近年で記憶している限り、売行き好調で重版のかかった漫画雑誌というのは極めて少ない。「ジャンプスクエア」の創刊号(2007年11月)、『かんなぎ』効果がピークだった「コミックREX」の2008年12月号、そして――昨年11月に創刊された講談社の「good!アフタヌーン」初号である。

とりわけgood!アフタヌーン初号はyuraさんの過去記事にある通り、石川雅之や沙村広明、藤島康介、高橋ツトムなど超一線級のメジャー作家が揃った強力ラインナップ。おまけとして『純潔のマリア』フィギュアまで付いてくるなど話題たっぷり。重版ですら入手しそこねたファンも多いことだろう(かく言う私も…)。
そんな非業のファンに朗報だ!とばかりに、わずか数日間の期間限定ながら“good!アフタヌーン初号のWEB無料公開”という企画がゲリラ的に実施されることになった。
編集者さんのブログによれば、今回のWEB無料公開は
初号売り切れ書店が出てしまい、買いたかったのに買えなかった読者さんを
相当数出してしまったことに対する私どものせめてもの緊急措置です。
このような事情ですので、雑誌上での告知などをいっさい行ってきませんでした。
……とのこと。あくまで臨時の救済措置であることが強調されている。読める漫画も「初号掲載の漫画のうち、漫画家さんから御許諾いただいた作品」とあり、全ラインナップが読めるわけではなさそうだ。
公開はgood!アフタヌーン公式サイトから行なわれるらしく、本日12日の段階では「いよいよ明日13日月曜日の午前中より」との告知があった。ただし13日は火曜日なので、曜日については単純な記載ミスと思われる。別の日のブログ記事には「初号の公開は1月13日よりちょうど1週間、#02発売日の翌日にあたる1月20日までアップいたします」とあるため、こっちを目安に判断すると良いだろう。
それにしても、だ。
「モーニングツー」無料WEB公開とか、今回の「good!アフタヌーン」救済措置とか。講談社の太っ腹ぶりには毎度アタマが下がる。なお、先月には週刊少年サンデーが『呪法解禁!! ハイド&クローサー』『GOLDEN★AGE』の連載場所を本誌→Webオンリーに移行すると発表したばかり。紙媒体コミックの苦境が叫ばれるなか、いよいよWebでの漫画展開が本格化してくる時代なのかもしれない。




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