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はだしのゲン 1

中沢啓治氏の被爆体験を元に描かれた漫画『はだしのゲン』。少年誌などで連載の後、汐文社や中央公論新社で単行本化、総発行部数は六百万部を超すロングセラーとなっている。またアニメ化もされ、日本のみならず世界中で大きな反響を繰り広げている。

その中沢啓治氏が、『はだしのゲン』の原画を広島平和記念館に寄贈することを決めた。内容は『はだしのゲン』の原画や掲載誌など。未完となっている第二部の原画も含まれるとのこと。どのような公開方法になるかは未定ながら、その展示の実現が待たれるところである。

ところで中沢氏の言葉に「原稿が傷むのが忍びなく」とある。漫画が隆盛を迎えるのは、1960~70年くらいからだろう。その際に第一線を張っていた作家の多くが、高齢になりつつある。では彼らの原画や資料の保存状況はどうなっているのだろう。「○○記念館」などが作られるのは、ほんの一部に限られる。国立漫画喫茶と揶揄された国立メディア芸術総合センター(仮称)が必要とは思わないものの、何らかの形で保存するアーカイブがあっても良いはずだ。

中沢啓治氏は、視力が衰えてから漫画の執筆に引退宣言をした。そのため『はだしのゲン』の第二部が未完となってしまったのは、非常に残念なところだ。しかし現在は原爆漫画の第一作である「黒い雨に打たれて」の映像化を企画中とある。ぜひこちらは完成させて欲しい。

【参考URL】
・ニュースソース「読売新聞オンライン」
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20091210-OYT1T00666.htm

・広島平和記念資料館サイト
http://www.pcf.city.hiroshima.jp/

 

投稿者:sei
 

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