
《あらすじ》
無口ながら有能な奥様、音無みわ(おとなしみわ)は、有能であるがゆえに、家事を短時間でこなしてしまう。余った時間をいかに過ごすか。これが彼女の生活における最大の問題になっているのかも。夫の音無広司(おとなしこうじ)とのラブラブ度は健在。でもまれに喧嘩してしまうこともあり。ご近所を巻き込んだみわさんの活躍が今日も続く。
《レビュー》
音無(おとなし)と聞いて、‘響子’を思い浮かべた人。いえ、私もそうなんですが。
あっちの音無さんも魅力的な女性ですが、こっちの音無さんも、負けず劣らず魅力的な女性です。「不言実行」をそのまんま奥様にすると、このみわさんになるに違いありません。無口でほとんどしゃべらない。でも家事をさせれば天下一品。家の隅々まで、いえいえ、ご近所までも行き届いてます。
そして一見何もしていないように見えても、実はびっくりするようなことをしてる。その最たるものが暇つぶしです。皆さんは暇つぶしと聞いて、どんなものを思い浮かべるでしょうか。本を読んだり散歩をしたり、もしくは掃除でもするのでしょうか。掃除などをし尽くしたみわさんは、とんでもなく手の込んだことをするんです。例えば、手間ひまかけた料理を作ったり、身の回りのもの(家のネジ、畳の目など)を数えてみたり。『それに何の意味が?』と思ってしまうんですが、みわさんにとっては大事な暇つぶしなのでしょう。
そんなみわさんも、苦手なことがいろいろあります。結婚前は優秀なOLだったんですが、その前の学生時代には勉強が苦手だったようです。うーん、やらされることが苦手だったのでしょうか。それとも嫌いな先生ばかりだったとか。推測の域を出ませんが、現在が幸せなら、もはや過去は関係ないでしょう。
ただしその幸せが壊れてしまうことがあるんです。それは夫の広司さんとの夫婦喧嘩。原因はいろいろ。しかし翌日のお弁当の中身で、広司さんに襲い掛かるのが常です。つまり必ずと言っても良いくらい、お弁当に何らかの仕返しがしてあるんですね。でもそれに毎回引っかかる広司さん。彼は分かって引っかかってるのかもしれません。すぐ仲直りしてますしね。これも愛なのでしょう。ふぅー、アツイアツイ。
作者のたかの宗美(たかのむねみ)氏は、現在4コマ各誌で大活躍されています。多くの作品で、ひと癖どころか、ふた癖、み癖もある主人公が出てきます。『派遣戦士山田のり子』や『白衣な彼女』のように主人公は女性が多かったのですが、『金髪社員白鳥ヒロシ』では男の主人公も登場。もちろん特異なキャラクター性は健在です。
雑誌をまたいで登場人物がコラボすることもあります。なのでぜひ一度オールスターをみてみたいですね。と言ってしまうのは簡単ですが、実現は難しいかもしれません。なにせ濃ーいキャラクターばかりですから。でもいつか見てみたい。希望は捨てないことにしましょう。




はじめまして、初コメントです。
たかの宗美先生の作品は、大好きでよく読むのですが、
私がオススメなのが、まんがタイムの『夏乃ごーいんぐ! 』です。
有能な主婦っぷりを披露する『みわさん』と同じように、
こちらは見事な営業マンっぷりが見事です。
『背と声は小さいが、態度とやることはデカイ!!』
夏乃さんも面白いですよ。もうご存知かもしれませんが、
未読でしたら、ぜひ。
どうも、お邪魔しました。いつも、ホントに詳しくて、楽しい記事ありがとうございます。
また、訪問させていただきます。では。
masassanさん、コメントありがとうございます。
『夏乃ごーいんぐ!』も面白いですね。セリフにならない小声の一方で、大胆な行動が面白いです。あんな人がいれば、現在の不況もなんとかなっちゃうかもしれません。
まだまだ紹介したい4コマがたくさんあります。
場を移すこともあるかもしれませんが、よろしくお願いします。
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