漫画好きライター陣が執筆する日刊漫画(マンガ)ニュース&レビューブログ!
   
・ イベント情報

朝夕めっきり涼しく…というか肌寒さを感じるようになった…と思ったらもう立冬。暦の上では冬なんですね。

というわけで、前フリとは全く関係なくイベントのニュースをお知らせします。

1985年に角川書店の月刊誌『ASUKA』からデビューした漫画家・折原みとさんの原画展「明日はきっと君に輝く」が今月開催されます。

折原さんは神奈川県逗子市在住。
デビュー後は小説も多数手がけ、代表作『時の輝き』は映画化もされました。この作品に憧れて看護師になったファンも多いとか。

漫画作品の近刊は
天使のいる場所 Dr.ぴよこの研修ノート』(KCデザート)
アナトゥール星伝』(ポプラ社・ピアニッシモコミックス)
など。

また、漫画・小説のみならずエッセイ、絵本、詩集、料理レシピ本、CDなども手がけ、茶道・華道・日本舞踊など……ここには書ききれないほどの大和撫子スキルはもちろん、居合道もたしなむ多才な女性です。

イベントの詳細は下記の通り。


会期:2008年11月22日(土)~11月29日(土)
時間:11:00~17:00
場所:横須賀三浦教育会館(アクセス情報はこちら

初日は13:00~17:00、最終日となる11月29日は11:00~15:30と、変則スケジュールになります。初日&最終日狙いの方はご注意を。

都心や県外からだとちょっと不便な会場ですが、ちょっとだけ足を伸ばしたところにあるヴェルニー公園からは、かわぐちかいじ『ジパング』でイージス艦「みらい」が旅立った海上自衛隊横須賀基地を眺めることができます。たいてい護衛艦が停泊しているので、艦船ファンは必見。

また、横須賀は『図書館戦争』がアニメ&マンガ化もされて話題の有川浩作品『海の底』の舞台でもあります。
他にもヤングジャンプで連載中の坂本眞一『孤高の人』(原作・高野洋、原案・浅田次郎)の主人公である森文太郎が転校してきたのが横須賀北高校だったり、横須賀が舞台の漫画・小説はけっこう多いです。
ロケ地めぐりをしてみるのも一興…って、基地の町という性格上、どうしてもメカミリ関連や少年・青年向け作品が主流で折原ファンの属性とは共存しないか…?

そして、折原さんが住んでいる逗子や葉山は基地の町・横須賀とは一転、湘南らしいのどかな海際の風景を楽しむことができます。おしゃれなお店も多いので、華やかな原画を楽しんだ後はこちらに足を伸ばしてみても楽しいかも。

↓折原みとさんの公式Webサイトはこちら↓
http://www.mitorin.com/

 

 
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東京・上野の国立科学博物館で開催中の特別展
菌類のふしぎ」展を見学してきました。

自然界や私たちの身の回りに溢れているカビやキノコ、酵母や細菌などの微生物について、イブニングで連載中のまんが『もやしもん』のキャラクターを使って解説するという企画。

「菌たちが上野の森をかもします!」のコピーの通り、会場内はオリゼーをはじめとした菌類のフィギュアが大増殖

随所に溢れている(本当に溢れかえっている)オリゼーとかセレビシエとかのフィギュアに目を奪われて、肝腎の解説がかすむ勢い。ずらっと並んだキノコの標本は圧巻でした。

ディスプレイ全体は段ボールを使用し、統一感があってキレイでした。
個人的に気に入ったのは「キノコ型土器」(本当にキノコの形。土器というか子供のねんど細工みたい)と「ニオウシメジ」というキノコの実物大模型。
ニオウシメジはその名のとおりシメジタケに似たキノコ。
ただし大きさはシメジとは比べ物にならないほど大きくて、50~60センチくらいの大きさに育つそうです。

また「光るキノコ」として有名な「ヤコウタケ」の実物も展示されています。淡い蛍光グリーンが幻想的でキレイ。こちらも必見です。

また、原作者の石川雅之氏が即興で描いたという落描きも展示のそこかしこにあるのでそれを探すのもまた一趣かと。第2会場では『もやしもん』原画展もやってます。

私が行ったのは平日の午後。それでもそこそこの人出でしたから、休日は混雑が予想されます。
毎週金曜日の18:00からは学芸員によるガイドもあるそうなので、仕事帰り・アキバ帰り(え!?)に都合がつく方はぜひ足を運んでみてください。展示が一層楽しめること請けあいです。詳細は前述のURLで確認してくださいね。

ここまでやるなら音声ガイドもアニメ版で菌を演じている声優さんを起用して欲しかったところ。
あっ、でもアニメってフジテレビ枠だっけ! (協賛はTBSだった)

 

 
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・・・うん。予想どおりだったね。全然腰を上げる気がしないね。

軽快に駆け登る小学生の邪魔をしないよう隅っこに寄りつつ、ああ、いい風だ。
空も高いなあ。インファント島の小美人を助けるため、こんなところにモスラは繭をかけて・・・って、いい加減その話題から離れナサイ!
(※モスラを呼ぶ歌と歌の由来は、こちら

 

「東京タワー_愛+バリ+634」

さて、『愛と誠』の太賀誠の意見にうなずきつつ(AKAEは東京もんではないからねw)、重い腰をよっこらしょと持ち上げる。これが「どっこいしょ」になったら人生お終いじゃのう、と自分ツッコみをしながら、『あひるの空 』『め組の大吾』『釣りキチ三平』と見てゆく。

「東京タワー_三平+大吾」

「釣りキチ」かあ、某はねトびの「短縮鉄道の夜」で出題したら、たちまち放送禁止用語になるわい・・・とか暗い笑いを浮かべていたら、次のパネルは『ハヤテのごとく! 』

「東京タワー_はやて」

 

おお、心が洗われるようだw

ゆっくりめに通り過ぎて女の子成分を補いつつ、ゴールはもう少し!

 

「東京タワー_月光」

『バリバリ伝説』『六三四の剣 』ときて、『月光条例』の月光に「下り階段を使って帰ること」を拒否られたら(しかし月光は天邪鬼のハズだから、ホントは下り階段で帰ったのかもなあ)、いよいよラストは『あしたのジョー』

 

「東京タワー_ジョ−」

 

へへ、真っ白に燃え尽きちまったぜ…

「東京タワー_ゴール」

 

うん、ジョー、この東京タワー「階段道場」600段を登り切った挑戦者のほとんどは、あんたの気持ちを体で理解したと思うぞ!
てか今もサラサラと音をたてて、体が崩れていきそうだぞ!

 

ゴールにはおねーさんが待っていてくれて、昇り階段認定証と「階段道場」の免許皆伝プレミアムカードをくれる。

 

「東京タワー_ライセンス」

この免許皆伝プレミアムカードは、フジテレビ本社ビル24F・コリドール「クイズ道場」、ナムコ・ナンジャタウン「スタンプ道場」をクリアしてもプレゼントされ、道場ごとにデザインが異なっているそうだ。そして三道場全部をクリアすると、超豪華なプレゼントが待っていたとか・・・!!

「東京タワー_ちらし」

うーむ、ちょっと挑戦してもよかったかな、とか思っている自分が怖い。

 

2009年3月には、ともに創刊50周年を迎える少年サンデー・少年マガジン両誌。
さまざまなコラボや、サンデー・マガジンおのおの独自の企画が目白押しだ。

コナンと金田一が合体したり、ユニクロのTシャツやジャイアント・ペロティなどで人気キャラクターが発売されたりと、ストレートな企画からちょっとひねったものまで、楽しめるようになっている。

2分の1世紀の歴史に思いをはせつつ、好きだったあのマンガをもう一度読み返すにも、いい機会ではないだろうか。

そんで、こんな企画でもない限り、もう2度と外階段で東京タワーに昇ることはないだろう。

あああああ、疲れた一一一一一!!!

でも楽しかったよ♪

 

【関連サイト】
少年サンデー・少年マガジン創刊50周年記念公式サイト
少年サンデー公式サイト「WEBサンデー」
少年マガジン公式サイト「マガメガ」

【参考サイト】
パネルの画像を全部見たい方は→こちら

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叫んでも333mある鉄の塔は答えてくれない。

いいんだ、東京タワーの謎は名探偵の孫と、薬で小さくなった小学生探偵にまかせておいて、とにかく階段を登り続けよう・・・遊馬が珍しく人の心配をしていることだし・・・(ひどいぞ、そのキャラ観w)。

「東京タワー_パトレイバー」

「東京タワー_シバ+ジャぱん+メジャー」

ということで、『機動警察パトレイバー』『Major』『GTO』と力のある作品が並ぶ中盤。またしても足をコケ、もとい止めさせてくれたのは、『巨人の星』だ。

「東京タワー_巨人+GTO」

「男の子はぐずぐずりくつをこねるな!」

うーむ、飛雄馬の父ちゃんなら東京タワーも兎跳びで登らせそうだ。ちなみに新約版の花形さんのご意見は、

「男なら……その程度の事は…やめる理由にならないだけです……!!」

はいはい、ベースが梶原一騎だけあって男臭くてかっこいいですね。ここでぼっちゃんと池に飛び込んでくれたりすると、ギャグ魂がうち震えるんだけどなあ、って、

それはジャンプ『すすめ!!パイレーツ』の

花形見 鶴だあああーー!!

・・・ハッ、しまった!サンデー・マガジンのイベントで、ジャンプのネタを叫んでしまった!いや心の中でだけどね。でもちょっとあたり見回してキョドってしまったね。

ちなみに、パネルを写真に納めながら結構ゆっくりめに上がってきたので、何組かの親子に抜かれていたワケですが、お子達は総じて元気だ。お父さんを抜かしてガンガン駆け登っては、待切れず降りてきて再度登ってゆく。

「東京タワー_うる星」

こちとら『シバトラ』『魔法先生ネギま! 』のパネルに励まされてようやく登ってきたというのに。『うる星やつら』でかなりテンションが上がったとはいえ、口から出るのは、ラムちゃんラムちゃん!第1話第1話!鬼ごっこ鬼ごっこ!(もはや思考が断片的にしか働いとらせんわ…)

 

「東京タワー_サイコ+将太」

「東京タワー_結界師+烈火」

よく病院の待ち合い室で読んだ『将太の寿司』(何故だ・・・いや、食べ物関係のマンガばかり置いてある病院だったのだ)『サイコメトラーEIJI 』などを越して、ようやく来た花形見、もとい花形さんのパネルだったのに・・・。

「東京タワー_ネギま+花形」

 

ということで、キョドったついでに休むことにする。一回休むと復活が厳しいと予想されるのだが、どっかり休みつつ(3)へ続く。

 

【関連サイト】
少年サンデー・少年マガジン創刊50周年記念公式サイト
少年サンデー公式サイト「WEBサンデー」
少年マガジン公式サイト「マガメガ」

【参考サイト】
パネルの画像を全部見たい方は→こちら

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東京タワーを前にすると、どうもモスラが繭をつくる幻影が見えてしまうAKAEです。

え、それはサンマガ創刊50周年と関係ない?

いやいやいや、少年マガジンは1965年11月発行の別冊で「カラー大画報6大怪獣の襲撃」としてモスラをグラビアページで扱っているし、少年サンデーは1992年10月発行の本誌で「ゴジラvsモスラ」の特集を組んでますからな。あながち無関係とは言えないわけで、AKAEがサンデー・マガジンの創刊50周年記念にモスラの繭を幻視しても、なんら不思議ではない・・・とかムリクリこじつけたところで、600段の「階段道場」ですよ!

ほらほら気持ち切り替えて!(笑)

「東京タワー_トップ画像」

さて、「階段道場」は少年サンデー・少年マガジンのコラボ企画だ。フジテレビ本社ビル24F・コリドール「クイズ道場」、ナムコ・ナンジャタウン「スタンプ道場」とともに「夏の三大道場」として7月19日(土)~8月31日(日)という夏休み期間におこなわれたイベント。

普段は土曜・日曜・祝日しか登れない東京タワーの外階段を、サンデー・マガジンの人気マンガのキャラ達に応援されながら登っちゃおうというものだ。

挑戦する昇り階段は、フットタウン屋上から大展望台(150m)までの約600段。外の景色を眺めつつ、風を感じて…なんてことは、体力のない輩には最初の100段しか無理だろうと予想される。

 

「東京タワー_看板」

 

で、8月31日11時ちょい前。天気予報はくもり一時雨だったが、なんだかピーカンだ。

マンガ好きの大きいお友達がいるのかと思いきや、東京タワーをめざしているのは、夏休み最後の日曜日を近場でやり過ごそうという親子連ればかり。

父・母・息子の団体さんに囲まれ、フットタウンの屋上へ出ると「挑戦者はこっちだ!!→」の看板。てんこ盛りに描かれたキャラクター達にちょい盛り上がっていると、親子連れからなぜか母親だけが離れてゆく。

話に聞き耳を立ててみると、お父さんと息子は「階段道場」へ、お母さんは疲れるからエレベーターで上がるわね、という合理主義(!)のようだ。うんうん、おかーさんというのは、おおむねそーいう生き物だよな。

入り口では、子供にだけ缶バッチが配られ(え?いやいや思いませんとも。大人も欲しかったとか、出来ればうしとらでとか、あー帯ギュッでもいいなとか、ええ、全然・・・)、いよいよ昇り階段へ!

「東京タワー_はじめの一歩」

いちばん最初に出迎えてくれたのは『はじめの一歩』

うーん、まんまやのう、とつぶやきつつ登っていくと、『天才バカボン』『GU-GUガンモ』『タッチ』と、なかなか懐かしい作品がくり出されていた。

「東京タワー_帯ギュ」

ひい、ふう、と息を吐きつつ数えてゆくと、10コめのキャラ『タイガーマスク』に「さあえんりょはいらん!」とか言われて、ちょっとコケかけるw

「東京タワー_ガンモ+タイガーマスク」

「東京タワー_BOYSBE+タッチ+コナン」

美少女たちwを尻目に登っていって、3分の1を過ぎたところで『金田一少年の事件簿』、金田一少年の決めぜリフ、

「東京タワー_208段目金田一」

「謎はすべて 解けた!!」

この東京タワー外階段の、どこに謎があったとですか一一!?と虚しく叫びつつ、
(2)へ続く。

 

【関連サイト】
少年サンデー・少年マガジン創刊50周年記念公式サイト
少年サンデー公式サイト「WEBサンデー」
少年マガジン公式サイト「マガメガ」

【参考サイト】
パネルの画像を全部見たい方は→こちら

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東京・上野の国立科学博物館で10月11日(土)より特別展「菌類のふしぎ きのことカビと仲間たち」が開催されます。

え? どうしてそんなおしらせをこのMANGASPIRITSに? って? 
その疑問はごもっとも。

もやしもん―TALES OF AGRICULTURE (1) (イブニングKC (106))

というのもこの特別展、石川雅之の人気漫画『もやしもん』とのコラボレーション企画。

「漫画『もやしもん』のヒットと共に注目を集める菌類にスポットをあて、人々の生活に欠かせないパートーナーであり、巧妙で多様な菌類の生態を紹介します。菌類と人間の関わり合いに驚きと感動が感じられる展覧会です」

とのことで、オリゼーやセレビシエなど、漫画でお馴染みの菌たちがナビゲートしてくれるのです。

彦根城のマスコットキャラひこにゃんや「キモカワイイ」と話題を呼んだ(?)せんとくんなど、世は「ゆるキャラ」ばやり。
一方、多くの博物館にとって訪問客の減少は悩みのタネ。少しでも博物館やそのコレクションに親しんでもらおうとマスコットキャラクターを作ったりしているところもあります。

そんなところへこの漫画ですよ。キャラは可愛い、しかも「菌」! 今回企画を担当された科博の中の人は「キタ~~~~~~!!!!」って気分でノリノリでプレゼンしたんじゃないでしょうか。

期間は平成20年10月11日(土) ~ 平成21年1月12日(月・祝)の74日間。

入場料・休館日他の詳細は
http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2008/mysterious_fungi/index.html
にてご確認ください。

限定1,000セットの特別前売りペア券(フィギュア付き/金のオリゼーと銀のセレビシエ):2,400円は瞬く間に完売御礼だそうで、前評判は上々。
リンク先の右上にある写真、寒天培地に菌で描いた!? オリゼーが気になります。標本展示されるのかな…。

秋葉原にある海洋堂のショップ「海洋堂ホビーロビー」のウィンドウもいい感じにかもされまくっていますので、この秋はぜひ上野と秋葉原、セットで訪れてかもされてください。

かわいいあのキャラやこのキャラの素顔(!?)に会えますよ!

【関連URL】
国立科学博物館
特別展:菌類のふしぎ-きのことカビと仲間たち-

 
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皆さまいかがお過ごしですか?
ようやく夏バテから回復しつつあるYuraです。

さて、コミックマーケットを始めとしてマンガ・アニメ関連のイベントが目白押しの夏休み、皆さまはどちらにお出かけになりましたか?

私は松屋銀座で8月11日まで開催されていた『高橋留美子展 It’a Rumic world』を観てきました。
終了して久しいイベントですが、夏休みの宿題のつもりで今回はそのレポートをば。

高橋留美子氏は1957年生まれ。1978年『勝手なやつら』でデビュー後、『うる星やつら』、『めぞん一刻』、『らんま1/2』、『犬夜叉』と精力的に活動し、いずれも大ヒットを記録しているという稀有な作家です。

女性でありながら「男性視点で魅力的な女性キャラが描ける」ことにも定評があり、ラムや音無響子さん(呼び捨てなんてできるか!)を今でも「心のマドンナ」と崇拝している男性諸氏は多いはず。(白状します…私も女性だけど響子さんには憧れてます)

そんな高橋氏の原画展となれば予想通り、会場は押すな押すなの大盛況。

高橋留美子展 It'a Rumic world
中身は当然撮影禁止でしたので、せめて入り口の写真を。

会場は大きく

『うる星やつら』
『めぞん一刻』
『らんま1/2』
『犬夜叉』
『るーみっくわーるど』

の5つのスペースに分けられ、過去から現代までの氏の歩みを見渡せる形になっていました。

過去から現在までの作品のイラストを通しで眺めてみると色のある紙を使って独特の雰囲気を出している『めぞん一刻』、原色を多用し、華やかな中華っぽい感じを出した『らんま1/2』、柄のある千代紙を利用して和風テイストを出した『犬夜叉』など、作品ごとに少しずつ絵柄を変えてみたり、様々な技法に挑戦しているのがわかります。

そういった技法的な面のみならず、観客からは
「子供のころ親に映画に連れて行ってもらった」
「中学のころ見てたんだよね~」
など、作品と自分の歩みを重ねあわせて懐かしむ声がいくつも。これも息長く活躍している氏の作品ならではの楽しみ方ですね。

イラスト原画だけでなく、一部では当時の原稿やネームも展示されていました。
なんと『めぞん一刻』からは最終話の原稿が!
見ているうちに思わず涙腺がゆるんだのは私だけではないはず。

最後のコーナーは有名作家34人がラムを描くという特別企画「My Lum」

主な作家を挙げると

あだち充(『タッチ』『H2』)
荒川弘(『鋼の錬金術師』)
安野モヨコ(『シュガシュガルーン』『働きマン』)
池上遼一(『男組』)
久米田康治(『さよなら絶望先生』)
北条司(『エンジェルハート』)
原哲夫(『北斗の拳』)

という錚々たる面々。
想い入れたっぷりに描かれたラムちゃんの姿に、観客の視線は釘づけでした。

希望としてはデパートの催事場という小さいスペースではなく、川崎市市民ミュージアムや京都国際マンガミュージアムのようなそれなりに広いスペースを持つ美術館などで開催してほしかったところ。

『犬夜叉』の連載を終えた高橋留美子氏の新作を期待しつつ、もう一度、もう一度あの美麗な原画を目にする機会をください小学館さん!!

なお、展覧会で販売されたオリジナルグッズはまだ入手可能です。

詳しくは以下のサイト
http://websunday.net/rumic/
を参照してください。

【高橋留美子・代表作データ】
『うる星やつら』(1978~1987)『週刊少年サンデー』連載・サンデーコミックス全34巻ほか・26回1980年度少年漫画賞
『めぞん一刻』(1980~1987)『ビックコミックスピリッツ』連載 ・ビッグコミックス全15巻ほか
『らんま1/2』(1987~1996)『週刊少年サンデー』連載・サンデーコミックス全38巻
『犬夜叉』(1996~2008)『週刊少年サンデー』連載・サンデーコミックス54巻(以下続刊・56巻完結予定)

 
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29周年記念『キン肉マン』読切りで復活!!
まだまだあります『キン肉マン』29周年記念企画!

 

29日は何かが起こる!何か肉々しいことが!

生誕29周年記念出版『肉萬~キン肉マン萬之書~』

…というわけで、『キン肉マン』(ゆでたまご)の歴史を振り返る記念本『肉萬~キン肉マン萬之書~』が8月29日に発売になるぞ!

収録されているのは、なんとウォーズマンの過去が明かされる読切マンガ49ページ(描きおろし)や、「週刊少年ジャンプ29号」に掲載されたキン肉マンとビビンバの結婚式当日の読切50ページ。

さらに特別付録として、

初版限定オリジナル特製キンケシ「覆面狩りVer.」
・新規描きおろし「今度こそ!キン肉マン覆面狩りポスター

がついてくる!

これだけでも往年のファンは失神もの(推定)だというのに、あろうことか、マンガ家によるオリジナル超人が発表されるのだ!名乗りをあげた面々は、

・一番好きなジャンプ作品は『キン肉マン』と公言してはばからない
 『ONE PIECE』の尾田栄一郎
・ゆでたまごのデビューが投稿のきっかけになったという
 『ジョジョの奇妙な冒険』の荒木飛呂彦
・『聖闘士星矢』の車田正美
・『キャプテン翼』の高橋陽一
・『魔太郎がくる!』でゆでたまごに影響を与えた藤子不二雄A

など、豪華な顔ぶれ。

この他にも、ゆでたまご両氏への超ロングインタビューや、甲本ヒロト、ミノワマン、ゆず、南明奈など、数々の著名人が語るキン肉マンへのパッション。ストーリーやキャラクター紹介なども収録されている。

 

さて、『肉萬~キン肉マン萬之書~』以外にも、まだまだ29周年記念のイベントがある。
日刊スポーツで開催される『キン肉マン29周年クイズ』がそれだ!

日刊スポーツ キン肉マン29周年特集

ニチスポのWEBサイトによると、「北京オリンピックの次は超人オリンピックだ! キン肉マン生誕29(ニク)周年を記念して日刊スポーツでは「超人オリンピック キン肉マン29周年クイズ」を開催します。」とのこと。

銅(初級編)、銀(中級編)、金(上級編)それぞれ29問出題され、超人強度(正解数)を測ってくれる。
金(上級編)だけは、クイズに挑戦するとき「日刊スポーツID」の取得が必要だが、金29問に挑戦した人の中から抽選で2名に、プレイステーション2ソフト『キン肉マン マッスルグランプリ2 特盛』がプレゼントされる♪

『キン肉マン』好きのあなた、あなたの超人強度を計ってみてはどうだろう?

キン肉マン マッスルグランプリ2 特盛

このほかにも、(『キン肉マン29周年クイズ』のプレゼントとして前述したように)プレイステーション2ソフト『キン肉マン マッスルグランプリ2 特盛』が発売される。
発売日は2008年9月25日(木)!
こちらを待っていたファンも多いのではないか!?

「キン肉マン マッスルグランプリ2特盛」公式サイト

キン肉マン コンプリートBOX (完全予約限定生産)

12月には、完全予約限定生産によるアニメ版『キン肉マン』のすべてが詰まったDVD-BOX『キン肉マン コンプリートBOX』も発売される。

キン肉マン29周年記念、彼のまわりはまだまだ熱い!!

 

【関連サイト】
キン肉マン 公式サイト「マッスルキングダム」
キン肉マン29周年記念サイト
「キン肉マン マッスルグランプリ2特盛」公式サイト
日刊スポーツ キン肉マン29周年特集

【参考サイト】
パチスロ キン肉マン公式サイト
キン肉マン(Not Official Fan Page)

 

 
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末弥純 原画展『the Works』8月16日から開催!(1)
末弥純 原画展『the Works』8月16日から開催!(2)

■末弥純とマンガ

現在イラストレータ−として名を馳せている末弥純だが、実はその昔、マンガを描いていたことがある。
今はなき朝日ソノラマから1986年に出版された「BATTLE MACHINE」というロボットもののマンガ誌。これに作品を寄せていたのだ。「BATTLE MACHINE」各号に掲載されたのは、『砂漠の女狐』『カペルドーニャの鉄騎士I ボウイング・ビートル』『カペルドーニャの鉄騎士II スカラ・ブラエ』の3作。翌年1987年10月に、シリーズ・フルメタルジャケット1 『末弥純作品集 カペルドーニャの鉄騎士』として(おそらくは加筆されて)まとめられ、発行されている。

 

■『カペルドーニャの鉄騎士』

『カペルドーニャの鉄騎士』のストーリーはというと、

※以下、ストーリーに関してネタバレがあります。

現王の死によって混乱をきたした惑星ライユカーム。若すぎる継承者につけこんだ共産圏の内政干渉を危ぶみ、惑星連合は軍事介入を決意。継承者カペルドーニャの暗殺が指示され、ボウイング・ビートルが首都を急襲する…。

この後、引き上げに失敗した傭兵のディトゥーが、カペルドーニャと会い、王権の奪取を助けるという展開になっていく。実は女性であるカペ様は、今で言うところのツンデレ(まあカペ様、王族の娘ですしね)。身分をやつして敵方の祝宴に踊子として潜り込むなど、ファンタジー的に楽しいエピソードもあって、末弥ファンならぜひ読んでおきたい1册だろう。

タイトルの「鉄騎士」は、長い間ライユカームの首都にご神体として祀られていた大型バトロイドのこと。保護の名目で乗り込んできた共産圏S・Hとの決戦で、旗艦を撃つために稼働させた。

『カペルドーニャの鉄騎士』を読んで、あらためて感じるのは、やはり末弥純はイラストレータ−であるということ。1コマが1コマがイラストのようにきっちりした構図で描かれていて、たいへん美麗なのだ。これは天野喜孝「アモンサーガ」や安彦良和「アリオン」にも通ずるテイストといえるだろう。

 

ちなみに『シリーズ・フルメタルジャケット』は1~4まで発行されている。

●シリーズ・フルメタルジャケット 1
『末弥純作品集 カペルドーニャの鉄騎士』
1987年10月発行

●シリーズ・フルメタルジャケット 2
『岡田有章作品集 STARDUST IN A BOTTLE(スターダスト イン ア ボトル)』
1987年10月発行

●シリーズ・フルメタルジャケット 3
『横山宏作品集 ロボットバトルV(ファイブ)』
1987年11月発行

●シリーズ・フルメタルジャケット 4
『小林誠作品集 DRAGON’S HEAVEN(ドラゴンズヘブン)』
1987年12月発行

イラストレーターである末弥純を筆頭に、美術監督でイラストレーターの岡田有章(おかだともあき)、モデラーでイラストレーターの横山宏(よこやまこう)、メカデザイナーでアニメ監督もするイラストレーターの小林誠といった面々が描いたマンガを集めた『シリーズ・フルメタルジャケット』。マンガ家以外が描いたロボットマンガというコンセプトなのだと推測される。80年代後半は、ゲームの台頭によってロボットアニメが冬の時代に突入したといわれているが、ある種の「浸透と拡散」が起こっていたともいえる。その証拠が、こういった企画なのではなかろうか。

この作品集以来、末弥純はマンガを描いていない。…少なくとも公式では。

『末弥純原画展』展示作品+人

■末弥純 原画展に立ち戻って

デビュー作が、SF作品のなかのファンタジー世界のイラストだった末弥純は、その後もSFやファンタジーと密接に絡んだ作品を描き続けている。

光と闇の両方が煌びやかに、あるいは背徳の香りをともなって描かれる末弥純の作品。荘厳で一種宗教的ともいえるその絵は、添えられた小説やゲームの世界にリアリティを与え、読者の想像を補って説得力をもたせる。氏の絵が直接的・間接的にゲーム界やマンガ界、アニメ界に与えた影響は、ひとことで語れないくらいに大きいのだ。

1~4までの原画展は、そういった作品群の紹介というコンセプトで開催されていたが、さらに第5回めの『the Works』「これからの末弥純を見据えた新作紹介」という構想に進んでいる。

ライフワークの発表の場としても、ファンとの橋渡しという意味でも、原画展の果たす役割は重要だ。

末弥ファンとしては、SFよりの機械の多いイラストなども見たいし、菊地秀行モノでも魔界都市以外の大人っぽい絵も見たい。そして新作もたくさん見たい。…なんて、ついつい我が儘なことを望んでしまうが(笑)。

 

末弥純の新作を見ることのできるこの原画展、華麗な油彩画を手に取って観賞できるよい機会でもある。

まだ足を運んでいない末弥ファンは、『ウィザードリィ』マニアや菊地フリークは、(そしてSFファン、ファンタジー愛好家は、)一度訪れてみるのはいかがだろう。

かならず心を揺らす絵が見つかるはずだ。

 

 
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末弥純 原画展『the Works』8月16日から開催!(1)
末弥純 原画展『the Works』8月16日から開催!(3)

ということで、これだけ紹介したなら、行かざるをえないでしょう!
というか行きたい。行かせてください。むしろ紹介前から心は原画展なわけで、初日の16日に突撃しましたともさ、『the Works』

『末弥純原画展』Gofa看板

■末弥純 原画展レポート・展示観賞編

初めて訪れたGoFaは、青山オーバルビルの2Fにある。正面玄関から入ると左に見えるエレベーターの、さらに左手にある非常階段(扉が閉まっている)を使わねばならない。初心者にはちょっと取っつきにくいかもしれないが、エレベーターが止まらないのはセキュリティを考えてとのこと。

登りきってGoFaの看板の横を抜けると、原画展『the Works』情報(1)の最初に載せた絵と同じ、メタリックな天使のポスターがお出迎えをしてくれる。きれいな(AKAEの時はねv)お姉さんの受付を済ませると、いよいよ原画展だ。

『末弥純原画展』展示作品

中は思ったよりこじんまりとしているが、その壁面に末弥純の原画がところ狭しと並べられていた。…といっても、おのおのの絵が相殺しあうことなく、末弥ワールドを充分堪能できる配置。
さまざまな絵に混じって、『ウィザードリィ』のイメージイラストや、せつらやメフィストの原画、また『外伝10 幽霊島の戦士』の表紙のグインなどを観賞することができる。願わくば、すべての原画の横に詳細を記したプレートがあれば、もっと記憶をたぐり寄せることができて楽しかったかも。しかしそれは贅沢というものだろう。

今回の目玉は、ポスターにもなったメタル天使の油彩画と、描き下ろしのモノクロ+金彩の美少女イラストの原画だ。少女イラストは、末弥氏による一発描きである。飾られていたのは複製だが、原画を購入することもできる。

1~4までの原画展は、挿絵やゲーム用に描かれた絵を紹介してきたが、第5回となる本展『the Works』のテーマは「氏の本質に迫る」。今まで末弥純がほとんどやってこなかった、「自分の描きたい絵を描く」という構想だ。これをライフワークの始まりと捉えて、氏にまだまだ眠る可能性を具現化してもらおうということらしい。