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エスパー魔美 (1) (小学館コロコロ文庫)    エスパー魔美 DVD第1巻

こんにちは「藤子・F・不二雄ミュージアム」の話を知ってから、
微妙に藤子・F・不二雄ブーム再来中のaiです。

というわけで、無性に紹介したくなったのがこの作品です。

『エスパー魔美』(藤子・F・不二雄)

漫画誌での連載は1978年から。
1987年にはテレビアニメ化。
2002年には実写ドラマ化もされています。

思春期の少女が主人公という藤子漫画の中ではちょっと異色ながらも人気のある作品です。

◆ あらすじ
売れない絵描きの父と新聞記者の母の一人娘・佐倉魔美は、フランス人の祖母から受け継いだ赤毛を別にすれば、ごくごく普通の中学1年生の女の子。
ある日、クラスメイトの高畑和夫が不良に絡まれている場面に出くわした時から、
不思議な現象が起こりだし、自分に超能力があることを知る。
自分の力を困っている人のために使おうと、
高畑や愛犬・コンポコとともに魔美のエスパーとしての奮闘が始まるのだった…

◆ aiの私的レビュー
今、思い出してみても、この作品、登場するキャラクターが秀逸でした。
相当におっちょこちょいでおばかなとこもあるけど、純粋な心の持ち主。主人公・魔美のキャラクターは素晴らしい。
彼女の明るく楽天的なキャラクターがあるおかげで、
時に重たい暗いテーマを扱っていても、作品から軽快さが失われることがなかったともいえます。
ボーイフレンドの高畑も、人並みはずれた頭脳の持ち主ですが、
今でいう若干「メタボ」な体型で、正義感は強いけれど、
一方でマイペースなところも抜けきらず、決してかっこいいヒーロータイプではない。
しかし、そんな彼だからこそ、作品の中になんともいえずホッとさせる雰囲気を作り出し、鼻につくほど頭がいいにも関わらず、等身大の少年として男性ファンから共感を呼び(たぶん…)、時折魅せる凛々しい姿が非常に感動的でした。
「犬」のくせにあぶらげが好物で、見た目はキツネかタヌキにしか見えない魔美の愛犬・コンポコの愛らしさは
「こんな犬だったら飼いたい」と思うし、
ひょうひょうとしていながら、ここぞのところで重要なセリフを言っていたりする
魔美の親夫妻の存在も絶妙です。

そして、明快なキャラクター達を通して描かれるドラマは、実は結構辛口。
中学校内の暴力事件をテーマにしたり、
今でいうストーカー的なことをする中学生や、
ヤクザに利用されてしまう若者、
作品への執念から殺人まがいのことをしようとする映画監督、
息子を死なせた男への復讐心だけで生きている男性など、
複雑なキャラクターが次々に登場し、考えさせられる話もかなりありました。

そしてもちろん、誘拐事件や放火魔、VIP暗殺者などに立ち向かっていく
いわゆる戦うエスパーの活劇的な要素もたっぷり。

さらには、主人公・魔美が、お小遣い稼ぎで父親の絵のヌードモデル(!)をする
シーンがたびたび登場する、いわゆるそっち系(?)の楽しみもあり。
(藤子漫画なので、それをお色気シーンといっていいかは難しいところですが、
藤子作品のそっち系立役者といえば、
入浴シーンの多いしずかちゃん(『ドラえもん』)と魔美といっていいでしょう。)

そのあたりからも、この作品は藤子・F・不二雄氏の作品の中では、
若干、対象年齢が高めに設定していたといえます。

『エスパー魔美』は、一見平凡なようでいて、個性的なキャラクター達の日常と超能力という力が生み出す非日常とが
非常にうまく絡み合っている作品。
『ドラえもん』なども同様なのですが、
基本的には、現実にはありえないキャラクターがそこにいるにも関わらず
しかし、現実のそれと変わらない日常がそこにある。
この普遍性こそが藤子・F・不二雄氏の漫画家としての一番すさまじい才能ではないでしょうか。

『ドラえもん』などとは、またちょっと違う、藤子・F・不二雄氏の普遍性がのぞける『エスパー魔美』
漫画もアニメのDVD-BOXなども購入できるので、
興味を持った方、ぜひ見てみてください。
読んで損はない面白い作品です。

【関連記事】
藤子・F・不二雄ミュージアムが2011年に開館構想

【関連URL】
エスパー魔美*シンエイ動画オフィシャルサイト
エスパー魔美DVD-BOX SPECIAL SITE
エスパー魔美Fan Site MAMI WEB
ドラマ愛の詩「エスパー魔美」

 

投稿者:ai
 
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ドラえもん (1) (てんとう虫コミックス)   キテレツ大百科 (1) (てんとう虫コミックス)

日本の漫画を語る上でかかすことのできない巨匠の一人である藤子・F・不二雄氏(故人)。
彼のミュージアムが2011年に誕生するかもしれないということです。

ニュースソースはこちら

建設が企画されているのは、神奈川県川崎市の市が向ヶ丘遊園跡地内。
藤子・F・不二雄氏の遺品などはもちろん、彼の書斎を展示したり、
アニメの上映室や図書室なども作られる予定だとか。

『ドラえもん』
『21エモン』
『チンプイ』
『エスパー魔美』
『キテレツ大百科』

数々の名作を世に放った天才漫画家、藤子・不二雄氏。
現在もアニメが放映中の『ドラえもん』をはじめ、
彼がペンをとった代表作のほとんどがアニメ化されており、
日本の漫画界、アニメ界、劇場アニメ界に残した影響・功績ははかりしれません。

1996年9月20日。――彼は、原稿を執筆中にペンを手にしたまま、
仕事部屋の机につっぷして、この世を去っていたといいます。

以前、楽天ゴールデンイーグルスの野村監督が「グラウンドで死にたい」というようなことを
おっしゃっていたと思いますが、
藤子・F・不二雄氏のそれもまさに漫画家として自分の仕事場・フィールドで旅立ったという意味で、死ぬ時まで現役を貫いた最後の最後まで漫画家らしい死に際だったといえます。

それだけに、藤子ミュージアムに彼がこの世を去ったその書斎が展示されるというのは、
とても気になりますね。
偉大な漫画家の仕事場であり、旅立ったその場所。
それを目にした時に、藤子・F・不二雄という偉大な漫画家の軌跡を改めて知ることができるような気がします。

個人的には、藤子不二雄A(アルファベットのAに○囲み)氏の記念館のようなものもまた作られるといいなと思います。
まだこちらは現役続行中ですが、彼もまた漫画界の偉大なる巨匠の一人ですから。

とにもかくにも漫画界から『藤子不二雄』の名前は消えることなく、
永く遠く語り継がれることをねがってやみません。

ミュージアムの開設、今から楽しみですね。

【関連URL】
川崎市総合企画局藤子・F・不二雄ミュージアム整備準備室トップページ

 

投稿者:ai
 
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