


1月19日、マンガ大賞実行委員会は2009年の“マンガ大賞”ノミネート作品を公式Webサイトで発表した。
マンガ大賞とは「今一番フレッシュなマンガ」「友達に勧めるならコレ!」というコンセプトで実施される漫画賞。2008年に第一回受賞作が発表されたばかりの新しい漫画賞でもある。書店の漫画担当者などが選考委員を務め、利害関係のありそうな(直接の)業界関係者は委員から除外されている。
また、ノミネート作に「最新刊が8巻まで」という縛りを設けた点もユニーク。大手出版社などが催す漫画賞には「今さらコレが出てくるかよ……」と微妙な感想をもってしまう受賞作も散見されるが、あくまでマンガ大賞はフレッシュな勢いがある作品にこだわっているようだ。
さて肝心の2009年ノミネート漫画は、以下のラインナップになっている。今回は一次選考で89人の選考員から178作品の応募があり、10作品まで絞られた。
【マンガ大賞2009 ノミネート作品】
★『宇宙兄弟』 小山宙哉
★『3月のライオン』 羽海野チカ
★『深夜食堂』 安倍夜郎
『青春少年マガジン1978-1983』 小林まこと
★『聖☆おにいさん』 中村光
★『ちはやふる』 末次由紀
『とめはねっ!』 河合克敏
『トリコ』 島袋光年
『ママはテンパリスト』 東村アキコ
『よんでますよ、アザゼルさん。』 久保保久
なんという偶然か、それとも必然なのか――。今回ノミネートされた10作品のうち半分にあたる5作品が、宝島社が昨年12月に発売した『このマンガがすごい!2009』の上位とカブっている(上記リストで★マークのついたタイトルが該当)。この傾向をどうとらえるかは人それぞれだが、要するに重複してチョイスされた漫画は文句なしにおもしろい!と言えるわけだろう。
もちろん週刊少年ジャンプで連載中の『トリコ』はいわずもがな、他のノミネート作も多くのマンガ読みから高評価を与えられているものばかり。『テンパリスト』やら『アザゼルさん』が普通にノミネートされているあたり、並々ならぬ選考委員の眼力を感じる。
この後はさらに上位3作品が選考によって抜け出し、最終的には2009年のマンガ大賞が確定される。大賞の発表と授賞式は3月下旬。昨年は石塚真一の『岳』が大賞を獲得したわけだが、はてさて今回はどれが“キング・オブ・おすすめマンガ”の座に輝くのか。とりあえず発表が待てない野郎どもは、全ノミネート作を今から読み込んでおくのが吉だぜ!
【関連URL】
・マンガ大賞2009 公式Webサイト




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