さてさて、コーラスの2009年1月号、みどころのご紹介です。
※以下、作品についてのネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください。
■ 『鬼宿の庭』(佐野未央子)
第1作が好評だったお伽的幻想物語の新シリーズ登場です。
たまゆら姫のことが忘れられない絵師・可風。「鬼宿の日」を迎えて落ち着かない。
迎えに来た荻女たちに導かれて、可風は再び、「鬼宿の庭」で姫と再会。
しかし、そこへもう一人現れた雷神は可風を見て「邪魔者」と呼び…?
『君のいない楽園』でおなじみ佐野未央子氏ですが、ピュアな少女を描いた「君の…」と
うってかわって、この物語のヒロインは艶のある人にあらずの姫。
透明感のある佐野氏の絵がマッチしてあやしくもたおやかな作品に仕上がっています。
雷神、かっこいいし。(笑)
■ 『ラブメイク』(協力:ドクターシーラボ 原案:墨染蓮 漫画:河内遥)
化粧品会社の開発部から広報に異動になり戸惑い気味の凛子。
初仕事の食事会でもライター・笹岡の代理だというイケメン・天羽から「時間の無駄」と言われてしまう始末だが、
リベンジを誓う。
そんな中、開発部時代の同僚・鍵山から食事に誘われる凛子。久々のデートらしきものに
おしゃれとメイクに悩んでいるうちに…?
この作品、もしかしたら第二の『コスメの魔法』になるのかなと初回で思ったんですが、
コスメを扱ってはいますが、趣向は違うみたいですね。
主人公の相手は、天羽なのかな?という気がしますが、鍵山も捨てがたい。いいキャラです。
■ 『キャリア こぎつね きんのまち』(石井まゆみ)
童子の小学校お受験のために、十川に自分の婚約者のふりをしてほしいと頼む早歩だが、
十川からの返事は、引き受ける代わりに童子の顧問弁護士を降りる…というものだった。
早歩は戸惑い、提案をなかったことにしてほしいと返上するが、二人の間には揺れる思いが…
一方、童子は「えまちゃんとケンカしたから同じ学校へが行かない」と言い出して…
童子と早歩の関係にばかり、つい目が行ってしまって忘れがちですが、
恋愛要素もちゃんとありましたね、この作品。
(しかし、十川がいまいち影が薄い気がするのは私だけでしょうか?)
早歩と十川の仲も少しは進展してくれないと…
と、思いつつも気になるのはやっぱり童子ちゃん。だってかわいすぎです。
今回のお受験スタイルとか、「萌え~」って感じでしたよ。
■ 『フェイク[アイスエイジII] 番外編』(もんでんあきこ)
『アイスエイジII』の番外編。主人公は待ってましたのミッチーこと光倉先生です。
つわりがひどい妻・ナオミのためにデパートに立ち寄った光倉は、自分を捨てた彼女・初音と再会する。
「ずっと聞きたいことがあって…」と初音を誘うミッチー。
彼のの過去の恋愛の顛末はいかに…
調べたことはありませんが、予想はつきます。すごく人気あるんだろうなあ、ミッチー。
もうすぐパパになるミッチーが、ここで過去の恋愛に落とし前をつけます。
ミッチーのファンなら必見です。
私も実はエイジよりミッチーが好きだったりするので、先月からとても楽しみにしていました。
■ 『CLOVER』(稚野鳥子)
杳生のメールに気がついて、彼の待つ彼の東京駅へと向かった沙耶。
撮影で軽井沢へ向かう杳生に、柘植と結婚することを告げるが、杳生から「俺はお前をあきらめない」と宣言され、
さらに芸能人・杳生に気がついた人ごみに押されて、杳生と共に電車の中へ…
一方、柘植のマンションを訪れた柘植の弟の翠がそこで目にしたものとは…?
なんというか・・先月あたりからもやもやしてたんですが、ある意味予想どおりの展開。
しかし、何度もいってるけど、結婚決まってるのにどっちもどっちだよ。
決まった相手以外に、思わせぶりな態度をとるんじゃないよ。
沙耶と柘植は本当に結婚できるのか?
というか、結婚する気あるのか?
辛口ですいません。
■ 『チ・カ・ラ』(和田尚子)
一緒になれるその日まで頑張ろうと誓い合う千華羅と達道。
だが、風間は里の母親が倒れたことを口実に、千華羅との入籍をしてしまう。
それを知って「絶対あなたの妻にはならない」と叫ぶ千華羅の言葉に打ちひしがれた様子を見せる
風間だが、武藤貿易のある噂を耳にして…?
う~ん。少し話の展開が読めてきてしまったなあ。
たぶん、風間は千華羅に惹かれはじめています。
そうなっちゃと、悪役にはなりきれなくなる。
でもって、最終的に自分が泥をかぶって達道と千華羅を幸せにするとか、そういうことになる気がします。
そういう役回りの人って、劇中では報われないけれど、見ている人からは絶大な人気を得るんですよね。
達道がいい男だと思ってたけど、ここらで風間に注目しておくべきかもしれません。
カギはたぶん、この男の方ですね。
■ 『カプチーノ』(吉住渉)
告白してきた教え子の頼みを断りきれない颯介は、結局、在には内緒で、
彼女とデートすることに。
颯介の携帯がつながらないことに違和感を覚える在。気になって勤め先の塾に電話をするが、
颯介は帰宅したといわれる。「残業がある」と言っていたはずの颯介がなぜ…?
自分で書いてて、なんだかなあという気がしてきました。
こちらもなんだか、予想通りのトレンディドラマ的展開になってきました。
ただ、こういうのを見ると考えてしまいますね。
颯介のやっていることは、浮気と呼べるものなのか?
万一、自分の恋人がこういうことをした場合、許せるのか?
嘘をつかれたら、いい気持ちは絶対しませんけれど、
かといって、自分以外の誰かとデートするなんていわれるのも、決して気分はよくない。
恋愛って難しいですなあ。
■ 『たまちゃんハウス』(逢坂みえこ)
独演会で作ったチラシが雑誌「月刊上方らくご」編集長の目にとまり、
連載の依頼を受ける珠子。
しかし、いざはりきって書いた原稿は編集長からは素人レベルと酷評されてしまう。
一方、春々は乗ったタクシーの運転手から、自身の落語を酷評されて…?
びっくりしました。珠子がいつのまにやら、自分と同業者になってる?と。
しかし、ライターの道は険しい模様です。
結局、春々ともこれからどうなることやら。
以上、1月号の見どころ紹介でした。
来月は、『プライド』『正義の味方』が復活予定です。お楽しみに!
投稿者:ai