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6月25日(水)発売の『週刊少年マガジン』30号で夢の対決が見られるとのことです。

ちばてつや氏の作品を読んで漫画家を志すも、デビュー当初はなかなか芽が出なかったという森川ジョージ氏。
今度の企画ではお二人の対談もあるとのことで、
「一番好きなボクシングものを描いて、これでダメなら諦めよう」といわば背水の陣で臨んだ『はじめの一歩』でブレイク、今やマガジンの看板作家となった彼にとっても、今回の企画は感無量なのではないでしょうか。

さて、リンク先の記事本文にもあるように、丈はバンタム級、一歩はフェザー級で、そもそも階級が違います(※1)。そのあたりはどうするの? と思うのですが、なんでも最新のコンピュータープログラムでその体重差を修正するんだとか。

う~ん、やっぱりそれだけじゃよくわかりませんね。ボクシングの世界には、もし階級が同じだったら誰が最強かと論議する“パウンド・フォー・パウンド”なる概念がありますが、そんな感じなのでしょうか。詳しいことは、もう本誌待ちしかないでしょう。

そして何よりも気になるのはお互いの必殺技。
幕之内一歩の代名詞ともいえる「デンプシー・ロール」。
実は作中でも鴨川会長や宮田一郎が明言しているように、リズミカルに体を動かして強烈な左右フックを繰り出すこの技には、カウンターを受けやすいという弱点があります。
そして、対する矢吹丈の必殺技こそ肉を切らせて骨を断つ「クロスカウンター」。(自分は攻撃を避けて相手にパンチを叩き込むのが本来のやりかたですが)

とはいえ天才カウンターパンチャーと試合経験のある幕之内のことです。それは承知の上のはず。
デンプシー・ロールを自ら封印して勝利を収めた過去もありますし、何より幕之内一歩の最大の武器はパワーと、打たれても打たれても倒れない粘り強さ。いい勝負が期待できそうです。

そして矢吹丈にはもう一つの必殺技「両手ぶらり」は出るのか!? 幕之内一歩はそれにどう対抗するのか!?

いやがうえにも期待が高まりますね。

ところで矢吹丈のライバル・力石徹は本来フェザー級がベストウェイトでありながら丈と対戦するためにバンタム級まで体重を落としました。
水を飲んでも体重は増えてしまうと、蛇口を針金でぐるぐる巻きにした衝撃は忘れられません。

奇しくもマガジン本誌で連載中の『はじめの一歩』18日発売の29号掲載分では、フェザー級よりひとつ上のライト級をベストウェイトとする宮田くんが過酷な減量の真っ最中。
主人公と戦うために極限を超えた減量に挑むライバルの存在も『あしたのジョー』と『はじめの一歩』の共通項といえるでしょう。

現在『一歩』の物語は、傍若無人大魔王・鷹村守vsロナルド・ダックのミドル級タイトルマッチと孤高のプリンス・宮田一郎vsランディ・ボーイ.jrの東洋太平洋フェザー級王座統一戦前夜。
特に宮田戦は父親の敵の息子との因縁の対決。
苦戦の末に勝利を収める展開も、惜しくも敗れて一歩が弔い合戦に臨む…というのも両方ともありそうで目が離せません。

『はじめの一歩』は単行本のほうも84巻まで刊行中。根強い人気に支えられてまだまだ一歩くんの戦いは続きそうです。
「一歩が日本チャンプになったときが終わらせどきだったのではないか」
という声もあるようですが、ちっちっち、甘いあまい。

一歩くんと宮田くんがリングで決着をつけるまで『はじめの一歩』は終わらないのです!!!

なにはともあれ、見どころ満載になりそうな次週の『週刊少年マガジン』。

漫画雑誌の次の発売日が待ち遠しいなんて久しぶりです。

待て! 次号!

(※1 ボクシングの階級)
バンタム級:115~118ポンド(52.163~53.524kg)
フェザー級:122~126ポンド(55.3~57.2kg)
で、フェザー級のほうがやや重いです。

投稿者:yura
 

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