マンガ好きライター陣が執筆する日刊マンガ(漫画)ニュース&レビューブログ!

講談社「kiss」2009年21号の見どころをご紹介します。

※以下、作品についてのネタバレを含みますので、未読の方やネタバレを避けたい方はご注意ください。

■『小煌女』(海野つなみ)
宇宙時代。1つの連邦国家となった地球のベネディクト女学校(ガールズスクール)は、各惑星の上流階級の子女たちが集まる寄宿学校。住み込みで働くメイドのサリーは、生徒たちのプライドの張り合いなどを目にしながら忙しい毎日を過ごしていた。
そんなある日、惑星トアンの王女がスクールへ留学してくることになる。学校に現れたジノン王女を見たサリーは…?

『回転銀河』『後宮』などでおなじみ海野つなみ氏の新連載は、バーネットの名作「小公女」がモチーフ。
「小公女」にならうのならば、ジノンが主人公・セイラにあたり、おそらくサリーは学校のメイド・ベッキー。
宇宙規模にお話を大胆に広げた海野版「小公女」楽しみです。

投稿者:ai
 
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講談社「kiss」2009年18号の見どころをご紹介します。

※以下、作品についてのネタバレを含みますので、未読の方やネタバレを避けたい方はご注意ください。

■『おひとり様物語』(谷川史子)
漢方薬局に薬剤師の平塚みのりは、年下の夫と小1の娘と平穏に暮らす毎日だったが、薬局の客で小説家の小湊と微妙な間柄になってしまう。ある日、小湊から映画のオールナイト上映に誘われたみのりは…?

巷で大人気らしい「おひとり様物語」の新作。実際面白いですからね、この作品。
今回も、一歩間違えれば三文小説になりそうな話を、さらっと感動のある話に仕上げています。さすがです。

■『ヤマありタニおり』(日下直子)初の大会に向けて合宿をスタートさせた南田高校折り紙研究会。てはじめに桜崎高校折り紙研究会の偵察に向かうピョン太たちだったが、会長の北王子をはじめとする桜崎の面々の団結力を見せつけられて…?

桜崎の皆さんに関しては団結力と本当に言っていいのかわかりませんが、(だって、変なんですもの)それに比べて自分たちが団結してないとピョン太がショックをうけているので、おそらくそうなんでしょう。
リーダーすら決まっていなかった南田校ですが、今回、それが決まります。その決め方は、ある意味折り紙の真髄。おそらくみんなが小さいころ、すぐに覚えるあの折り紙で勝負は決まります。

■『ケッコーケンコウ家族』(栗原まもる)
謎の女・ナオミの出現で、成人と気まずくなってしまった蜜子だが、授業が終わって携帯の電源を入れると、なんと不審なメールを27件も受信していた。戸惑う蜜子の前に瑠華が現れる。事情を知った瑠華は、その夜蜜子を連れだして…

現在の「kiss」連載陣の中では、ヒロイン年齢が低い方に入るこの作品ですが、現役子高生・蜜子の日常になんだかリアルなものを感じます。出会い系メールやら、迷惑メールやら。成人のバイト先もなんだか非常に納得いくところで、展開が読めてきました。
しかし、第一話でもそうだったけど、蜜子ってば無防備すぎ。次号の彼女が心配ですなあ。

■『本屋の森のあかり』(磯谷友紀)
店長会に参加した緑・水原・潮見の3人。会議の場では、大人になって緑の意見に同調してみせる潮見だが、緑のやり方を本音の部分では認めたわけではない。
3人が名古屋に戻った翌日。書店のサービスカウンターに、お客から苦情が入る。しかし、お客の対応に応じた緑は応接室から一向に出てこない…?

いまさらですが、潮見さんて本店アルバイトの紀子ちゃんをちょっと彷彿させますよね。頭が切れるけれど、内面は乙女なところが。
ただ、彼女が自分をいましめるシーンではドキッとしてしまいまいした。自分にもそういう時はきっとあるなと。
偏見にとらわれないように本当気をつけたいものです。

■『おかわり のんdeぽ庵』(なかはら★ももた 原作:イタバシマサヒロ)
夏の終わりのある日。菜々葉は、開店前に看板を見上げて、「ぽ庵」が三軒長屋になじんできたことを実感する。
ところが、店を訪れた兄から「ぽ庵」のある建物を売却することになったと告げられる。移転をせまられるが、三軒長屋を離れたくない菜々葉は…?

ええ、「kiss」の中では和やか系連載だったはずの「ぽ庵」に、今回ちょっと不吉な雰囲気が流れました。次回に続く急展開。
ちょっと、のんきに料理とお酒を楽しむだけとはいかなそうです。

■『ペンキ木馬の恋人』(終)(柴門ふみ)
ヒロが死亡して半年。鏡子は小学校の補助教員として働いていた。
エロケンとは宝石店の前で別れたきり、半年以上会っていなかったが、パン屋に転身した町田の店を訪れて、セリナが結婚したことを聞かされる。
ある日、鏡子はかつて働いていた遊園地の回転木馬が撤去されることを知って…?

最終回です。
思ったより短かったなあという印象でしたが、最後はきっちり抑えていました。鏡子、エロケン、町田、セリナ他、登場人物たちはおさまるところにおさまっていって、よかったなという感じです。

以上、18号の見どころご紹介でした。

次回、こやまゆかりの新連載がスタート予定です。おたのしみに!

 

投稿者:ai
 
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さてさて、講談社「kiss」2009年13号の見どころをご紹介します。

※以下、作品についてのネタバレを含みますので、未読の方やネタバレを避けたい方はくれぐれもご注意ください。

■ 『IS』(六花チヨ)


お客様との交流、そしてISという存在を知ってもらおうという思いから、お店でケーキ教室を始めただが、ある日、店の前に赤ん坊が捨てられているのを発見。
その子供は「育てる自信がない」と親に捨てられたISだった。
子供を預かり育てようとする春だが、「治療をして女児として育てるべき」と言われて…

巻頭カラーで登場の「IS」
しまった、油断していたらこの作品も最終章に入っていました。
読みながら、生きること、子供を育てることについて考え込んでしまいました。
もしも、自分の子供がISだったとしたら、その時親としてどういう決断を下したらいいのだろう。
春が出した決断もまたひとつの答え。
ISの可能性、そしてのぞみにかけた答えでした。

■ 『ホタルノヒカリ』(終)(ひうらさとる)
高野部長とと足湯でまさかのばったり出会った。勇気を出して家に誘うも高野は、そっけなく去ってしまう。
ふっきることができない高野への気持ちで涙する蛍だったが、優子や優華、マコトらの励ましで、持ち直す。
改めて、高野のことをあきらめないと誓った蛍は、日曜日に高野に会いにいこうとする。しかし、出かけた蛍の携帯に着信があり…?

投稿者:ai
 
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コーラス 2009年 04月号 [雑誌]

さて、集英社「コーラス」2009年4月号の見どころご紹介です。

※以下、作品についてのネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください。

■『Room201』(谷川史子)
部屋の数だけドラマがある――。谷川史子の新連載が巻頭カラーでスタートです。
小説家の日出(ひづる)は、最近仕事で伸び悩むスランプ状態。
同棲している彼・佐熊は日出の仕事に理解ある優しい青年だが、
仕事で追い込まれる日出は食事の支度や、彼の存在そのものを「うっとおしい…」と感じるようになり…

カリスマ・谷川史子氏の新連載は、さすがでした。
和み系の絵にだまされちゃいけない。この人の作品は適度に辛口な部分もしっかり隠されてます。
一見ほんわかしたカップルにだって、「うざい」時はあるんです。
日出の気持ちがよくわかりました。
これは…部屋の数だけオムニバスなお話になるのかな?楽しみです。

投稿者:ai
 
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「kiss」2008年のNo.22号のみどころをご紹介します!

※以下、作品についてのネタバレを含みますので、未読の方やネタバレを避けたい方はご注意ください。

■ 『1/2の林檎』(こやまゆかり)
新薬・ヴィンザードの副作用疑惑で打撃を受けるタケウチ製薬。
被害者による集団訴訟の文字を見てひかると天野はショックを隠せないと共に後悔がとまらない。
一方、会社と自身のモラルとで板挟みになって苦悩する新堂の前に現れた奈津子の母親は、
「奈津子の流産は嘘だった」という衝撃の事実を彼にあかす。
怒りにふるえる新堂は奈津子に再び、「離婚」の文字をたたきつける。
そして、新堂への未練とひかるへの憎しみに燃えた奈津子は…?

久しぶりに来ましたよ~kissが誇るトレンディ奥様劇場。(違うって)
この話を面白くしてるのは、これまたkiss誌上きっての悪女といっていい奈津子。
はたから見てる分には本当に嫌な女なんですが、彼女の予測不能な行動こそが
この漫画の展開をジェットコースター的に面白くしているわけですよ。
今回もまた、「そこまでやるか?」的なことをやってくださいましたよ。
いや、大変です。
ところで、個人的には新堂よりも天野が好きなんですが、ドラマ化したら
天野は山本太郎氏なんていいんじゃないでしょうか?

■ 『海月姫~くらげひめ』(東村アキコ)
前号から始まった連載が続けて登場。
女(というかヲタ女●)ばかりのアパート天水館で暮らす月海の前に現れた
謎の女装男子。
月海以外の住人の前では、女性としてふるまう彼だが、キレイ女子な彼の姿は
住人たちから、ひたすら反発の嵐。
「お願いだから帰ってください。なんでここに来たんですか?」と問う月海に
彼がはなった必殺の言葉とは?
そして、彼の正体とは…?

東村アキコ氏のシュールな爆発感のある絵は、似てるかといわれるとちょっと違うんですが、
名作『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』(うすた京介)を彷彿させるのです。
このシュールでリアルな感覚がたまらない。
今回も月海ちゃんの動揺が非常に激しく読んでる側に伝わってきました。

■ 『ホタルノヒカリ』(ひうらさとる)
ついに高野部長に「好きなんです」と告白してしまった
しかし、高野の返事はは「君は特別だけどそういう存在には思えない」というもの。
悲しみで仕事に没頭する蛍だが、そんな彼女に手を差し伸べたのは元彼・マコト。
しかし、連れだって歩く蛍とマコトの姿が思わぬ波乱を呼ぶことに…

前回のラストを見て、「ついに言った!すごいよホタル!」と拍手しました、ワタクシ。
それだけに、今回の高野の冷静な返答にはなんだかむかつきました。
告白に対して「それは性的な意味も含めて?」とか、聴き返してくるあたりが
女心をわかってないというか、何を言ってんじゃい、このおやじって感じです。
しかし、ここまで来たら報われてほしいなあ、蛍の気持ち。

■『30婚(miso-com)』
あいも変わらず黒城とうまく話せず悩む。考えに考えて練ったお誘いのシナリオも
簡単に玉砕。しかし、恋愛相談友達になりつつある歯科医・速水と話すうちに、
恋をすることの意味に目覚めて…?

展開とあまり関係ないんですが、今回読んだおかげでケーキバイキングの対策が
よくわかりましたので、活用したいと思います。(笑)
しかし、女子は好きな男子を誘うだけで心臓がばっくんばっくんてのは
いつの時代も一緒なんですよね。
その気がないのに優しくする男は信用できませんが、無頓着な男もどうかと思います。
少なくとも思いを受け止めてあげようよ、黒城くん。

■『おひとり様物語』(谷川史子)
コミックスも発売中の人気読み切りシリーズ登場。
今回のおひとりさまは花屋につとめる江守みゆき
仕事もプライベートもマイペースに楽しんでいるみゆきのもとに
突然、仕切り屋の兄が現れて…?

「結婚こそ女の幸せ」という概念から、みんなが自由になれるのは一体いつなんだろう。
ひとりでいることも寂しいことも実は素敵なことなのに。
結婚してない人を「かわいそう」と思うのも、実はひどくうがった見方だよなあと
これを読んであらためて思いました。
谷村史子氏は、昔から知っていましたが、いつのまにやら少女漫画のカリスマの一人に成長している模様ですね。
淡々としておしつけがましくない絵がほんと好きです。

■『ミリオンロード』(あいかわももこ)
「いろいろありがとう」というメモを残していった久世に、もうだめなのではないかと感じるのぞみ
しかし、過去を振り返ることはせず、前向きに歩こうとする。
「ゼロからスタートしたい」という翠の言葉にも触発され、マイナスに転じていた株をすべて売り払い、仕事でも新しい企画にチャレンジしようとする。
しかし、そんな折に翠の正体を知らせる情報が…?

読んでるうちに一瞬「今回で終わり?」と思っちゃいましたけど、そんなことはありませんでした。
過去にこだわるより未来に目を向けるのぞみの姿が気持ちいい。
恋も株もきっと、そういう気持ちでいた方がうまくいくってもんです。
おそらく、次回が新たな展開の幕開けとなりそうなので、今しばらく見守りたいです。
久世もおそらくどこかで現れそうだし。

以上、今回はこんな感じでした。

次回、『本屋の森のあかり』が再開予定です。お楽しみに!

 

投稿者:ai
 
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「kiss」2008年のNo.18号での見どころご紹介です。

※以下、作品についてのネタバレを含みますので、くれぐれもご注意ください。


■ 『おひとり様物語』(谷川史子)

今回、表紙&巻頭カラーを飾った人気シリーズ・第10話です。
今回の主人公は、編集職の女性・30代・離婚歴ありの
元旦那とは仕事で顔を合わせつつ、その距離感に心地よさを
感じてもいますが、あるとき…?

結局のところ、世の中には一人暮らしで生きている女性が多いのかもしれない。
映画もドラマも小説も、そして、マンガもそうした作品が多いから。
時に一人では抱えきれないものを背負う時だってある。
でも、一人で暮らしていかざるをえない時がある。
現在、一人で暮らしている女性なら、この作品に何か共感するものがきっとあるはずです。

■ 『おかわりのんdeぽ庵』(漫画:なかはら★ももた 原作:イタバシマサヒロ)
天才料理人・菜々葉と彼女が働く「ぽ庵」を舞台にしたハートフルな今作品。
今回、「ぽ庵」に現れたのは菜々葉の兄。
一見愉快で人当たりのいい兄ですが、実はちょっと変わったところが…?

この作品、読むとお腹がすくんですよねえ。
たらふく食べたいとかじゃなくて、
おいしいおつまみとお酒でちびちび楽しみたくなる。
お酒、飲めないんですけどね。ワタクシ。

■ 『本屋の森のあかり』(磯谷友紀)
連載再開でございます。
今回は出版社の新人さんが研修で書店にやってきて、あかりは教育係に。
一見そつのない研修生の熊沢ですが、彼の口から飛び出した言葉は…?
本が好きな方なら「書店で働いてみたい」と、思ったことはありませんか?
書店で働く人たちの裏側が垣間見えるこの作品、そんな人なら楽しめるはず。
どこかゆるやかでマターリした絵やキャラの雰囲気もよくて、
読んでいると、本を読みながらうたたねしてしまうあの心地よさに似た感じが味わえます。

■ 『はなびじん』(望月玲子)
連載5回目だそうです。
めでたく花火師のところで研修を受けることになった絢音
しかし、絢音の父は彼女が花火師になることに大反対。
一方お世話になることになった荘田煙火店でも、何やら平穏ならぬ空気が…
これ、NHKの連続TV小説っぽい話だと思っていたんですが、
今回はその雰囲気が一転。どっちかというと御昼間の愛の劇場ちっくな展開です。
「なぜ、あそこなんだ…」という絢音・父のセリフとか、
某男性の名前を思い深くつぶやいて顔を下げる誰かとか。
「過去にいったい何が?」ってのは奥様劇場の定番ですからね。
今後の展開から目が離せなくなってきました。

■ 『ミリオンロード』(あいかわももこ)
久世の過去を知りたいのぞみは、久世の元彼女・翠に問いただしますが、
翠の口から語られた久世の過去とは…?
こちらも『はなびじん』とは別の意味でなんだか奥様劇場的な
様相を見せています。
しかし、その様相の中でしっかりと株についての知識が
語られているのが面白くしかも興味深いのです。

■ 『ワンダフルライフ?』
ある日、化粧し忘れてすっぴんで会社に行ってしまった美保子さん
彼女が叫ぶ女子の本音とは…?
ショート系連載ながら、個人的一押しのこの作品。
そして、今回の連載作品MVPをあげたい作品です。
美保子さんが叫ぶ女子の気持ちに、激しくシンパしてしまいました。
これはあえて、多くは語りません。とにかく読んでみてほしい!

今月はこんな感じでした。
一応、フォローしておきますが、
ここまで書いてきた私が言うのもなんですが、「Kiss」は決して奥様劇場コミックではございません。
ラブリーでセンシティブなガールズ&レディー向けコミックですから!

次号もお楽しみに。

投稿者:ai
 
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