
ネタバレありなので、未読の方、単行本派の方はご注意を!
◆ 藤島康介 『パラダイスレジデンス』
橘花学園第一寮の寮母さんは小学生。…ってこれだけじゃどんな話かわからんわ!
キャラクターの女子率100%(二人しか出てきてない)表紙込みで8Pと短い枚数なので、先が読めない…(たぶんいい意味で)。女の子満載なのは確実かと。
ところで小鳥遊さんが乗ってるバイクは『逮捕しちゃうぞ』でもおなじみのモトコンポ…じゃなさそうだし、それともHondaモンキー? ゴリラ? とあれこれ調べてみたんですがバイクは弱いっす…。詳しい人教えてください!
それにしても8Pは短い。次のハグキ『くりーくん』ギャグ14Pとの対比が目立ちます(笑)。
◆ 沙村広明 『ハルシオン・ランチ』
化野元(あだしの げん)40歳。事業に失敗してたぶんホームレスの彼の前に現れた美少女・ヒヨスは何でも(何でも!)食べちゃう腹ぺらしの女の子だった…。
ってなんやねん。SF(すこしフシギ)系コメディ。そして私もロリ・つり目・クーデレ好きの三重苦です…。
◆ 太田モアレ 『鉄風』
本誌12月号でもよみきり『都市伝説だよ都市子さん』を書いた太田モアレ、増刊にて新連載。ファンタジー風味の『都市子さん』とは一転「新・本格格闘技漫画」です。
<あらすじ>
石堂夏央は退屈だった。
182センチの長身と卓抜した運動神経のため、何事もそつなくこなせる彼女には逆に、真剣に打ちこめるものがなかったのだ。そんなある日出会った馬渡ゆず子。総合格闘技部を立ち上げようと奔走する彼女のまっすぐな明るさが夏央を苛立たせる…。
格闘シーンの描写がうまいし、これまでの作品同様、人間の暗い面、イヤな面にもきちんと踏みこんでいて、個人的にはイチオシの作品。
◆ 麻生みこと 『路地恋花』
京の都の街外れ。若いアーティスト達が工房を構えるこの一角で手作り本を作っている小春の元にやってくる客は、いつもいつもいつも老人ばかり。でも今回「この譜面と詞を本に」と現れたのは若いロックミュージシャンだった。
話の本筋よりも製本の蘊蓄やアイディアがおもしろかったです。やっぱりですね、同人者としてはこういう話に萌えるのですよ。よみきりでもいい感じだけど、次回も小春さん主役かな?
◆ 虎哉孝征 『カラミティ・ヘッド』
2036年、ついにイギリスからの独立を果たした北アイルランド。その前夜、北アイルランド警察の警官・レーチェルは、恩師であるファーガス博士の知人だという女性・ヤエコの訪問を受ける。
自分とファーガスが発見したものをレーチェルに見せたいというヤエコはしかし、ほどなく死体で発見される。首を失った状態で…。
『終戦のローレライ』から一年。虎哉孝征待望のオリジナル作品です。遠藤浩輝『EDEN』完結以降、正当派SFに飢えていたので今後の展開に期待…ってこれ近未来サスペンス民俗学風味(なんだそのジャンル)?
◆ カラスヤサトシ 『喪男の社会学入門』
漫画じゃありませんが(笑)。関西大学で社会学を学んだカラスヤ氏が、現代社会の問題を専門家と共に「社会学」の視点から考えてみようという企画。第一回目の今回は「ワーキングプア」。ひとごとではありませんよ!



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