漫画好きライター陣が執筆する日刊漫画(マンガ)ニュース&レビューブログ!
   
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ネットオークションは便利である。

街へ遊びに出ていても、ハッと気づくと新刊を持ってどこぞの書店のレジの前に立っているAKAEだが、ネットをしていればしていたで、古本サイトめぐりをすることも多い。しかしピンポイントで欲しいコミックスを探そうと思ったら、ネットオークションのチェックは欠かせない。

今回はそんなネットオークションの話…ではなくて、ネットオークションで大量買いをしてホクホクしているところに届いた、某ヤフオク(全然伏せ字じゃありませんがな)のニュースレターから始まるお話である。

 

さて、昔欲しくてもお金がなかったり、後回しにしていて店頭から消えたコミックスの数々をオークションで手に入れ、出品者からのメールを待っていたAKAE。いそいそとメールチェックをすると、某ヤフオク(だから伏せ字じゃないとゆーに)から「官公庁オークション」のお知らせメールを発見した。
(発見という表現がおかしいと思われるむきもありましょうが、メールをすぐ受信するのではなくて、サーバ内に読みにいって、必要な分だけ受信しているので。)

「官公庁オークション」…といって、皆様、何を思い浮かべるだろうか。

やはり「土地・建物」「貴金属類」「事務用品」あたりが競り売りされていると考えるのが妥当だろう。というのも、某ヤフオク(…)が請負っているとはいえ、もともと税金の滞納処分で差し押さえた財産を、インターネットを通じて公売にかけるのが「官公庁オークション」だからだ。
(もっとも最近では「インターネット公売」の他に「公有財産売却」もおこなっている。県などの自治体の所有する土地なんかもオークションにかけられるのだ、って、これは閑話休題。)

で、ちょっと気になったため「官公庁オークション」ページに飛んでみた。

やはり「土地・建物」にけっこうな項目を割いてはいるが、思ったより「貴金属類」が少ない。そして、普通のオークションっぽいカテゴリが多かった。 そしてそのなかに、「コミック、アニメグッズ」という項目を発見した…。

興味を惹かれて物件一覧を見てみる。
「仮面ライダー電王ベルト」「クローズ&WORSTフィギュア」「昭和特撮ヒーローグッズ(仮面ライダースーパー1)」「コミック サラリーマン金太郎(13〜30巻)」「陸軍中野予備校  コミックセット」…やはりコミックスが多いようだ。そして同じ自治体から出ている品がけっこうある。これは同じ人から差し押さえられたのであろうか。
いちばんたくさん売られていた自治体の物件を並べると、こんな感じだ。

————————————————————
・遊撃宇宙船艦ナデシコ 【コミックセット】麻宮 騎亜 (著)
・アセンブラ・ゼロエックス Assembler0X 【コミックセット】麻宮 騎亜 (著)
・コンパイラ Compiler 【コミックセット】麻宮 騎亜 (著)
・県立地球防衛軍 【コミックセット】安永 航一郎 (著)
・陸軍中野予備校 【コミックセット】安永 航一郎 (著)
・頑丈人間スパルタカス 【コミックセット】安永 航一郎 (著)
・究極超人あーる 【コミックセット】ゆうき まさみ (著)
・CYBORG じいちゃんG 【コミックセット】 土方 茂 (著)
・D・N・A2 【コミックセット】桂 正和 (著)
・変 [HEN] 【コミックセット】 奥 浩哉 (著)
・TVシリーズ 北斗の拳 Vol.1・Vol.2【DVD】
・東京BABYLON 【コミックセット】CLAMP (著)
・飢餓一族【コミックス】高河 ゆん (著)
・ハート・ボイルドパパ 【コミックセット】山口 譲司 (著)
・マーシー (上下巻) 【コミック】 砂倉 そーいち (著)
・奴の名はMARIA 【コミック】 道元 むねのり (著)
————————————————————

って、これ、
30〜40代・おたく歴20年・きっとコミケにも行っていた人
の本棚ではないか!
今年風にいうとアラフォー世代?まあ、男子か女子かまではわかりませんが。(どっちも持っていそうですがな、このチョイス。)ていうか、いくつか持ってる本が被っていますよ、ええ!

そうか、そういう人が差し押さえを受けたのか…。

税金、払えなかったのか…。

最近のコミックスがないってことは、青春の思い出にと、これだけ残してあったのかもしれないのか…。

でもそれ、有無を言わさず取りあげられちゃったのか…。

って、

うわーーーーー、胸、胸が痛いですよ!

(単なる妄想なのに!w)

 

少なくとも「税金払えず」「部屋にあったコミックスは差し押さえられ」「売っ払われてしまう」の3点は事実なわけで。
その人が、またこれらを手元におけるような日が来るのだろうかと考えると、年の瀬を前に、彼(か彼女)の暮らしが何とも切なく思えてくるわけで。

いえいえ、本人に責のある滞納なのか、倒産やらリストラでやむを得ずなのかは、わかりませんよ。しかし寒空の下、同趣味の人間の没落(?)を見るのは哀しい…心が寒い…

…なんて感情移入していたら、

めちゃめちゃ買いにくくなりましたよ

「官公庁オークション」(笑)

 

冷静に考えればね、売り上げ金は滞納した分の税金になるわけだから、少なくともその点においては滞納者の役に立ってはいる。だから、アホな感情移入をする必要などないんですけどね。まあついつい負のスパイラルに身をまかせてしまったと申しましょうかw

景気の悪い昨今の社会事情では、すぐにとはいかないかもしれませんが、なんとか暮らし向きがよくなって欲しいものです。そう、滞納者が手元を離れた本を買い戻せるほどには。

そして絶版本も多いようですから、買い戻すときには、

ぜひネットオークションか古本サイトで!

 

うまく最初につながったところで、本日これまで。
おあとがよろしいようで…。

 

【公式サイト】
Yahoo!オークション「官公庁オークション」

【参考サイト】
asahi.com「大名の婚礼道具・古酒…官公庁ネット公売、珍品続々」

 

 
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「kiss」2008年のNo.22号のみどころをご紹介します!

※以下、作品についてのネタバレを含みますので、未読の方やネタバレを避けたい方はご注意ください。

■ 『1/2の林檎』(こやまゆかり)
新薬・ヴィンザードの副作用疑惑で打撃を受けるタケウチ製薬。
被害者による集団訴訟の文字を見てひかると天野はショックを隠せないと共に後悔がとまらない。
一方、会社と自身のモラルとで板挟みになって苦悩する新堂の前に現れた奈津子の母親は、
「奈津子の流産は嘘だった」という衝撃の事実を彼にあかす。
怒りにふるえる新堂は奈津子に再び、「離婚」の文字をたたきつける。
そして、新堂への未練とひかるへの憎しみに燃えた奈津子は…?

久しぶりに来ましたよ~kissが誇るトレンディ奥様劇場。(違うって)
この話を面白くしてるのは、これまたkiss誌上きっての悪女といっていい奈津子。
はたから見てる分には本当に嫌な女なんですが、彼女の予測不能な行動こそが
この漫画の展開をジェットコースター的に面白くしているわけですよ。
今回もまた、「そこまでやるか?」的なことをやってくださいましたよ。
いや、大変です。
ところで、個人的には新堂よりも天野が好きなんですが、ドラマ化したら
天野は山本太郎氏なんていいんじゃないでしょうか?

■ 『海月姫~くらげひめ』(東村アキコ)
前号から始まった連載が続けて登場。
女(というかヲタ女●)ばかりのアパート天水館で暮らす月海の前に現れた
謎の女装男子。
月海以外の住人の前では、女性としてふるまう彼だが、キレイ女子な彼の姿は
住人たちから、ひたすら反発の嵐。
「お願いだから帰ってください。なんでここに来たんですか?」と問う月海に
彼がはなった必殺の言葉とは?
そして、彼の正体とは…?

東村アキコ氏のシュールな爆発感のある絵は、似てるかといわれるとちょっと違うんですが、
名作『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』(うすた京介)を彷彿させるのです。
このシュールでリアルな感覚がたまらない。
今回も月海ちゃんの動揺が非常に激しく読んでる側に伝わってきました。

■ 『ホタルノヒカリ』(ひうらさとる)
ついに高野部長に「好きなんです」と告白してしまった
しかし、高野の返事はは「君は特別だけどそういう存在には思えない」というもの。
悲しみで仕事に没頭する蛍だが、そんな彼女に手を差し伸べたのは元彼・マコト。
しかし、連れだって歩く蛍とマコトの姿が思わぬ波乱を呼ぶことに…

前回のラストを見て、「ついに言った!すごいよホタル!」と拍手しました、ワタクシ。
それだけに、今回の高野の冷静な返答にはなんだかむかつきました。
告白に対して「それは性的な意味も含めて?」とか、聴き返してくるあたりが
女心をわかってないというか、何を言ってんじゃい、このおやじって感じです。
しかし、ここまで来たら報われてほしいなあ、蛍の気持ち。

■『30婚(miso-com)』
あいも変わらず黒城とうまく話せず悩む。考えに考えて練ったお誘いのシナリオも
簡単に玉砕。しかし、恋愛相談友達になりつつある歯科医・速水と話すうちに、
恋をすることの意味に目覚めて…?

展開とあまり関係ないんですが、今回読んだおかげでケーキバイキングの対策が
よくわかりましたので、活用したいと思います。(笑)
しかし、女子は好きな男子を誘うだけで心臓がばっくんばっくんてのは
いつの時代も一緒なんですよね。
その気がないのに優しくする男は信用できませんが、無頓着な男もどうかと思います。
少なくとも思いを受け止めてあげようよ、黒城くん。

■『おひとり様物語』(谷川史子)
コミックスも発売中の人気読み切りシリーズ登場。
今回のおひとりさまは花屋につとめる江守みゆき
仕事もプライベートもマイペースに楽しんでいるみゆきのもとに
突然、仕切り屋の兄が現れて…?

「結婚こそ女の幸せ」という概念から、みんなが自由になれるのは一体いつなんだろう。
ひとりでいることも寂しいことも実は素敵なことなのに。
結婚してない人を「かわいそう」と思うのも、実はひどくうがった見方だよなあと
これを読んであらためて思いました。
谷村史子氏は、昔から知っていましたが、いつのまにやら少女漫画のカリスマの一人に成長している模様ですね。
淡々としておしつけがましくない絵がほんと好きです。

■『ミリオンロード』(あいかわももこ)
「いろいろありがとう」というメモを残していった久世に、もうだめなのではないかと感じるのぞみ
しかし、過去を振り返ることはせず、前向きに歩こうとする。
「ゼロからスタートしたい」という翠の言葉にも触発され、マイナスに転じていた株をすべて売り払い、仕事でも新しい企画にチャレンジしようとする。
しかし、そんな折に翠の正体を知らせる情報が…?

読んでるうちに一瞬「今回で終わり?」と思っちゃいましたけど、そんなことはありませんでした。
過去にこだわるより未来に目を向けるのぞみの姿が気持ちいい。
恋も株もきっと、そういう気持ちでいた方がうまくいくってもんです。
おそらく、次回が新たな展開の幕開けとなりそうなので、今しばらく見守りたいです。
久世もおそらくどこかで現れそうだし。

以上、今回はこんな感じでした。

次回、『本屋の森のあかり』が再開予定です。お楽しみに!

 

 
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■ 「漫画全巻ドットコム」×「出前館」がコラボレーション
11月14日、全巻単位でまとめ買いできるインターネット書店「漫画全巻ドットコム」は、夢の街創造委員会株式会社が運営する「出前館」と業務提携を行い、“漫画の即日出前サービス”を開始した。出前対象エリアは東京都の一部(千代田区・台東区)からスタートし、初年度の売り上げは月間100~300件×客単価13,000円を目標としている。

実際に出前館のWebサイトを確認したところ購入商品に「漫画」ジャンルが追加され、漫画全巻ドットコムを通じて注文可能な状態であった。出前時間は平日10:00~18:00。対応エリア内であれば15分~2時間程度で自宅に漫画全巻セットが届けられる。

出前館 注文ページ

現在のところ出前対象エリアは限られているが、随時拡張予定とのこと。漫画喫茶とも漫画レンタルとも違った、漫画全巻の即日宅配――日本国内はもちろん世界的にも類をみないユニークな試みと言えるだろう。

また、提携サイトとして漫画全巻ドットコム内に「漫画全巻★出前館」の開設がアナウンスされている。ここでも従来の漫画注文に加え、宅配ピザ、宅配寿司、宅配弁当をはじめとする宅配サービスが利用できるようになるという。過去のインタビュー記事でも触れたとおり、すでに漫画全巻ドットコムは黎明期から漫画&お菓子・ドリンク類の組み合わせを試みていた経緯がある。今回は宅配注文のエキスパートである「出前館」との提携を実現したことによって、より多彩で充実した“漫画プラスアルファ”のサービス展開が期待できそうだ。

■ スタートキャンペーン実施中
新サービスの開始に合わせ、11月17日からキャンペーンが実施される。期間中に漫画全巻ドットコムで注文すると、キャンペーンリーフレットが同梱されてくる。記載されたシークレットサイト「漫画全巻★出前館」にアクセスして登録&注文すれば、次回から出前館で使えるポイントが500FUN(500円分に相当)付与されるという内容だ。

応募条件は以下のとおり。

・ キャンペーン応募期間
2008年11月17日(月)~ 12月16日(火)
・ 応募対象
キャンペーン期間中に漫画全巻ドットコムでコミックを購入された方

 

【関連URL】
漫画全巻ドットコム
漫画全巻ドットコム出前ページ
出前館
(※「漫画全巻★出前館」のURLは、キャンペーン終了の12月16日(火)までキャンペーンリフレット内でのみ記載される)

【関連記事】
究極の“大人買い” 「漫画全巻ドットコム」を直撃取材!!

 

 
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どうも、rinxです。
今月で創刊1周年を迎えたジャンプスクエアが依然好調のようですね。前身の「月刊少年ジャンプ」を引き継ぎつつ実力派の漫画家をズラリと揃え、『CLAYMORE』『ロザリオとバンパイア』『紅』などアニメ化漫画も多数。2009年には許斐剛自身の手による『テニスの王子様』続編スタートが決定していたり、この先も期待できます。

さて今回はそんなジャンプスクエア作家陣の一人、かずはじめの連載デビュー作『MIND ASSASSIN(マインドアサシン)』をレビューしたいと思います。

Mind assassin (1) (集英社文庫―コミック版)

■あらすじ
第二次大戦中、ナチスドイツによって作られた能力者「MIND ASSASSIN」。触れるだけで相手の記憶や人格を破壊する恐るべき能力は、日本で開業医を営む奥森かずいにも受け継がれていた。かずいは医師としてさまざまな苦悩を持つ人々と触れあい、ある時は耐え難い記憶の消去、またある時は許されざる悪意に対し“暗殺者”の力をもって向き合う――。
単なる精神の癒やし(ヒーリング)にとどまらず、消去や破壊といった領域まで踏み込んだ異色の人間ドラマ作品である。

■作品テーマ
ほぼ全編に渡り、悲しみと葛藤、そして「消せない過去」に対する贖罪。そんな重厚なテーマに満ちた作品です。
主人公であるかずいは、MIND ASSASSINの能力をコントロールしながら使うことで、数多くの過去に縛られた患者に今を生きるための力を与えていました。毒として生み出された暗殺者の力を人のために役立てようとしていたわけです。
しかし悲しいかな、すべてがハッピーエンドで終わらないところが本作の特徴的なカラー。いくら記憶を消去しても彼らは過去から逃げることがかなわず、その多くの場合が悲劇的な結末を迎えます。

では救いはないのか? いえ、救いはあります。
忘れることで幸せを取り戻した「つもり」の患者は、本来の姿ではありません。たとえどんなに辛い記憶であっても、それに対して向かい合うことは非常に価値のあることであり、どんなときでも過去を切り捨てる行為は果たして正しいのか? それを読者へあらためて考えさせるメッセージ性が感じられます。

後半は別の暗殺能力者と対決するなど、ジャンプの悪癖である「バトルもの」に転じた部分も見られましたが、その作品に込められたメッセージすべてが否定されるほどのものではないでしょう。

■印象的なエピソード
淡々としながらどこか殺伐としたストーリーの中で、誰も死ぬことのない(そして個人的に大好きな)エピソードはマッチ箱の話。ネット上でも検索すればすぐ出てくるのですが、さまざまな読者に衝撃を与えた回であることは明らかでしょう。

夫の素行の悪さに悩み、かずいに依頼して精神を破壊させた妻が、幸せだったときの何気ない日常だった音が目覚めさせる。……あらすじはこんな感じです。
このレビューを書いてて頭に浮かんだのが、中川翔子の歌う『Happily ever after』という曲。TVアニメ『天元突破グレンラガン』の挿入歌といえば知る人ぞ知る名曲ですが、いやBGMとしてかけたら本当に泣けるくらいのベストマッチっぷりです。
歌詞の一部じゃありませんが“幸せはいつだって失ってはじめてわかる”という当たり前のことに気づいた夫の、必死な行動は妻には届かなかった。でも、妻は夫のことが嫌いなわけではなく、嫌いになったわけでもなかったにもかかわらず、なかなか目覚めませんでした。

最後に妻を目覚めさせたのは小さな音――夫が必死に妻にかっこつけようとしてやっていた仕草「マッチ箱を振る」。たったそれだけのことが彼女を目覚めさせたのです。
未読の人には何のことかわからないかもしれませんが、それは二人にとって非常に大事な過去を象徴したものであり、MIND ASSASSINの力をもってしても消去できなかったもの。
その展開、構成の見事さに当時学生だった私は鳥肌を立たせたのを覚えています。

■漫画家・かずはじめの評価
ヘヴィなストーリーと人間関係、ヒトの負の感情にまで向き合った本作ですが、絵はかなり独特で、意外にも正直『真っ白』です。メジャー作品でたとえるなら、『修羅の門』の川原正敏とかあんな感じ。あまりに白すぎて、逆に新鮮ですらあります。当時の作者に細かく描き込みする余裕(と経験)がなかったのでは、と見ることもできますが、これはあくまで一面的な解釈。川原正敏の画風と同じように“何もない空間に何かが満たされている”ような感覚は、個人的に読んでいてけっこう好きでした。

今では作者のかずはじめ氏も週刊少年ジャンプ連載だった『明稜帝 梧桐勢十郎』『鴉MAN』『神奈川磯南風天組』を経過して、ジャンプスクエアで『Luck Stealer』を連載中。特殊な能力を持った主人公設定、守るべき立場にある弱い者から逆に救いを与えられている構図など、現在の連載作は『MIND ASSASSIN』に通じるものを感じます。

ちなみに弟子の中には『テニスの王子様』で有名な許斐剛もおり、2009年からは彼もジャンプスクエアへ移籍が決まっています。こうして長い時を経て師弟が競演するわけですから楽しみで仕方ありません。

個人的には『Luck Stealer』は『MIND ASSASSIN』の時に比べて少し評価が落ちますが、デビュー作にして最高傑作である『MIND ASSASSIN』と比較すること自体が野暮というもの。あの完成度が神懸りすぎていたとしか言いようがありません。

さて結局のところ本作は明確に完結しておらず、私たち読者はかずいたちの終幕を知ることはできません。ですが以前に読んだ書籍で、作者は「『MIND ASSASSIN』は最も素で描ける作品。逆に言えばそれに甘んじていては殻を破れないのでいろんな作品を描いていきたい。いつか『MIND ASSASSIN』は完結します」と語っていました。昔からのファンとしては本作の復活を、切に希望しています。

■作品データ 『MIND ASSASSIN』
・作者  :かずはじめ
・出版社 :集英社
・刊行状況:全5巻(集英社文庫は全3巻)

■評点 - 『MIND ASSASSIN』
画力  :★★★☆☆
物語  :★★★★★
独創性 :★★★★
総合評価:★★★★

 

 
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以下の記事には週刊少年マガジン(2008年50号)連載中の漫画に関するネタバレを含みます。未読の方の興味をそぐような記述はしないよう留意していますが、ネタバレを希望しない方・単行本派の方はご注意ください。

◆ 森川ジョージ 『はじめの一歩』 Round832 重大なコト
宮田の勝利を信じ続ける一歩たち鴨川ジムの面々と千堂に対し、沢村は一歩引いた視点から試合を分析する。
そしてリングの上ではついにダメージから回復したランディー・ボーイJrが反撃の拳を宮田のボディに…!
ついにランディーの反攻開始です。やはり敗れてしまうのか、宮田!?

◆ 上条明峰 『CODE:BREAKER』 code:22 指組み
依頼者が「消えた」ことで桜暗殺計画も一件落着。
一度ついたら相手を焼き尽くすまで消えないはずの大神の炎を消してしまった桜に、大神と刻は興味津々。再び彼女の家に潜入する。
そこれで彼らは桜と両親との強い絆、そして彼女が二人の実の娘ではなかったという事実を知る。

「はぐれイノシシに襲われた」なんて言い訳されたら普通はもっとつっこまれると思いますがいかが。

◆ 星野泰視 『弑逆契約者 ファウスツ』 Corruption5 名前
危篤状態だった博人は「本」に記された「名前」を読んだ直後に姿を消した。彼を案じる六登の前に現れたのは、重傷を負った看護師の小出と瓜二つの姿に変身した博人だった…。
病院のスタッフが挑んでいた「不死」は「他人の体を手に入れる」ということなのか? そして早くも体に変調をきたした博人の運命は?

悪魔の真の名前は18文字ということですか。そして院長コワイです…。こういう怪物を描かせたら星野泰視の右に出る者はいません。

◆ 赤松健 『ネギま!』 232時間目 EP1「続々・旅立ちのラカンv」
和平交渉中に拉致され幽閉されたアリカ王女を助け出したナギと「赤き翼」一行。お子ちゃまな新キャラ・ヘラス帝国の第三皇女も加わって反攻開始。
ついにラスボスと対峙するが…?

ラカンの回想は続きます。もし次回以降も続くならサブタイトルは「続々続・旅立ちのラカンv」になるの? それとも「さらば旅立ちのラカンv」とか「ラカンよ永遠に」とか…?
そして敵は「世界を無に帰す儀式」を行なおうとしており、その鍵となるのが「黄昏の姫御子」アスナだった様子。現在もやはり彼女の争奪戦が繰り広げられることになるのか…?

◆ 大暮維人 『エア・ギア』 Trick:222
仮想現実内でのvs「眠りの森」戦。
バルーンをゲットする資格を持つ「パンサー」役であることを見破られ、重傷を負ったアギト。
「牙の玉璽」のポテンシャルを100%引き出すため、亜紀人は中山にアギトの調律を依頼する…。

中山弥生ちゃん覚醒編。
「俺の音を聴け」
ってそれなんて熱気バサラ…じゃなくてすごい殺し文句なんですが。
彼女の隠れた資質については今回のバトルの序盤ですでにスピット・ファイアと巻貝イネが気づいている様子でしたね。次回、アギトの反撃開始か!?

という盛り上がる本編とは別に、掲載順が『ネギま!』の次で、しかもトップが『ネギま!』単行本1巻の表紙というトリッキーなコマだったので『ネギま!』の広告と思った人は私だけではないはず。本編中にも『ネギま!』の1シーンが引用されてます。このころはまだ『ラブひな』とあんまり変わらない絵柄でしたねそういえば。
最新の23巻は12/17発売予定。

◆ 龍門諒×恵広史 『BLOODY MONDAY』 file77 暴走
まさかの導師暗殺。そして『J』と音弥の因縁が明らかに。
最新8巻は11/17日発売予定。

◆梶原一輝,川崎のぼる,村上よしゆき 『新約「巨人の星」花形』 第101話『RUN ALL THE WAY』
右中間ヒットを飛ばした花形。
先行して塁に出ていた大泉が得点し、ついに8対8の同点に。それでもなお止まることなくホームベースを目指す花形を判、そして飛雄馬が阻む…!
時間的にはものすごい短時間なんですがものすごい密度で盛り上がり。熱いです!

◆ 真島ヒロ 『FAIRY TAIL』 第111話 残り4人
熾烈を極める「バトル・オブ・フェアリーテイル」。石化していたエルザの復活で、魔導士の残りはナツ・ガジル・エルザの三人となった。そこにまた一人、フェアリーテイル最強の呼び声も高いミストガンが参戦したらしい…!?
ギルドを囲む結界のルールは「80歳以上の者と石像の出入りを禁じる」。マカロフは当然として、ナツとガジルが結界から出られないのはナゼ? そしてネコ(ハッピー)もダメなの!?
単行本13巻は12/7発売予定。

 

 
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★ この記事には週刊少年サンデー(2008年 第50号)の掲載漫画に関するネタバレ情報が含まれています。まだ今週号を読んでいない人、単行本派の人は、あらかじめご注意ください。

付録1 - 50周年記念の小冊子がエラい豪華な件
今週号のサンデーとマガジンには、創刊50周年のコラボ企画として「サンマガTHE BEST」なる小冊子が付いていた。

表紙_マガジン側   表紙_サンデー側

非売品と書かれている通り、今回の付録でしか手に入らない限定品。大きさは通常のサンデーコミックスと同じだ。「1冊のどちら側もオモテ表紙(ウラ表紙が存在しない)」という特殊な装丁のためページ番号は振られていないが、ざっと手作業で数えたところ130ページを超えていた。さて内容はといえば過去のサンデー・マガジン連載漫画をそれぞれ3作ずつ、計6作品の名場面を詰め込んだ充実のハンディブックに仕上がっている。購入した雑誌によって別パターンが存在するかは定かでないものの、今回購入したサンデーでは以下の6作が収録されていた。

【サンデー側の収録作】
・がんばれ元気
・GU-GUガンモ
・うしおととら

【マガジン側の収録作】
・ミスター味っ子
・カメレオン
・釣りキチ三平

上記の通り、おそらく両誌とも漫画の選定基準は「知名度が高い」「すでに一度は完結している」「作者がいまだ現役である」の3点だろうと思われる。印象的な名勝負や名シーンの掲載回が多く、『GU-GUガンモ』にいたっては最終回が収録されていた。なるほど、こんな終わり方してたんだ……。

今まで未読だった『釣りキチ三平』の魅力に触れられたり、画風が変わる前の寺沢大介(味っ子)を久しぶりに思い出せたり、個人的には大満足の付録だった。これでお値段すえおきなのだから、小学館も太っ腹だなぁ。

付録2 - ナギたんの「すーすーする」描き下ろしトレカ
『ハヤテのごとく!』が連載200回を迎えたこともあって、付録がもう1つ。畑健二郎の描き下ろしによるヒロイン(←たぶん)・三千院ナギのトレーディングカードである。いつになく挑発的なコスチュームで、カード下部には「すーすーする」とのコメント付き。この目をツリあげて不機嫌そうな表情で言ってるところがポイント。まるで釘宮萌えの精神をカタチにしたようなツンっぷりだと思う。

『ハヤテのごとく!』付録トレカ

写真がローアングルからえぐるように撮れているわけだが、決して他意があったわけではない。照明の反射を避ける角度がこれしかなかったんだよ。信じてくれよ、俺たち友達だろ!

なお、このカードは単に集めて鑑賞するだけでなく、コナミの販売する『ハヤテのごとく!』TCG(トレーディングカードゲーム)に使用することが可能。公式サイトはこちら。今回の付録で興味をもった人はチェックしてみるのもいいだろう。

ハヤテのごとく! (作:畑健二郎)
さてここからようやくサンデー本誌の連載ダイジェストに入ろう。『ハヤテ』は200回記念ということもあり表紙&巻頭カラーにて華々しく登場。人気投票の第2回も告知され、やる気満々の滑り出しであった。投票用のキャライラストが全員デフォルメ頭身の中、マリアさんだけリアル頭身だったあたりに作為的なものを感じる。……で、肝心の本編はGWを目前に、みんなが海外へ出かけるところを描いたのみ。アメリカチーム、イタリアチーム、ギリシャチームなど行き先はバラけているが、たぶんアクシデントか何かで全員合流するのだろう。もちろん過去回想編に出てきた“あの人”が絡んでくるのは必至で、かつてないドタバタの予感がする。

名探偵コナン (作:青山剛昌)
“口笛の男”による連続殺人編もいよいよ佳境に。前話の段階で予想できた読者は多かったと思うが、やっぱり被害者たちには「麻雀」という共通項があったことが明らかにされる。そこを手がかりに真相へ迫るコナンたち……。次号、早くも解決編である。ちなみに作中ではあっさり流されているが、20年前に「准教授」という肩書き名は存在していない。まあ『ひぐらしのなく頃に』でも凄いオーパーツ(昭和50年代にコスプレ喫茶)が出てきたくらいだし、別にいいんだけども。

神のみぞ知るセカイ (作:若木民喜)
今度の攻略対象ヒロインは異色すぎて、あまり乗り気じゃない桂馬くん。おまけに自分の生き甲斐(ギャルゲー)まで否定され、半ば引きこもりになってしまう。典型的なオタヒッキーの症状ですな。そんな状況で桂馬の眼前に登場したのは、記念すべき連載1回目で攻略ヒロインとして登場した陸上娘・歩美ちゃん。たしか桂馬と関わった時の記憶は消えているのでは?と読者一同が困惑する展開になってきた。次回に向けてハラハラである。あえて意図的にワンパターン化を避け、「攻略できないっぽいヒロイン」「過去のヒロインが再登場」など積極的に新要素を繰り出してくる若木センセイはあっぱれ!

最強!都立あおい坂高校野球部 (作:田中モトユキ)
敵の先発ピッチャー・松江と、あおい坂の誇る四番打者・虎鉄が対決。――かと思いきや、今回は過去の回想シーン。かつて精神的にもろかった松江がいかにして甲子園ピッチャーまで成長してきたか、その過程が語られている。敵将・皆方コーチによって鍛えられた技術、そして深めてきた絆の深さが浮き彫りになった。ホンマ浪花節やねぇ(大阪代表なだけに)。そんなわけで、あお高が優勢に試合を進めてはいるが敵も一筋縄じゃ勝てない相手らしい。乱打戦だった前試合と対照的に、行き詰まる投手戦な試合展開がいい感じのメリハリだ。このへんも見せ方が非常にうまい。

金剛番長 (作:鈴木央)
待ってました!と言わんばかりに金剛番長が復活。襲撃を受けている雷鳴高校へ現れ、マシン番長との再戦に挑む。なぜ心肺停止して生きていたかを敵軍の下っ端が問いかけるが、やっぱり「知ったことかー!」のひと言で片付けられてしまった(しかも全校生徒の合唱で)。たぶん他の四番長が生きていたことも含め、そろそろ次週あたりで理由が語られるのではないだろうか。まあモビルスーツサイズの人間が普通に登場しているこの漫画の場合、さほど根拠がなくても納得してしまいそうなのだが。キャラの生死くらいは。

というわけで、『ハヤテ』200回メモリアルにちなんで「いちばん好きなガンダムは“V2アサルトバスター”」だとか「十代の頃にスタジオジブリの面接を受けた落ちたことがある」とか、畑健二郎のさまざまな個人情報が欄外を飛び交った今週のサンデー情報でした。次号は『史上最強の弟子ケンイチ』が巻頭カラーで登場だ!

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あなたはもう行きましたか?
え? どこへって? コンビニのセブン-イレブンですよ!

11月7日より、セブン-イレブン各店にて「週刊少年サンデー・週刊少年マガジン創刊50周年記念セブン-イレブンフェア」が始まったのです。700円の購入ごとにもらえるスピードくじに当選すると、お店で販売している商品やサンデー・マガジン50周年記念の限定商品がもらえます。当選者の総計はなんと2400万名!

また、応募券を集めるとマガジン・サンデー両誌の人気作家の直筆サイン色紙などの豪華賞品がもらえるのです。ファンなら見逃す手はありません!

それだけではなく、店舗に設けられた特設コーナーでは
うる星やつら当たりくじ」や、人気作品のコラボ菓子など限定商品が販売されているのです。

気になるその一例は…

・マガジン・サンデー作品のイラストつきチロルチョコ
・『釣りキチ三平』『も~れつア太郎』よっちゃんイカ
・『うる星やつら』電撃パチパチキャンディー
・『あしたのジョー』特製イラスト缶入りグリコ
 など、遊び心たっぷりのラインナップ。
『バリバリ伝説』せんべいなんてのもあって、こちらは個包装に速度メーターがプリントされているという芸の細かさ。

他にも…

『釣りキチ三平』おっとっと(魚つながりですね・笑)

『タッチ』不二屋ハートチョコレートなど。

『タッチ』チョコはシール入りで、個包装には思い出の名場面がプリントされています。
蓋を開けたら目に飛びこんできたのがあの名場面。
リアルタイムで読んだあの頃の思い出が脳裏を走馬灯のようによみがえって…って別に生死の境をさまよっているわけではありませんがちょっとうるうるしちゃいました。

ご紹介した商品はほんの一部。ラインナップはこちらをご覧ください。

くじに当たっても外れても楽しいキャンペーン。さあセブン-イレブンに急げ!

【関連URL】
少年サンデー・少年マガジン創刊50周年記念公式サイト
セブン-イレブン公式サイト「少年サンデー・少年マガジン50周年記念 セブン-イレブンフェア」
セブン-イレブンネット 限定デザインTシャツ

 

 
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むっつりスケベのメガネ男子・護国寺黒郎とキュートな助手・春日琴子が繰り広げる涙アリ笑いアリの妖怪コメディ、佐藤友生『妖怪のお医者さん』が「マガジンSPECIAL」11月号より装いも新たにスタートしました。

本作は2006年に週刊少年マガジン誌上で前・後編の読みきりが掲載されて好評を博し、その後連載作品としてスタート。2008年に連載を休止し、今号のマガジンSPECIALにて再開の運びとなった次第。

マガジン SPECIAL (スペシャル) 2008年 11/3号 [雑誌]   妖怪のお医者さん 1 (1) (少年マガジンコミックス)

<あらすじ>
人間の社会には、正体を隠して暮らしている妖怪がいっぱい。
産婦人科医をやっている子泣きじじいの小西先生や、一つ目をリーゼントで隠して豆腐屋のおじいさんと一緒に暮らす豆腐小僧。人の欲望を食べる妖怪・アミキリは人間の少女と友情を育み、子供をさらうはずの姑獲鳥は身寄りのない子供たちを集めて養護施設を営んでいます。
彼らは人間に惹かれつつも、妖怪としての本性との間でときに傷つき、ときに疲れて病んでしまいます。
黒郎と琴子はそんな彼らと触れあいながら、人間と妖怪の架け橋として日々奮闘するのです。

ちょっぴりHでホラーもばっちり、そして時々ホロリとさせる内容でしたが、ヴァンパイア編に入ってからバトル漫画の色合いが濃くなっていました。
今回の休載~掲載誌変更の流れは、仕切りなおしということで当初の雰囲気に戻ってくれるのではないかと個人的には期待しています。
前シリーズで回収されなかった伏線…黒郎の養母・濡れ女の実の子供の行方や、弟のために妖怪社会で情報屋をしている楠石の過去など、気になることは沢山。
個人的にはツンデレメガネっ娘の(属性多すぎ! てか娘ってトシじゃない!)乙姫さまの再登場に期待です。

マガジン本誌で好評連載中の瀬尾公治『君のいる町』番外編10Pと表紙イラストのクオカード全員サービス(要実費負担)もついた「マガジンSPECIAL」11月号は現在発売中。
クオカ申込の締め切りは11月19日まで。お見逃しなく!

 

 
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さて『純潔のマリア』の石川雅之以外にも藤島康介沙村広明など、アフタヌーン本誌で活躍する大物の完全新作が読めることで話題満載のアフタヌーン新増刊「good! アフタヌーン」初号。前回の記事に引き続き、その他の見どころを駆け足でご紹介。

good (グッド) ! アフタヌーン 2008年 12月号 [雑誌]

ネタバレありなので、未読の方、単行本派の方はご注意を!

◆ 藤島康介 『パラダイスレジデンス』
橘花学園第一寮の寮母さんは小学生。…ってこれだけじゃどんな話かわからんわ! 
キャラクターの女子率100%(二人しか出てきてない)表紙込みで8Pと短い枚数なので、先が読めない…(たぶんいい意味で)。女の子満載なのは確実かと。
ところで小鳥遊さんが乗ってるバイクは『逮捕しちゃうぞ』でもおなじみのモトコンポ…じゃなさそうだし、それともHondaモンキー? ゴリラ? とあれこれ調べてみたんですがバイクは弱いっす…。詳しい人教えてください!
それにしても8Pは短い。次のハグキ『くりーくん』ギャグ14Pとの対比が目立ちます(笑)。

◆ 沙村広明 『ハルシオン・ランチ』
化野元(あだしの げん)40歳。事業に失敗してたぶんホームレスの彼の前に現れた美少女・ヒヨスは何でも(何でも!)食べちゃう腹ぺらしの女の子だった…。
ってなんやねん。SF(すこしフシギ)系コメディ。そして私もロリ・つり目・クーデレ好きの三重苦です…。

◆ 太田モアレ 『鉄風』
本誌12月号でもよみきり『都市伝説だよ都市子さん』を書いた太田モアレ、増刊にて新連載。ファンタジー風味の『都市子さん』とは一転「新・本格格闘技漫画」です。

<あらすじ>

石堂夏央は退屈だった。
182センチの長身と卓抜した運動神経のため、何事もそつなくこなせる彼女には逆に、真剣に打ちこめるものがなかったのだ。そんなある日出会った馬渡ゆず子。総合格闘技部を立ち上げようと奔走する彼女のまっすぐな明るさが夏央を苛立たせる…。

格闘シーンの描写がうまいし、これまでの作品同様、人間の暗い面、イヤな面にもきちんと踏みこんでいて、個人的にはイチオシの作品。

◆ 麻生みこと 『路地恋花』
京の都の街外れ。若いアーティスト達が工房を構えるこの一角で手作り本を作っている小春の元にやってくる客は、いつもいつもいつも老人ばかり。でも今回「この譜面と詞を本に」と現れたのは若いロックミュージシャンだった。
話の本筋よりも製本の蘊蓄やアイディアがおもしろかったです。やっぱりですね、同人者としてはこういう話に萌えるのですよ。よみきりでもいい感じだけど、次回も小春さん主役かな?

◆ 虎哉孝征 『カラミティ・ヘッド』
2036年、ついにイギリスからの独立を果たした北アイルランド。その前夜、北アイルランド警察の警官・レーチェルは、恩師であるファーガス博士の知人だという女性・ヤエコの訪問を受ける。
自分とファーガスが発見したものをレーチェルに見せたいというヤエコはしかし、ほどなく死体で発見される。首を失った状態で…。
終戦のローレライ』から一年。虎哉孝征待望のオリジナル作品です。遠藤浩輝『EDEN』完結以降、正当派SFに飢えていたので今後の展開に期待…ってこれ近未来サスペンス民俗学風味(なんだそのジャンル)?

◆ カラスヤサトシ 『喪男の社会学入門』
漫画じゃありませんが(笑)。関西大学で社会学を学んだカラスヤ氏が、現代社会の問題を専門家と共に「社会学」の視点から考えてみようという企画。第一回目の今回は「ワーキングプア」。ひとごとではありませんよ!

 

 
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