漫画好きライター陣が執筆する日刊漫画(マンガ)ニュース&レビューブログ!
   
・ 尾田栄一郎

以下、週刊少年ジャンプ(2008年41号)掲載漫画のストーリーに関してネタバレがあります。
特にヤバいものは反転しないと読めなくなったりしていますが、内容を知りたくない場合は充分ご注意下さい。

 

いつも買う店で売り切れだった『週刊少年ジャンプ』第41号(9月22日号)。表紙&巻頭カラーは『銀魂』エンドレス!

銀魂 (1)

■ 今号の注目その1は『銀魂』

ついに倒れた夜王・鳳仙。仰臥する彼に、容赦のない言葉を投げつける神楽の兄・神威。愛も憎しみも戦いのなか。欲しいものを掴めず、闇のなかを逝く夜王に、太陽が微笑みかけた。幼い頃の約束を守った日輪(ひのわ)…。そしてまた、新たなる因縁が結ばれてゆく…!

見どころは、カラー見開き右上のあおり文句「吉原炎上編終結巻頭カラー!!」です。
何がどう注目かというと、吉原編、終わってない。ラスト1こ前。だめじゃん空知!巻末読んだらそらつっこむよ空知!なところが『銀魂』かもしれません(笑)

One piece (巻1)

■ 今号の注目その2は『ONE PIECE』

本物のバーソロミューくまが現れた!
目の前で消えたゾロに、色めき立つ麦わらの一味!

くまの肉球で弾かれた人間は三日三晩空を飛ぶと、ルフィに告げる世界一口の固い男・戦桃丸。しかし味方のはずのPX-1を弾いたくまに、不信感が走る。

全員即座の戦闘離脱を命令した船長・ルフィだが、くまの追撃は執拗だった。ゾロにブルックと、次々に目の前で仲間を弾かれたサンジは、ウソップをかばってくまに攻撃を仕掛ける。さらにウソップとサンジが消されてしまった!

一方、黄猿の剣を止めていた”冥王”レイリーが騒ぎに気づいた。二人の間へ割り込んできたくまが耳打ちしたのは、信じ難い一言だった。用は済んだとばかりにフランキー、ナミを消し、チョッパーやロビンまでもが飛ばされてしまう。
最後に残ったルフィは、仲間を失い、おのれの無力さに涙するも、無上なくまの肉球が近づき…

この日、”麦わらの一味”は完全崩壊した―――

おおおおお来週どうなるんだ、『ONE PIECE』
みんな別々なのか、『ONE PIECE』
『銀魂』には申し訳ない、申し訳ないが、

今週のジャンプ最大の盛り上がりを見せたのは、

『ONE PIECE』だ!

■ で、今号の注目その3は『トリコ』

ココの「フグ鯨」捕獲術。意識をくらませたまま集中力を高め、斜め45度でノッキングガンを打つベし!打つベし!
即座に1匹捕獲し、ココの技術の高さをわからせたところで、すぐにコツをつかんで自分のものにするトリコのセンスの良さが描かれている。つうか意識くらませ過ぎだ、トリコ(笑)
このあたりを絵で表現したうえ、実践ありきの見せ方をされたので、大変納得。

深海ではでかくてみちみちに筋肉質なフグ鯨。その真の姿はあまりにも恐ろしい。海面近くの丸まっちい姿との対比はたいへんダイナミックだ。10匹捕獲した配分が、ココ9匹:トリコ1匹というのもいい。センスがあっても実践はなかなか難しいということを端的にあらわしていて、リアルだよね。
海に入る以外のこともいろいろあきらめてそーな小松もいいが、溜めて溜めてギャグ顔で泣きつくココも情けなくてよい。

そんな風に楽しくたわむれる3人のもとへ、「洞窟の洞窟」の海深くから得体の知れない何かが近づいていた―――

 

『バクマン』
今回ギャグパート。
大方の予想どおり、おじさんの結ばれなかった恋人は亜豆(あずき)の母ちゃんだったーー!?
二人のかわした手紙を見つけたサイコーとシュージンは、真相を確かめるため、亜豆(あずき)のいない隙を狙って、母親を直撃する。当時の思い出を語ってくれ、「超ヒーロー伝説」の漢(おとこ)の浪(ろ)マンにたくされたおじさんの気持ちを受け取った時、涙が出たと懐かしげに話す母。サイコーと亜豆(あずき)の関係に気づいた彼女に、おじさんと母のことは言わないで欲しいと、サイコーは頼み込む。運命を感じたサイコーは、改めてマンガ家になることを堅く誓うのだった―――。

知人の女性に「純情ロマンだね、おじさんと亜豆(あずき)の母ちゃん」といったら「結婚した時もうなんとも思ってなかったってことでしょ。」と返された。ちょっとでも好きだったのなら、漢の浪マンを読んだ時点で、どうして言ってくれなかったのかと怒るのが普通。おセンチ(死語だよ)になったってことは、もうすっかりいい思い出としてしまい込んでたんでしょ、とのこと。つうか、恥ずかしい自分を乗り越えても告白するほど、好きじゃなかったんじゃん、男の方、とさっくり切られました。うう、離婚経験者は手厳しい。シビアだけど真実ですな。

そんで、今回はどこにもケンカ売ってなくて、ちょっと寂しいですw

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』
ほめて育てる部下教育法。六本木の高級キャバクラのママさんの講議は、たいへん参考になりました!(何のだよ…)

『ぬらりひょんの孫』
なぜジジイの後頭部にツッコまないんだ、お嬢ちゃん…。

『クロガネ』
先週の『格闘王子』と違ってジャンプらしい作品。しかしディンゴが保安官リリアに執着する理由が弱い気がするし、リリアと街の人との交流も弱い。あとさきを考えていないクロガネの行動には、昔リリアに命を助けられたから以外、人生の信条となるようなスジが通っていない。繰り出される技はこの1作でおなかいっぱいというか、すでにインフレ状態だ。なにより酒場のきれいなねーちゃんがでてこない!(おーい)
金未来杯順位は、個人的には掲載順だった。

『バリハケン』
勘違いからはじまった番長も、おのれの弱さや怖がる心を押さえつけ、舎弟や友達を救うために命をはれる漢になった団吾…。いろいろとフラグが立っている気がする今回だ。

『ダブルアーツ』
今回で終了、お疲れさまでした。

次号は42号、発売日は9月13日土曜日だ!いつもより2日早いぞ!
そしてあの男が新連載で帰ってくる!『ボーボボ』の澤井啓夫が描くGREATヤンキー『チャゲチャ』、巻頭カラーで登場!『SKET DANCE』は連載1周年記念センターカラー&キャラ人気投票あり。

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はいはいはい、お好きな方にはたまらない『To LOVEる—とらぶる—キャラクターズ・ファイル』3巻が出ましたよ!
1巻“ララの威力を120%つめこんだ”ララ・サタリン・デビルーク、2巻“春菜を愛する全ての人に捧げる”西連寺春菜に引き続き、アニメムック第3弾は彩南高校GIRLSです!って何の紹介からしてんだ!いや、お好きな方のためだよ!そうだよね!(何故あせっている…)

『銀魂』25巻は吉原炎上編のスタート!表紙は月詠(つくよ)。
これ1巻では終わらないシリアス長編だが、合間合間にはさまれるギャグは、ねちねちと笑えておさすがです。ちゃんと下品下劣も取り揃えてあって、うんうん空知はこうじゃなくっちゃね。夜兎絡みで、神楽因縁のあいつも出てくるこのシリーズ、ジャンプ本誌ではそろそろラストの予感だ。モノホンよりは10倍も具体案の出た「洞爺湖サミット2008」も掲載。

『ONE PIECE』51巻、表紙はルーキーズを含めた“億越え賞金首”11人!
はっちん救出からシャボンディ諸島への上陸、そしてケイミー…!までが載っている。個人的なおススメは、麦わら一味初陣のブルックとコーティング屋シルバーズ・レイリー。世界政府設立後の権力の腐敗や黒歴史もとい悪い歴史も念入りに描かれていて、ムカつくこと巨人のごとし。まだまだルフィ達は雌伏の時、魚人島へは長くかかりそうですな。

その他、ジャンプSQから『TISTA』2巻『エンバーミング—THE ANOTHER TALE OF FRANKENSTEIN—』1巻などがコミックス化。こちらも目が離せないですぞ!

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9月4日発売のジャンプコミックス
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■ジャンプコミックス■
こちら葛飾区亀有公園前派出所 161巻 秋本治(税込420円)
家庭教師ヒットマンREBORN! 21巻 天野明(税込420円)
TISTA 2巻(完) 遠藤達哉(税込500円)
遠藤達哉短編集 遠藤達哉(税込460円)
ONE PIECE 51巻 尾田栄一郎(税込420円)
Luck Stealer 2巻 かずはじめ(税込460円)
初恋限定。 4巻(完) 河下水希(税込420円)
銀魂—ぎんたま— 25巻 空知英秋(税込420円)
サムライうさぎ 7巻 福島鉄平(税込420円)
D.Gray-man 16巻  星野桂(税込420円)
エンバーミング—THE ANOTHER TALE OF FRANKENSTEIN— 1巻 和月伸宏(税込460円)

シャーマンキング完全版 13巻 武井宏之(税込1000円)
シャーマンキング完全版 14巻 武井宏之(税込1000円)

■ジャンプコミックスデラックス■
DESIRE 2nd season 4巻 小谷憲一(税込540円)
王様の仕立て屋 The Special Edition 2巻 大河原遁(税込630円)
華なりと 4巻(完) 月島薫/倉科遼(税込590円)

■公式ブック等■
NARUTO—ナルト— 秘伝・者の書 キャラクター公式ファンブック 岸本斉史(税込700円)
To LOVEる—とらぶる—キャラクターズ・ファイル 3巻 長谷見沙貴(税込480円)
テレビアニメ「D.Gray-man」公式ビジュアルコレクション 道化の聖画 星野桂(税込780円)
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以下、ストーリーに関してネタバレがあります。
特にヤバいものは反転しないと読めなくなったりしていますが、内容を知りたくない場合は充分ご注意下さい。

 

『週刊少年ジャンプ』第40号(9月15日号)の表紙は&巻頭カラーは『BLEACH』

One piece (巻1)

今号の注目その1は『ONE PIECE』
“冥王”レイリーが黄猿を足止めしてくれる。
「全員!!! 逃げる事だけ考えろ!!! 今のおれ達じゃあこいつらに勝てねェ!!!」
とっさの判断でそう叫ぶルフィ。
「八咫鏡(やたのかがみ)」を使おうとする黄猿を、レイリーの剣が止めた。
しかし黄猿の部下戦桃丸とPX-1が、別れて逃げる彼らをしつように追いかける。
虫の息のゾロが狙われたのを見、ナミの警護をフランキーにまかせて駆けつけるサンジ。
ブルックとともに向かってゆくも、PX-1のビームを止めることは出来ない。
戦桃丸に襲われるルフィや、なすすべなくやられるサンジ達を目の当たりにし、禁断のランブルボール三重使用でチョッパーはまたもモンスターと化す。
その時PX-1を止めたのは、手にBIBLEを持った本物のくま…!

うん、相変わらず盛り上がっていて濃い展開が続く。
潔く逃亡を決断するルフィもかっこいいが、レイリーと黄猿の戦いがいい!
「戸惑いこそが人生だよ、黄猿君……!!」
うわ~「黄猿君」だよ「黄猿君」!若い海賊には出せない、ジジイの渋みですなあ。

そして、さりげにゾロをワープさせるモノホンのバーソロミュー・くま。ゾロを認めているからもあるけれど、海軍本部に対して思うところがあるのかもしれない。

とにかく予想外の連続で、今サイコーに面白いぞ、『ONE PIECE』

で、今号の注目その2は『トリコ』
ノッキングマスター次郎に命を救われた小松。しかし、彼が驚いている間に「洞窟の砂浜」に何か得体の知れない物が近づいてくると言い残し、次郎は去ってゆく。
彼は引退した「伝説の美食屋」であり、列車で会った酔っぱらいのジジイでもあった。
「命を助けられたという絶大な恩」を返すため、最高の料理で次郎をもてなすと誓う小松。
「洞窟の砂浜」の海に潜り、膨大な数のフグ鯨を発見。しかし、トリコがそっと触っただけで、あっけなく毒化する。このフグ鯨を手に入れるためには、ココが「消命」で気配を消して…。

ノッキングマスターはいかにして命を救ったか解説編。わかりやすくてよかった。「すぐに泳いだりしても平気」は、小松の行き先を熟知してのひとことですな。

そんで、「命を助けられたという絶大な恩」を返すため、最高の料理で次郎をもてなせとか

殺したお前がいうなや、トリコ!

うむ、トリコの株は先週に引き続いて下降気味ですかな。

銀魂 (1)

今号の注目その3は『銀魂』
吉原に太陽の光が射し込む。常夜の街の住人たちが驚くなか、希望のように降り注ぐ陽光。血も肉も魂までも渇いてゆく夜王・鳳仙に、銀時が最後の一撃を叩き込む。
鳳仙の脳裏を走馬灯のようによぎる、幼い日輪(ひのわ)との思い出…。夜兎の帝王、墜つ!

太陽に焦がれつつも陽の光を浴びられない夜兎の呪わしさを、誰よりも忌ま忌ましく思っていたのは、鳳仙だったのかもしれない。
遊廓の遊女たちの太陽的な存在…というと、どうしても『からくりサーカス』のあやかし太夫(=アンジェリーナ)を思い出してしまう。あやかし太夫ほど「遊女たちの太陽」としては描かれてはいなかった気がするが、鳳仙の太陽としての日輪(ひのわ)は充分納得。
次回あたりで吉原炎上編は終了であろう。

BLEACH (1) (ジャンプ・コミックス)

『BLEACH』
巻頭カラー。連載7周年「斬魄投(刀)票」開催とのこと。
吉良イヅルvsアビラマは、侘助の力で吉良の勝ち。

『バクマン』
新人賞攻略のため、分析から割り出したデータでストーリーを選んでいこうとする二人。おじさんの遺したネームを研究するシュージンの様子を見て、まだつけペンで描いたことのない自分に不安を覚えるサイコー。亜豆(あずき)のアイドル声優デビューを見据えて、リミットのある挑戦だ。父から激励の電話をもらったサイコーの闘志に火がついた…!

つけペン指南といえば『ヘタッピマンガ研究所R』第1回ですな。
相変わらずあちこちにケンカ売っていて、すでに楽しみになってきた。今回の相手は同業者だが、大丈夫か?スポ根が流行遅れだというのは、今回終わった『どがしかでん!』に対して直球だったが、それも大丈夫か?(笑)
とうとうと「冷静な判断」を喋るシュージンと、それをポイントポイントで絶賛するサイコーの様子を見ていると、(↓ 以下、文字反転)
原作者究極の自●行為マンガにならなければいいんだが、というのが今のところ最大の懸念。

『SKET DANCE』
ヘタッピマンガ研究所R(ロマンティック)…………。今週のジャンプはつけペン指南ばかりですな。
今どきつけペンからマンガに入る人は、ディアゴスティーニの力をもってしても激減してるんだが(CGで絵を描いたのが先という少年少女が相当数いるぞ)、ジャンプだからかなあ。
道具解説でのギャグのたたみかけは、むかーし吾妻ひでおが描いていた『どろろん流マンガのかきかた』がケタ違いに面白く、未だにマンガの道具を見ると口をついて出てしまうので、個人的に不許可(笑)。殺せる!人が殺せる!

『格闘王子』
金未来杯エントリー№3、松雪ヨウの読切り。
うん、ジャンプというよりチャンピオンの香り。

『魔人探偵脳噛ネウロ』
最弱転じて今までで最強の血族となったジェニュイン。こういうパターン崩しがくると、上手いなあとびっくり。シックスとの決戦に向けて、掲載順位も上がるといいな。

『どがしかでん!』
あぶないあぶないと思っていたら今回で終了。お疲れさまでした。

『ピューと吹く!ジャガー』
ビューティ田村、妄想とポーズの狭間がやはり恐ろしい。

次号は41号、発売日は9月8日月曜日だ。
巻頭カラーが『銀魂』。『D.Gray-man』のキャラクター人気投票結果発表あり。
あ、金未来杯エントリー№4『クロガネ』も掲載!

 

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以下、ストーリーに関してネタバレがあります。
内容を知りたくない場合は、読まない方向をおススメします。

『週刊少年ジャンプ』第3号(9月8日号)の表紙は『バクマン。』巻頭カラーは連載6周年記念でゲームも遊べる『アイシールド21』だ。

『バクマン。』に関してはこちら

One piece (巻1)

■今号の注目その1は『ONE PIECE』
ようやく動きを止めた「PX-4」。しかし全力の戦闘でボロボロのルフィ達。そこへ量産型パシフィスタ「PX-1」とともに戦桃丸が現れた。体力の尽きかけているルフィ達は、三手に別れて逃げることを決意。組み合わせは、サンジ・ナミ・フランキー、ゾロ・ウソップ・ブルック、ルフィ・チョッパー・ロビン。しかし、サンジ達は「PX-1」と、ルフィ達は戦桃丸と戦闘になってしまう。そして、満身創痍のゾロの前には、海軍大将・黄猿が…。「ピカピカの実の光人間」黄猿に殺されかけたゾロを救ったのは、“冥王”レイリー!
息つくまもない展開で、目が離せない。レイリーは渋かっこいいジジイで、めちゃめちゃシビレます!抱いてジジイ!(笑)
レイリーが一矢報いるまでは、ほぼ無敵状態の田中邦衛…もとい黄猿。なぜ彼の活躍がこれだけ描かれているのかについては、「犬の本棚」さんで納得の考察がされている。

『ワンピース』は、何故このタイミングで、黄猿を出さなきゃいけなかったのか

■今号の注目その2は『アルバイターキンタロウ』
そいつが現れた仕事場はかならず不幸になる「怪人カネクイムシ」…。配送先で大量の荷を預かった飛尾田急子は、おかしな行き倒れを拾う。急子のサイフからお金を口に流し込んだ少年こそ、賽銭箱の神(?)に呪われた「怪人カネクイムシ」だった。少年に懇願され、バイトとして雇う急子。ようやく社に帰るも、預かった大量の荷はヤクザ組織が売買する銃器で…。

元ネタはどー見てもカネゴン。1日3,510円しか必要じゃなかった1966年(『ウルトラQ』第15話放映時)と違って、百億円を食いきらないと元に戻れないというから、貨幣価値も変わったというか、物価高になったというか(せちがらい感想を言うなやw)。しかし、食べたお金をパワーに変換できるのはいいとして、使ったら元の木阿弥なのか?それともどこかで加算されつづけてる?生きるための栄養分としてのお金は百億円に入るの?
「カネゴンの繭」が寓話性の高い作品だったのに比べ、導入部とラストをそれっぽく見せかけているのに、寓話性はほとんどない……とか比べたくなっちゃくから、あからさまな元ネタ有りは不利だよなあ。

■今号の注目その3は『ヘタッピマンガ研究所R』
絵がうまくなるには、「好きなマンガやうまいマンガ家の絵を模写」「実物や写真を模写」の二つを平行しておこなうこと。デフォルメのコツや筋肉のディテールの省略法を、

常に意識して観察し、練習を続ける!

これが、絵が上手くなる早道である、というお話。
いつもながら、説得力があるうえに具体的な練習法つき。

ちなみちこれ、お話づくりでいうと、
・「いろいろな作品(マンガに限らず)を読んで、構成や伏線の張り方、盛り上げ方などを勉強」
・「実在する友達やまわりの人間を観察して、目を養い、たくさんの人間パターンやエピソードをたくわえる」
になるんですかね。

アイシールド21 (1) (ジャンプ・コミックス)

『アイシールド21』
ついに6周年!巻頭カラー!おめでとうございます。
インターセプトしようとするも、ボールを取り落とす栗田。地に落ちる前にキャッチしたセナが、全力疾走でタッチダウン。泥門が加点かと思いきや、対する帝黒はロングパスを繋げてさらに得点。一進一退の攻防が続く…!
「生きてる。ボールは生きてる!!!」んー…………キャプテン翼?(笑)

『トリコ』
誘拐野郎が逃げるため、デビル大蛇(おろち)のエサとして放り込まれる小松。あわててトリコに持たされた特製クラッカーのヒモを引っぱると、信じられないほどの爆音が炸裂。小松の鼓膜は破れ、心臓の動きが停止してしまう。そこへ通りかかったアル中爺さんは、ノッキングマスター・次郎だった…!
耳栓必須を言い忘れたとか以前に、爆音の衝撃で心停止したんだったら、耳栓のあるなし関係なく、クラッカー使ったら心臓止まるってことなんでないかい?

『魔人探偵脳噛ネウロ』
流されやすいツッコミ、弥子の濃くて危ない時間はまだまだ続いてる。ネウロとジェニュインの噛み合い過ぎの凸凹…もといSMコンビが明るい笑いを撒き散らすなか、シックスの合わせ鏡、サイこと「XI(イレブン)」登場…!

 

巻末に赤塚不二夫への追悼が掲載された今号。各作家の巻末コメントにも、偉大なる先達を悼む一言が多かった。
次号は40号、発売日は9月1日月曜日。連載7周年突破記念の巻頭カラーは『BREACH』
!金未来杯はエントリーNo.3掲載。『いぬまるだしっ』が「業界初のおしりカラー」だそうです。

 

【関連記事】
まだまだ先がわからない問題作『バクマン。』!「週刊少年ジャンプ」39号(2)

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以下、ストーリーに関してネタバレがあります。
特に濃いネタの場合は、反転しないと読めなくなっていますが、内容を知りたくない場合は、全文読まないことをおススメいたします。

 

「週刊少年ジャンプ」第37・38合併号(8月25日・9月1日号)の表紙は『キャラクタ−全員集合!』巻頭カラーは小畑健&大場つぐみの新連載『バクマン。』だ。

DEATH NOTE デスノート(1)

■今号のイチオシその1は『バクマン。』

『DEATH NOTE』の小畑健&大場つぐみが帰ってきた。

将来に夢を持たず、ただ流されて生きているだけの中学三年生・真城最高(ましろもりたか)は、学年一位のクラスメート・高木秋人に、組んでマンガ家になろうと誘われた。面倒臭いからと断る最高の脳裏には、マンガ家だった叔父の末路がよぎる。しかし、高木に呼び出され、片思いの相手である亜豆美保(あずきみほ)が声優をめざして努力を重ねていることを知り、思わず…。

最近「マンガ家になる」ことをメインに据えたマンガが増えているが、『バクマン。』もその一作といえるだろう。『DEATH NOTE』の内部情報や、叔父の川口たろうを通して描かれるマンガ家のリスクなどにリアリティがあり、面白い作品になりそうだ。

ある種夢物語である(※以下ネタバレ)
美少女との結婚の誓い
も破綻なくストーリ−に組みこまれており、この先うまく使われていくのだろう。

ところで、確証はないのだが、原作の大場つぐみは元々ジャンプのマンガ家・ガモウひろしだとする説がある。代表作は『とっても!ラッキーマン』で、アニメ化もした。
この説が本当だとしたら、マンガ家だった叔父・川口たろうに対しての「そういえば川口たろうってすっげー絵下手だったな」「アニメになった作品を出したあとは全く売れず、7年間で2本描いたけどすぐ打ち切り」などの意見に、ちょっとニヤニヤさせられる。

銀魂 (1)

■今号のイチオシその2は『銀魂』

銀時復活(死んでません)!月詠&百華が参戦で、晴太母子の安全も確保。倒しても倒しても立ち上がる銀時と女達に、心がくじけていってるのは鳳仙の方だ。弱体化している夜王に、死に物狂いの銀時の一閃が…。

まだまだ踏ん張りそうな夜兎の王が相手なのだから、次号あたりで神楽&新八に登場してもらって、暴走しない神楽との戦いも見せて欲しいものだ。

長いストーリーだと、どうしてもダレ場というのはある。まとめて読むと、緩急がついてていい感じになったりもするので、単行本化が楽しみ。今回ラフをコピーしたコマも、描き直されるだろうしね(笑)。

個人的には、ブランドものを買って返せという月詠の美人ぶりにくらくらだった。キツい女はいい、いいですよ(って、ドM宣言ですか私!)。

 

■今号のイチオシその3は『トリコ』

5連釘パンチを打つトリコのため、デビル大蛇の動きを止めようと向かっていくココ。毒の出口を限界まで縮小したポイズンライフルで、まずは敵のレーダーである「ピット器官」を封じる。だが隠されていたピット器官が開き、ココは大蛇に捕まってしまう。消化液をかけられ、毒針を打ち込まれるココ。動揺したトリコが駆け寄ろうとするのを制し、即座に抗体を精製してみせた。この時ようやく、最初にデビル大蛇に打ち込んだ神経毒が効き目を発揮。トリコの5連釘パンチが炸裂する…!

自らのウィークポイントも考慮しつつ、冷静に戦うココだが、実に多彩な技を持つ面白いキャラだ。
また、だらだらと戦闘シーンばかり続くマンガと違って、設定に触れつつもテンポよくバトルを進めていく手腕はさすが。

最近の掲載位置や、表紙『キャラ全員集合』での扱いからいって、『トリコ』『週刊少年ジャンプ』の柱マンガになったと考えていいのかもしれない。

 

『ONE PIECE』黄猿vsルーキーズは、一矢報いるも黄猿の強さを見せつける結果に。ルフィ一味vs量産型くまの戦いは、チームワークよく必殺技の連続攻撃をくらわせて、くま活動限界間近。

『べるぜバブ』は金未来杯エントリー№1、田村隆平の読み切りで、センターカラー。世界を滅亡させる(予定の)魔王の赤ん坊。離れると泣き出す破壊魔のようなそれに、なつかれてしまった不良の苦闘ぶりを描いたコメディだ。ベースは子泣きジジイだろう。安定しているがこじんまりとした印象だったかな。

『D.Gray-man』クロス元帥は、生死だけでなく肉体の行方もわからない。アレンはリンクの監視つきという処分のみ(?)で、通常のイノセンスの回収任務に…。

『バリハケン』の今度の派遣先は「闘犬部」。テンポのよいバカヤロ様なギャグが、次々に繰り出された良品だ。

 

次号は39号、発売日は8月25日月曜日。6周年突破記念で『アイシールド21』が巻頭カラー!金未来杯もエントリー№2掲載である。

 

 

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以下、ストーリーに関してネタバレがあります。
内容を知りたくない場合は、全文読まないことをおススメいたします。

 

「週刊少年ジャンプ」第36号(8月18日号)の表紙&巻頭カラーは『トリコ』

■で、今号のイチオシその1はその『トリコ』だ!
捕獲レベル21のデビル大蛇に、タッグを組んで向かっていくトリコ&ココ。
引き絞っては発射される腕や強い消化液、早い再生力に、攻撃を学習する高い知能まで持った伝説の魔獣に、二人がかりでも苦戦をしいられてしまう。

本気全開で発動させたオーラヴィジョンが、それぞれ「威嚇する悪魔」「毒まみれの幽鬼」風なのがいい。さらわれた小松の救出を後回しにしたことで、トリコとココの性格の対比も際だったし、いい緊張感で次週が楽しみになる。

ところでココのオーラの「毒幽鬼」、体に巻いている布と同じように緑色なのだろうか…?

キャプテン翼 (1)

■今号のイチオシその2は『キャプテン翼』
40周年特別読切である。センターカラーである。
29号に載った『キン肉マン』同様、ジャンプの黄金期を支えたマンガで、懐かしかった読者も多いことだろう。

時期的には翼の小学生時代と中学時代を結ぶエピソード。
ロベルトが翼を置いてブラジルへ帰国し、心が通じ合えた岬や若林とも別れた翼。傷心の自分をみんなが心配していることに気づき、ロベルトの言葉をかみしめた翼は、若林の一時帰国に合わせてオールスター戦を開こうと決意する…。

ちょっと現在の読者を置き去りにしちゃった感はあるが、往年のファンには思い出深いシーンの連続だ。懐かしい必殺技が完成途中だったり、他では見られないコンビネーションが繰り出されたりして、最後はさわやかな友情でまとめるあたりが、心憎い演出。まことに40周年企画にふさわしい読切だった。

でも高橋先生、ひとこと、ひとことだけ言わせてください!

立花兄弟が「スカイラブハリケーン」を

あみ出したのは、中学生編です…!

小学生の若島津が捕れないわけだ。うんうん。

魔人探偵脳噛ネウロ 1 (1) (ジャンプコミックス)

■今号のイチオシその3は『魔人探偵脳噛ネウロ』
どこが見どころかといえば、それはもう、誰がどこからどの角度でみても自明の理。
ジェニュインに調教をほのめかされた時の、ネウロの反応だろう。

「調教!?」(稲妻をバックに驚愕するネウロ)

「この女…調教する気か!!?」(あまりの衝撃に手のひらで口元を覆うネウロ)

「我が輩を?」(受けたダメージの余韻に耐えつつ、考え込むネウロ)

(次ページをめくる)

 

ほう(満面の笑み)

 

素敵だ!素敵顔だよ、ネウロ!
どこの鉄の処女ですかみたいな素敵笑顔だ!

この笑顔の前には、もう、ジェニュインが支配する「空気」って、アレだよね、あいつ空気読めね〜とかいう方向の「空気」だよね?とか。
あれ?「金」じゃなかったんだ?とか。
どんどんジェニュインがスケールダウンしてってるよーな気がするんだけど?とか。

まあそんなこと、ぶっちゃけどーでもいいです(爆)

 

『BREACH』彼の人の視覚的攻撃効果は抜群。…やっちまったなあ!

『ONE PIECE』はルフィ一味+億越えの海賊達vs量産型くま。

『D.Gray-man』では、とうとうあの人が死を迎える…!?

『銀魂』日輪はとうに逃げだせない体にされていた。自らの心の弱さを女ひとりに購わせようとする夜王の、ケ○の穴の締まりのよさは抜群だ。

『ToLOVEる』ヤミこと金色の闇がやって来た原因が襲来。

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』君は薔薇より美しい…!

 

次号は37・38合併号、発売日は8月11日月曜日だ。
『DEATH NOTE』コンビの大場つぐみ&小畑健による新連載『バクマン。』も見逃せないぞ!

 

【関連サイト】
週刊少年ジャンプ公式サイト
週刊少年ジャンプ創刊40周年記念

 
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以下、ストーリーに関してネタバレがあります。
特に濃いネタの場合は、反転しないと読めなくなっていますが、内容を知りたくない場合は、全文読まないことをおススメいたします。

 

「週刊少年ジャンプ」第35号(8月11日号)の表紙&巻頭カラーは『NARUTO』
8月2日(土)に劇場版『NARUTO疾風伝 絆』が公開になるためであろう。

銀魂 (1)

■で、今号のイチオシその1は、やはり『銀魂』

センターカラーは鉛筆デッサン風に描かれた銀時のアップで、血だけが赤。迫力があって印象的な表紙だ。

戦闘種族「夜兎」の王と呼ばれた男と銀時の対決は、鳳仙の圧倒的な強さの前で、さすがの銀時も防戦一方にまわるしかない。一方的にやられるだけやられ、嬲(なぶ)られているも、ギリギリで一矢報いる。鳳仙の右目に突きさしたのは、月詠から預かった煙管だ。

壁にもたれながらも、晴太母子を逃がそうとする銀時だが、家族を見殺しに出来ないと言い張り、晴太はその場を離れようとしない。その時、夜王鳳仙の蹴りが銀時に…。

戦闘力の差が圧倒的で、ひっくり返すことが不可能にも思える今回のバトル、さらなる展開に期待したい。

「読者が選んだ好きなセリフ発表」は、「ヅラじゃない桂だァァ」が9位と大健闘(笑)
案外まともなセリフが上位をしめていたのが、予想外だった。できれば獲得票数も知りたかったかな。

 

■今号のイチオシその2は『FCバルセロナ物語』

構成がルポ風になっていて最初は違和感があったものの、リオネル・メッシ登場のあたりから読ませる展開に。実話ということも相まって、ちょっと目頭が熱くなりましたぜ、いやマジに。
サッカーに興味がなくても、楽しめるマンガだろう。

ぼくのわたしの勇者学 3 (3) (ジャンプコミックス)

■今号のイチオシその3は『ぼくのわたしの勇者学』

おお勇者よ、終わってしまうとは情けない…

などとついクチにしてしまうのは、最終回のタイトルが「そして伝説へ…」だったから、に他ならないワケですがw
この作品が最終回を迎えてしまったのは、たいへん惜しまれる。

「勘当の最終回」は70年後の未来が舞台で、火野木望は富豪に、魔道市杖はハリウッドスターに、河野盾は看護士になった宗村まさ子と結婚するも地味にハゲ、まさゆきと校長は鬼籍に…とそれぞれの人生を歩んできた。久々に集まった彼らのなかに、鋼野の姿はない。実は彼は…というのがオチなのだが、この最後はアレですか。
世界の半分をやろうかと言われて、全国民ついYESを押しちゃった
みたいな…?(ドラクエ1と3を混同してますよそうですよ。)

ともあれ全66話、1年ちょっとですか、麻生先生お疲れ様でした!
次回作に期待しております!

 

『ONE PIECE』ルーキー達の能力が前面に押し出された戦いが始まった。何の実の能力が推理しながら読むのも楽しい♪

『ぬらりひょんの孫』怖い思いをさせるため、妖怪が集まる「化猫屋」へカナを連れて行く妖怪リクオ。しかしその思惑は裏目に出て…。こんなに天然ボケでいいんですかい、カナw

『トリコ』では、ココが毒人間となった理由と悲哀を描いている。洞窟の奥深くへ降りた一行の前に立ち塞がる強敵。そして小松は…。

『ヘタッピ漫画研究所R』「目は口ほどに物を言う」がテーマ。先週の『WJ歴代人気キャラ大集合 超特大ポスター』に言及しているのが、ご愛嬌。

 

次号は36号、発売日は8月4日月曜日だ。
伝説のサッカーマンガ『キャプテン翼』週刊少年ジャンプに帰ってくるぞ!

 

【関連サイト】
週刊少年ジャンプ公式サイト
週刊少年ジャンプ創刊40周年記念

 

 
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