★ この記事には週刊少年サンデー(2008年 第34号)の連載漫画に関するネタバレ情報が含まれています。まだ今週号を読んでいない人、単行本派の人は、あらかじめご注意ください。
■ 金剛番長 (作:鈴木央)
暗契五連槍との戦いも大詰めを迎え、今週号は表紙&巻頭カラーで登場。最後の敵は「爆熱番長」。すばらしいネーミングセンスです、鈴木先生。
いざ灼熱のステージで決戦……と思いきや、カブキ番長の暴走によって戦場すべてが崩壊の危機に。すべての敵・味方を助けるために金剛番長と爆熱番長は手を組む。
短く切断されたエレベーターの電源ケーブルを補うため、自らの体に電流を通す番長2人。敵の姿に惑わされないよう自分自身の目を切り裂いた居合番長といい、あいかわらず「どこの男塾だよ!」と全読者がツッコミたくなるようなアツい展開だ。
最後は脱出に成功した仲間たちが、星空をバックに犠牲となった2人を追憶……のはずが、両者とも大地を突き破って再登場。ピンピンしてます。どこまでドンデン返しを用意する気か、この作者は。
金剛番長 「知ったことかーーー!!」
爆熱番長 「この程度じゃ燃え足りんわーーー!!」
すいません。男塾どころじゃありませんでした。ゴジラ級ですこいつら。
そして来週からようやくゴジラ2匹の対決がスタート。いま、もっともアツ苦しい漫画に認定しよう。
■ MAJOR (作:満田拓也)
劇場版アニメの公開も12月に決まり、人気好調な『MAJOR』。先週号からはちょっぴり外伝展開として、清水薫のエピソードが語られている。
メジャーで活躍する吾郎に早く会いたい一心で、ハードなアルバイトをこなしつつ渡米費用を貯める薫。だが無茶なスケジュールのためバイトも部活も、そして家族関係までこじらせてしまう。
今週も悩みを引きずりつつ終了。がんばれ薫! サービスシーン要員じゃなく、本作のヒロイン(たぶん)だってところを読者に見せてやれ!
■ アーティスト アクロ (作:桜井亜都)
連載第4話にしてセンターカラー掲載。わりと滑り出しは好調のようだ。
アクロ君が迎え撃つ新たな強敵は「あらゆる物を尖らせる能力」のアーティスト。だが「あらゆる物を柔らかくする能力」を持つアクロ君とは相性が悪いらしい。鳴り物入りで登場したくせに、ほぼ瞬殺された。
今のところストーリー展開に特筆すべき点はないが、かなり画力が安定してきた。いくら新人とはいえ、ここまで急激に画力は伸びるものなのか。ちょっと感心だ。
先週号で6歳の幼女に萌え萌えしている主人公をみたときはドン引きしたものだが、これからもがんばってほしい。
■ 神のみぞ知るセカイ (作:若木民喜)
先日の記事でも書いたように、単行本1巻がすさまじい勢いで売れまくっている注目作。今週号は図書委員・栞ちゃん攻略編の第3話である。
ギャルゲーの知識と経験を総動員し、ここまで徐々に彼女との距離を近づけてきた桂馬。だが彼は思う。「ココロのスキマ… スキマは… まだここにはない…」と。栞を攻略するには“最後の一手”が何か足りない。
そんな時、ついに桂馬は足りなかった最後の1ピースを発見する。そして最終ページでは彼のキメゼリフ「エンディングが…… 見えたぞ!!」がついに登場。
次号、栞編が決着です。
■ 史上最強の弟子ケンイチ (作:松江名俊)
なんと2話分をイッキに掲載。強敵・ボリスたちと戦う臨海学校編もいよいよクライマックスが近いか。
先週号は秋雨師匠の独壇場であったが、今週は兼一をはじめジークフリート、ハーミットなど若手勢の見せ場が続く。あいからず松江名ならではの大胆なコマ割りと構図が光る。2話目は外伝となっており、いきなり助っ人に参上したジークフリートがなにをしていたか、その舞台裏が描かれている。トビラの作者名が松江名ではなく「九弦院響(ジークフリートの本名)」になっていたり、欄外には「九弦院響先生にはげましのお便りを出そう」と書かれているなど、サンデー編集部も実に芸が細かい。
さて、来週号はいよいよ連載300回! 巻頭カラーやプレゼント企画などサービス満載だ!
■ 月光条例 (作:藤田和日郎)
おとぎ話の主人公が「月打」を受け、物語の中を5日以上戻れない場合、そのおとぎ話は人々の記憶から消失してしまう。――その5日間ルールが今週号では詳しく語られている。
一方、月打を受けたシンデレラは依然として人間界で暴走中。5日ルールのタイムリミットが近づく中、王子様はシンデレラ姫の代役を立てることを提案。その代役にはエンゲキブが選ばれる。
これだけ1週分に詰め込んでも物語が破綻しないあたり、さすがは藤田巨匠。来週も要注目である。
■ オニデレ (作:クリスタルな洋介)
いきなり先週号で「姉を探しに来た」と来校した上品な少女・クピド。なんとその姉とは、最強不良軍団を率いるサヤであった。
妹の幻想を壊すまいと、サヤは学校内であるにもかかわらず必死にお嬢様対応でもてなす。ほかの不良メンバーも無理して上品な仮装をするなど、いつも以上にギャグシーンが冴え渡る展開だ。
けっこう個人的にオススメです。この作品。
■ イベント・告知
今月末からスタートする「高橋留美子展」が巻頭で告知されている。会場でしか見られない貴重なカラー原画を、一部だけだが誌上でも公開。限定グッズ情報や割引券の添付など気合いの入ったサービスぶりである。
また、ついにトライアルデッキ発売を今週に控えた『サンデーVSマガジン TRADING CARD GAME』の続報も掲載されている。全国各地で行なわれる講習会の日程表をはじめ、カードとして登場するキャラたちのイラストも続々登場。やべぇ、味皇さまのカードが死ぬほど欲しいよ……。
というわけで、『金剛番長』を筆頭に注目作の増えてきたサンデー情報でした。
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投稿者:roku