漫画好きライター陣が執筆する日刊漫画(マンガ)ニュース&レビューブログ!
   
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「kiss」2008年のNo.22号のみどころをご紹介します!

※以下、作品についてのネタバレを含みますので、未読の方やネタバレを避けたい方はご注意ください。

■ 『1/2の林檎』(こやまゆかり)
新薬・ヴィンザードの副作用疑惑で打撃を受けるタケウチ製薬。
被害者による集団訴訟の文字を見てひかると天野はショックを隠せないと共に後悔がとまらない。
一方、会社と自身のモラルとで板挟みになって苦悩する新堂の前に現れた奈津子の母親は、
「奈津子の流産は嘘だった」という衝撃の事実を彼にあかす。
怒りにふるえる新堂は奈津子に再び、「離婚」の文字をたたきつける。
そして、新堂への未練とひかるへの憎しみに燃えた奈津子は…?

久しぶりに来ましたよ~kissが誇るトレンディ奥様劇場。(違うって)
この話を面白くしてるのは、これまたkiss誌上きっての悪女といっていい奈津子。
はたから見てる分には本当に嫌な女なんですが、彼女の予測不能な行動こそが
この漫画の展開をジェットコースター的に面白くしているわけですよ。
今回もまた、「そこまでやるか?」的なことをやってくださいましたよ。
いや、大変です。
ところで、個人的には新堂よりも天野が好きなんですが、ドラマ化したら
天野は山本太郎氏なんていいんじゃないでしょうか?

■ 『海月姫~くらげひめ』(東村アキコ)
前号から始まった連載が続けて登場。
女(というかヲタ女●)ばかりのアパート天水館で暮らす月海の前に現れた
謎の女装男子。
月海以外の住人の前では、女性としてふるまう彼だが、キレイ女子な彼の姿は
住人たちから、ひたすら反発の嵐。
「お願いだから帰ってください。なんでここに来たんですか?」と問う月海に
彼がはなった必殺の言葉とは?
そして、彼の正体とは…?

東村アキコ氏のシュールな爆発感のある絵は、似てるかといわれるとちょっと違うんですが、
名作『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』(うすた京介)を彷彿させるのです。
このシュールでリアルな感覚がたまらない。
今回も月海ちゃんの動揺が非常に激しく読んでる側に伝わってきました。

■ 『ホタルノヒカリ』(ひうらさとる)
ついに高野部長に「好きなんです」と告白してしまった
しかし、高野の返事はは「君は特別だけどそういう存在には思えない」というもの。
悲しみで仕事に没頭する蛍だが、そんな彼女に手を差し伸べたのは元彼・マコト。
しかし、連れだって歩く蛍とマコトの姿が思わぬ波乱を呼ぶことに…

前回のラストを見て、「ついに言った!すごいよホタル!」と拍手しました、ワタクシ。
それだけに、今回の高野の冷静な返答にはなんだかむかつきました。
告白に対して「それは性的な意味も含めて?」とか、聴き返してくるあたりが
女心をわかってないというか、何を言ってんじゃい、このおやじって感じです。
しかし、ここまで来たら報われてほしいなあ、蛍の気持ち。

■『30婚(miso-com)』
あいも変わらず黒城とうまく話せず悩む。考えに考えて練ったお誘いのシナリオも
簡単に玉砕。しかし、恋愛相談友達になりつつある歯科医・速水と話すうちに、
恋をすることの意味に目覚めて…?

展開とあまり関係ないんですが、今回読んだおかげでケーキバイキングの対策が
よくわかりましたので、活用したいと思います。(笑)
しかし、女子は好きな男子を誘うだけで心臓がばっくんばっくんてのは
いつの時代も一緒なんですよね。
その気がないのに優しくする男は信用できませんが、無頓着な男もどうかと思います。
少なくとも思いを受け止めてあげようよ、黒城くん。

■『おひとり様物語』(谷川史子)
コミックスも発売中の人気読み切りシリーズ登場。
今回のおひとりさまは花屋につとめる江守みゆき
仕事もプライベートもマイペースに楽しんでいるみゆきのもとに
突然、仕切り屋の兄が現れて…?

「結婚こそ女の幸せ」という概念から、みんなが自由になれるのは一体いつなんだろう。
ひとりでいることも寂しいことも実は素敵なことなのに。
結婚してない人を「かわいそう」と思うのも、実はひどくうがった見方だよなあと
これを読んであらためて思いました。
谷村史子氏は、昔から知っていましたが、いつのまにやら少女漫画のカリスマの一人に成長している模様ですね。
淡々としておしつけがましくない絵がほんと好きです。

■『ミリオンロード』(あいかわももこ)
「いろいろありがとう」というメモを残していった久世に、もうだめなのではないかと感じるのぞみ
しかし、過去を振り返ることはせず、前向きに歩こうとする。
「ゼロからスタートしたい」という翠の言葉にも触発され、マイナスに転じていた株をすべて売り払い、仕事でも新しい企画にチャレンジしようとする。
しかし、そんな折に翠の正体を知らせる情報が…?

読んでるうちに一瞬「今回で終わり?」と思っちゃいましたけど、そんなことはありませんでした。
過去にこだわるより未来に目を向けるのぞみの姿が気持ちいい。
恋も株もきっと、そういう気持ちでいた方がうまくいくってもんです。
おそらく、次回が新たな展開の幕開けとなりそうなので、今しばらく見守りたいです。
久世もおそらくどこかで現れそうだし。

以上、今回はこんな感じでした。

次回、『本屋の森のあかり』が再開予定です。お楽しみに!

 

 
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以下の記事には週刊少年マガジン(2008年50号)連載中の漫画に関するネタバレを含みます。未読の方の興味をそぐような記述はしないよう留意していますが、ネタバレを希望しない方・単行本派の方はご注意ください。

◆ 森川ジョージ 『はじめの一歩』 Round832 重大なコト
宮田の勝利を信じ続ける一歩たち鴨川ジムの面々と千堂に対し、沢村は一歩引いた視点から試合を分析する。
そしてリングの上ではついにダメージから回復したランディー・ボーイJrが反撃の拳を宮田のボディに…!
ついにランディーの反攻開始です。やはり敗れてしまうのか、宮田!?

◆ 上条明峰 『CODE:BREAKER』 code:22 指組み
依頼者が「消えた」ことで桜暗殺計画も一件落着。
一度ついたら相手を焼き尽くすまで消えないはずの大神の炎を消してしまった桜に、大神と刻は興味津々。再び彼女の家に潜入する。
そこれで彼らは桜と両親との強い絆、そして彼女が二人の実の娘ではなかったという事実を知る。

「はぐれイノシシに襲われた」なんて言い訳されたら普通はもっとつっこまれると思いますがいかが。

◆ 星野泰視 『弑逆契約者 ファウスツ』 Corruption5 名前
危篤状態だった博人は「本」に記された「名前」を読んだ直後に姿を消した。彼を案じる六登の前に現れたのは、重傷を負った看護師の小出と瓜二つの姿に変身した博人だった…。
病院のスタッフが挑んでいた「不死」は「他人の体を手に入れる」ということなのか? そして早くも体に変調をきたした博人の運命は?

悪魔の真の名前は18文字ということですか。そして院長コワイです…。こういう怪物を描かせたら星野泰視の右に出る者はいません。

◆ 赤松健 『ネギま!』 232時間目 EP1「続々・旅立ちのラカンv」
和平交渉中に拉致され幽閉されたアリカ王女を助け出したナギと「赤き翼」一行。お子ちゃまな新キャラ・ヘラス帝国の第三皇女も加わって反攻開始。
ついにラスボスと対峙するが…?

ラカンの回想は続きます。もし次回以降も続くならサブタイトルは「続々続・旅立ちのラカンv」になるの? それとも「さらば旅立ちのラカンv」とか「ラカンよ永遠に」とか…?
そして敵は「世界を無に帰す儀式」を行なおうとしており、その鍵となるのが「黄昏の姫御子」アスナだった様子。現在もやはり彼女の争奪戦が繰り広げられることになるのか…?

◆ 大暮維人 『エア・ギア』 Trick:222
仮想現実内でのvs「眠りの森」戦。
バルーンをゲットする資格を持つ「パンサー」役であることを見破られ、重傷を負ったアギト。
「牙の玉璽」のポテンシャルを100%引き出すため、亜紀人は中山にアギトの調律を依頼する…。

中山弥生ちゃん覚醒編。
「俺の音を聴け」
ってそれなんて熱気バサラ…じゃなくてすごい殺し文句なんですが。
彼女の隠れた資質については今回のバトルの序盤ですでにスピット・ファイアと巻貝イネが気づいている様子でしたね。次回、アギトの反撃開始か!?

という盛り上がる本編とは別に、掲載順が『ネギま!』の次で、しかもトップが『ネギま!』単行本1巻の表紙というトリッキーなコマだったので『ネギま!』の広告と思った人は私だけではないはず。本編中にも『ネギま!』の1シーンが引用されてます。このころはまだ『ラブひな』とあんまり変わらない絵柄でしたねそういえば。
最新の23巻は12/17発売予定。

◆ 龍門諒×恵広史 『BLOODY MONDAY』 file77 暴走
まさかの導師暗殺。そして『J』と音弥の因縁が明らかに。
最新8巻は11/17日発売予定。

◆梶原一輝,川崎のぼる,村上よしゆき 『新約「巨人の星」花形』 第101話『RUN ALL THE WAY』
右中間ヒットを飛ばした花形。
先行して塁に出ていた大泉が得点し、ついに8対8の同点に。それでもなお止まることなくホームベースを目指す花形を判、そして飛雄馬が阻む…!
時間的にはものすごい短時間なんですがものすごい密度で盛り上がり。熱いです!

◆ 真島ヒロ 『FAIRY TAIL』 第111話 残り4人
熾烈を極める「バトル・オブ・フェアリーテイル」。石化していたエルザの復活で、魔導士の残りはナツ・ガジル・エルザの三人となった。そこにまた一人、フェアリーテイル最強の呼び声も高いミストガンが参戦したらしい…!?
ギルドを囲む結界のルールは「80歳以上の者と石像の出入りを禁じる」。マカロフは当然として、ナツとガジルが結界から出られないのはナゼ? そしてネコ(ハッピー)もダメなの!?
単行本13巻は12/7発売予定。

 

 
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★ この記事には週刊少年サンデー(2008年 第50号)の掲載漫画に関するネタバレ情報が含まれています。まだ今週号を読んでいない人、単行本派の人は、あらかじめご注意ください。

付録1 - 50周年記念の小冊子がエラい豪華な件
今週号のサンデーとマガジンには、創刊50周年のコラボ企画として「サンマガTHE BEST」なる小冊子が付いていた。

表紙_マガジン側   表紙_サンデー側

非売品と書かれている通り、今回の付録でしか手に入らない限定品。大きさは通常のサンデーコミックスと同じだ。「1冊のどちら側もオモテ表紙(ウラ表紙が存在しない)」という特殊な装丁のためページ番号は振られていないが、ざっと手作業で数えたところ130ページを超えていた。さて内容はといえば過去のサンデー・マガジン連載漫画をそれぞれ3作ずつ、計6作品の名場面を詰め込んだ充実のハンディブックに仕上がっている。購入した雑誌によって別パターンが存在するかは定かでないものの、今回購入したサンデーでは以下の6作が収録されていた。

【サンデー側の収録作】
・がんばれ元気
・GU-GUガンモ
・うしおととら

【マガジン側の収録作】
・ミスター味っ子
・カメレオン
・釣りキチ三平

上記の通り、おそらく両誌とも漫画の選定基準は「知名度が高い」「すでに一度は完結している」「作者がいまだ現役である」の3点だろうと思われる。印象的な名勝負や名シーンの掲載回が多く、『GU-GUガンモ』にいたっては最終回が収録されていた。なるほど、こんな終わり方してたんだ……。

今まで未読だった『釣りキチ三平』の魅力に触れられたり、画風が変わる前の寺沢大介(味っ子)を久しぶりに思い出せたり、個人的には大満足の付録だった。これでお値段すえおきなのだから、小学館も太っ腹だなぁ。

付録2 - ナギたんの「すーすーする」描き下ろしトレカ
『ハヤテのごとく!』が連載200回を迎えたこともあって、付録がもう1つ。畑健二郎の描き下ろしによるヒロイン(←たぶん)・三千院ナギのトレーディングカードである。いつになく挑発的なコスチュームで、カード下部には「すーすーする」とのコメント付き。この目をツリあげて不機嫌そうな表情で言ってるところがポイント。まるで釘宮萌えの精神をカタチにしたようなツンっぷりだと思う。

『ハヤテのごとく!』付録トレカ

写真がローアングルからえぐるように撮れているわけだが、決して他意があったわけではない。照明の反射を避ける角度がこれしかなかったんだよ。信じてくれよ、俺たち友達だろ!

なお、このカードは単に集めて鑑賞するだけでなく、コナミの販売する『ハヤテのごとく!』TCG(トレーディングカードゲーム)に使用することが可能。公式サイトはこちら。今回の付録で興味をもった人はチェックしてみるのもいいだろう。

ハヤテのごとく! (作:畑健二郎)
さてここからようやくサンデー本誌の連載ダイジェストに入ろう。『ハヤテ』は200回記念ということもあり表紙&巻頭カラーにて華々しく登場。人気投票の第2回も告知され、やる気満々の滑り出しであった。投票用のキャライラストが全員デフォルメ頭身の中、マリアさんだけリアル頭身だったあたりに作為的なものを感じる。……で、肝心の本編はGWを目前に、みんなが海外へ出かけるところを描いたのみ。アメリカチーム、イタリアチーム、ギリシャチームなど行き先はバラけているが、たぶんアクシデントか何かで全員合流するのだろう。もちろん過去回想編に出てきた“あの人”が絡んでくるのは必至で、かつてないドタバタの予感がする。

名探偵コナン (作:青山剛昌)
“口笛の男”による連続殺人編もいよいよ佳境に。前話の段階で予想できた読者は多かったと思うが、やっぱり被害者たちには「麻雀」という共通項があったことが明らかにされる。そこを手がかりに真相へ迫るコナンたち……。次号、早くも解決編である。ちなみに作中ではあっさり流されているが、20年前に「准教授」という肩書き名は存在していない。まあ『ひぐらしのなく頃に』でも凄いオーパーツ(昭和50年代にコスプレ喫茶)が出てきたくらいだし、別にいいんだけども。

神のみぞ知るセカイ (作:若木民喜)
今度の攻略対象ヒロインは異色すぎて、あまり乗り気じゃない桂馬くん。おまけに自分の生き甲斐(ギャルゲー)まで否定され、半ば引きこもりになってしまう。典型的なオタヒッキーの症状ですな。そんな状況で桂馬の眼前に登場したのは、記念すべき連載1回目で攻略ヒロインとして登場した陸上娘・歩美ちゃん。たしか桂馬と関わった時の記憶は消えているのでは?と読者一同が困惑する展開になってきた。次回に向けてハラハラである。あえて意図的にワンパターン化を避け、「攻略できないっぽいヒロイン」「過去のヒロインが再登場」など積極的に新要素を繰り出してくる若木センセイはあっぱれ!

最強!都立あおい坂高校野球部 (作:田中モトユキ)
敵の先発ピッチャー・松江と、あおい坂の誇る四番打者・虎鉄が対決。――かと思いきや、今回は過去の回想シーン。かつて精神的にもろかった松江がいかにして甲子園ピッチャーまで成長してきたか、その過程が語られている。敵将・皆方コーチによって鍛えられた技術、そして深めてきた絆の深さが浮き彫りになった。ホンマ浪花節やねぇ(大阪代表なだけに)。そんなわけで、あお高が優勢に試合を進めてはいるが敵も一筋縄じゃ勝てない相手らしい。乱打戦だった前試合と対照的に、行き詰まる投手戦な試合展開がいい感じのメリハリだ。このへんも見せ方が非常にうまい。

金剛番長 (作:鈴木央)
待ってました!と言わんばかりに金剛番長が復活。襲撃を受けている雷鳴高校へ現れ、マシン番長との再戦に挑む。なぜ心肺停止して生きていたかを敵軍の下っ端が問いかけるが、やっぱり「知ったことかー!」のひと言で片付けられてしまった(しかも全校生徒の合唱で)。たぶん他の四番長が生きていたことも含め、そろそろ次週あたりで理由が語られるのではないだろうか。まあモビルスーツサイズの人間が普通に登場しているこの漫画の場合、さほど根拠がなくても納得してしまいそうなのだが。キャラの生死くらいは。

というわけで、『ハヤテ』200回メモリアルにちなんで「いちばん好きなガンダムは“V2アサルトバスター”」だとか「十代の頃にスタジオジブリの面接を受けた落ちたことがある」とか、畑健二郎のさまざまな個人情報が欄外を飛び交った今週のサンデー情報でした。次号は『史上最強の弟子ケンイチ』が巻頭カラーで登場だ!

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むっつりスケベのメガネ男子・護国寺黒郎とキュートな助手・春日琴子が繰り広げる涙アリ笑いアリの妖怪コメディ、佐藤友生『妖怪のお医者さん』が「マガジンSPECIAL」11月号より装いも新たにスタートしました。

本作は2006年に週刊少年マガジン誌上で前・後編の読みきりが掲載されて好評を博し、その後連載作品としてスタート。2008年に連載を休止し、今号のマガジンSPECIALにて再開の運びとなった次第。

マガジン SPECIAL (スペシャル) 2008年 11/3号 [雑誌]   妖怪のお医者さん 1 (1) (少年マガジンコミックス)

<あらすじ>
人間の社会には、正体を隠して暮らしている妖怪がいっぱい。
産婦人科医をやっている子泣きじじいの小西先生や、一つ目をリーゼントで隠して豆腐屋のおじいさんと一緒に暮らす豆腐小僧。人の欲望を食べる妖怪・アミキリは人間の少女と友情を育み、子供をさらうはずの姑獲鳥は身寄りのない子供たちを集めて養護施設を営んでいます。
彼らは人間に惹かれつつも、妖怪としての本性との間でときに傷つき、ときに疲れて病んでしまいます。
黒郎と琴子はそんな彼らと触れあいながら、人間と妖怪の架け橋として日々奮闘するのです。

ちょっぴりHでホラーもばっちり、そして時々ホロリとさせる内容でしたが、ヴァンパイア編に入ってからバトル漫画の色合いが濃くなっていました。
今回の休載~掲載誌変更の流れは、仕切りなおしということで当初の雰囲気に戻ってくれるのではないかと個人的には期待しています。
前シリーズで回収されなかった伏線…黒郎の養母・濡れ女の実の子供の行方や、弟のために妖怪社会で情報屋をしている楠石の過去など、気になることは沢山。
個人的にはツンデレメガネっ娘の(属性多すぎ! てか娘ってトシじゃない!)乙姫さまの再登場に期待です。

マガジン本誌で好評連載中の瀬尾公治『君のいる町』番外編10Pと表紙イラストのクオカード全員サービス(要実費負担)もついた「マガジンSPECIAL」11月号は現在発売中。
クオカ申込の締め切りは11月19日まで。お見逃しなく!

 

 
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さて『純潔のマリア』の石川雅之以外にも藤島康介沙村広明など、アフタヌーン本誌で活躍する大物の完全新作が読めることで話題満載のアフタヌーン新増刊「good! アフタヌーン」初号。前回の記事に引き続き、その他の見どころを駆け足でご紹介。

good (グッド) ! アフタヌーン 2008年 12月号 [雑誌]

ネタバレありなので、未読の方、単行本派の方はご注意を!

◆ 藤島康介 『パラダイスレジデンス』
橘花学園第一寮の寮母さんは小学生。…ってこれだけじゃどんな話かわからんわ! 
キャラクターの女子率100%(二人しか出てきてない)表紙込みで8Pと短い枚数なので、先が読めない…(たぶんいい意味で)。女の子満載なのは確実かと。
ところで小鳥遊さんが乗ってるバイクは『逮捕しちゃうぞ』でもおなじみのモトコンポ…じゃなさそうだし、それともHondaモンキー? ゴリラ? とあれこれ調べてみたんですがバイクは弱いっす…。詳しい人教えてください!
それにしても8Pは短い。次のハグキ『くりーくん』ギャグ14Pとの対比が目立ちます(笑)。

◆ 沙村広明 『ハルシオン・ランチ』
化野元(あだしの げん)40歳。事業に失敗してたぶんホームレスの彼の前に現れた美少女・ヒヨスは何でも(何でも!)食べちゃう腹ぺらしの女の子だった…。
ってなんやねん。SF(すこしフシギ)系コメディ。そして私もロリ・つり目・クーデレ好きの三重苦です…。

◆ 太田モアレ 『鉄風』
本誌12月号でもよみきり『都市伝説だよ都市子さん』を書いた太田モアレ、増刊にて新連載。ファンタジー風味の『都市子さん』とは一転「新・本格格闘技漫画」です。

<あらすじ>

石堂夏央は退屈だった。
182センチの長身と卓抜した運動神経のため、何事もそつなくこなせる彼女には逆に、真剣に打ちこめるものがなかったのだ。そんなある日出会った馬渡ゆず子。総合格闘技部を立ち上げようと奔走する彼女のまっすぐな明るさが夏央を苛立たせる…。

格闘シーンの描写がうまいし、これまでの作品同様、人間の暗い面、イヤな面にもきちんと踏みこんでいて、個人的にはイチオシの作品。

◆ 麻生みこと 『路地恋花』
京の都の街外れ。若いアーティスト達が工房を構えるこの一角で手作り本を作っている小春の元にやってくる客は、いつもいつもいつも老人ばかり。でも今回「この譜面と詞を本に」と現れたのは若いロックミュージシャンだった。
話の本筋よりも製本の蘊蓄やアイディアがおもしろかったです。やっぱりですね、同人者としてはこういう話に萌えるのですよ。よみきりでもいい感じだけど、次回も小春さん主役かな?

◆ 虎哉孝征 『カラミティ・ヘッド』
2036年、ついにイギリスからの独立を果たした北アイルランド。その前夜、北アイルランド警察の警官・レーチェルは、恩師であるファーガス博士の知人だという女性・ヤエコの訪問を受ける。
自分とファーガスが発見したものをレーチェルに見せたいというヤエコはしかし、ほどなく死体で発見される。首を失った状態で…。
終戦のローレライ』から一年。虎哉孝征待望のオリジナル作品です。遠藤浩輝『EDEN』完結以降、正当派SFに飢えていたので今後の展開に期待…ってこれ近未来サスペンス民俗学風味(なんだそのジャンル)?

◆ カラスヤサトシ 『喪男の社会学入門』
漫画じゃありませんが(笑)。関西大学で社会学を学んだカラスヤ氏が、現代社会の問題を専門家と共に「社会学」の視点から考えてみようという企画。第一回目の今回は「ワーキングプア」。ひとごとではありませんよ!

 

 
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11月7日、ついにベールを脱いだ講談社「月刊アフタヌーン」増刊の『good! アフタヌーン』

good (グッド) ! アフタヌーン 2008年 12月号 [雑誌]

買いましたよ! 読みましたよ! というわけで、今回は初号限定付録
「海洋堂謹製・マリアFIGURE」及び本編の独断と偏見アリアリ(そうでない回があったろうか。いやない←反語表現)のレビューをば。

まずは付録
「海洋堂謹製・マリアFIGURE」
のご紹介。

石川雅之の新連載(アタリマエ)
『純潔のマリア』
のヒロイン・マリアです。イラストはすでにアフタヌーン本誌や告知広告で紹介されていたのでおなじみですね。
原型は「モネラマスコット」でオリゼーなどの菌たち、またフロイラインリボルテックで長谷川遥のフィギュアを手がけた榎木ともひで氏。
気になる出来ばえは以下の通り。アンスキルフルな写真で恐縮です。

上段左から:外箱・内箱・アップ
下段:携帯電話との大きさの比較
となってます。

何より目を引くのがその大きさ。思わず「ちっちゃ!」と言ってしまうくらい小さいです。
そして、それに反比例する造形の細かさ。さすが海洋堂! あまりにもちっちゃすぎて撮影できませんでしたが、お尻の質感なんて

イラストよりHです。

元絵が俯瞰なので、高いところに置いて見上げたときにちょうどいい感じ。コートは着脱可能です。ただし腕パーツを抜き差しする必要があるのでちょっと面倒かも。

というわけで、以下ネタバレアリな『純潔のマリア』内容のご紹介。
未読の方・単行本派の方はご注意を。

<あらすじ>
15世紀半ば、100年戦争後期のフランス(?)。
聖母と同じ名を持つマリアは魔女。
戦争を嫌い、夜ごと淫魔を放って戦士を誘惑し骨抜きにしてしまう。
けれど当の本人は聖母と同じ、穢れなき処女だった。

時代は推定。本編中で「ラ・ピュセル(ジャンヌ・ダルクのコト)が火あぶりになった」とあるから、その後だろうということで…。
もやしもん』とはがらりと変わった世界観ですが、中身は歴史ものともファンタジーとも違う、めんどくさい女(と、もしかすると押しの弱い男と)のラブコメ?

よみきりとしても通用する完成度なので、逆にこれからどうなるのかが読めずに期待が持てます。
今回登場した通信兵くんはただのゲストなのかレギュラーなのか、そのあたりの謎(謎なのか)も絡めて、待て、次号!

 

 
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★ この記事には週刊少年サンデー(2008年 第49号)の掲載漫画に関するネタバレ情報が含まれています。まだ今週号を読んでいない人、単行本派の人は、あらかじめご注意ください。

月光条例 (作:藤田和日郎)
長かったシンデレラ編が終了し、今週は「きき耳ずきん」編を掲載。あまり聞き慣れない童話タイトルだが、作者の創作ではなく実際に伝わる話らしい。頭巾をかぶると動植物の声が聞けるという設定は、なんとなく過去作『うしおととら』に出てきた妖怪・サトリを思い起こさせる。今回は月打(ムーンストライク)によって、きき耳ずきんが現実世界へ出てくる話だ。さっそく目をつけられたのは、ミッション系スクールに通う黒髪のお嬢様。気弱な彼女は必死に町中を逃げ回るわけだが、「オラの嫁っ子」「見つけたああ」と怒濤のストーキングを喰らう。普通に怖いです。まあ最後は必殺の“月光条例”が見事に炸裂するんだが。こうして新シリーズ開幕……と思ったら、次号予告は「ピノキオに条例執行」と書いてあります。展開早っ!

ハヤテのごとく! (作:畑健二郎)
今週もまったり進行。深夜の部屋でマリアさんがハヤテに勉強の個人授業。なにやら妄想が膨らむ状況設定であるが、冒頭でマリアさんが(たぶん我々読者に向けて)「亡い女を想うと書いて妄想って読むんですよ」と先手を打ってきやがった。これは至言ですな。実際、さしたる大きな出来事もなく、今後のキーアイテムになるかもしれない「王玉」の伏線が張られた程度。終盤でナギが屋敷へ戻りそうだったので、おそらく来週から新展開なのだろう。というか気がつけば、来週で『ハヤテのごとく』も連載200回ですよお客さん。巻頭カラーで乞うご期待。

神のみぞ知るセカイ (作:若木民喜)
初っぱなの扉ページで単行本2巻&1巻の大重版が告知されている。2巻は「結構刷ったはず」と書かれていたが、やっぱり売り切れ続出だったわけで。どんだけ売れるんだよ。さて本編は今週から新シリーズ。あらゆるジャンルのヒロインを落とし尽くした桂馬君が次に挑むのは……なんと「フツーの少女」。容姿はそれなり、勉強・運動神経・趣味ともども特徴なし。主人公に対してややツンが入っているものの、きわめて個性付けが難しいヒロインだ。なるほど、こう来るとは意外な流れだった。作中で桂馬君が苦悩しているように、なんの変哲もないヒロインは“ギャルゲーのヒロイン”たりえない。長所でも短所でもいいから、適当な出っ張りがなければ攻略の糸口が見えてこないのだ。思わぬところに隠れていた最強クラスの難敵。次号、落とすや、落とさざるや?

三ツ星のスペシャリテ (作:谷古宇剛)
センターカラー掲載&連載第19話。わりと人気は上がってきているようだ。今週号では新人の三星が異例といえる出世をして、下っ端といえどコックになる。さっそく新しい環境でチョーシに乗る三星に対し、副料理長からはグサリと痛い欠点指摘が。そろそろ苦難フラグの到来かね。それにしてもやはり、安定感あるストーリーなのだがキャラの描き分けは今週も微妙。新キャラとして登場した先輩の千鳥さんだが、金光さんと外見がモロ被り。ただでさえメイン舞台となる厨房はみんなコックコート着用なのである。主人公と副料理長、さらに2人の先輩がそれぞれ似通った造形では読者も判別に困ってしまわないだろうか。そんな苦言を呈しつつ次号へ。

最強!都立あおい坂高校野球部 (作:田中モトユキ)
甲子園もついに準決勝。あお高に対するのは、鈴ねえの手の内を知り尽くした敵将・皆方が率いる淀宮高校。5回まで完璧な投手戦が続くなか、双方の監督はハイレベルな戦術を尽くす。そして1年生エースで勢いに乗って勝ち進むあお高 vs 雑草根性で挑む淀宮。選手たちのプライドがぶつかり合うグラウンド上も非常にアツい! さすがは田中モトユキ。従来的な根性展開に加え、『ワンナウツ』ばりに指揮官同士の読み合いを並行させるなど、まったく読者を飽きさせない。

金剛番長 (作:鈴木央)
マシン番長の襲撃で絶望的な状況に立たされた雷鳴高校。だが居合い番長をはじめ、死んだと思っていた4番長がいきなり復活。生きていた理由について本人たちは「私たち番長の生命力を見誤っていた」とか勝手に解釈しているが、どうもマシン番長に組み込まれた“良心回路”的なモノが登場する伏線ではなかろうか。一方、病院の霊安室で眠り続ける金剛番長のもとへ、剛力番長の執事だったはずの獄牢さんが訪問。なにやら意味深な発言を金剛番長の死体に投げかける。ラスト、我らが金剛番長、ついに目を覚ます! どうでもいいが獄牢さん、「心臓が止まるのと死ぬのは別問題でしょう?」とか平然と言ってのけてます。これで本当に復活するあたり、もう何がなんだか……。ともあれ今週までやられっぱなしだった正義番長軍団、来週から反撃のヨカンだ。「連載50回なのに通常カラー掲載かよ」とか「サブタイトルと話の中身が合ってないじゃん?」とか、そんなツッコミをしてはいけない。マシン番長に心肺機能を止められちゃうわよ☆

どうでもいいが巻末の作者コメント
なにげに毎週楽しいコメントが拝める巻末の質問コーナー。今回読者から寄せられた質問は「カラオケで十八番があれば教えてください」であった。きちんと十八番があったり「その場の空気に合わせて歌います」とか大人な作者がいる反面、「行かないので…」「行っても歌ったことないです…」「カラオケは苦手です…」など、人気作家に限ってネガティブ意見も多かったり。てっきり畑健二郎なんかはカラオケでアニソン三昧だと思っていたが。

というわけで、気がつけば『呪法解禁!!ハイド&クローサー』に最終回フラグっぽいものが立ってるように見えた今週のサンデー情報でした。次号は連載200回記念『ハヤテのごとく!』が巻頭カラー掲載。おまけに描き下ろしの“ナギお嬢様カード”が付属らしいぞ!

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☆ 以下の記事には週刊少年マガジン(2008年49号)連載中の漫画に関するネタバレを含みます。未読の方の興味をそぐような記述はしないよう留意していますが、ネタバレを希望しない方・単行本派の方はご注意ください。

※ 『魔法先生ネギま!』は今回はお休み。

今週の表紙&巻頭カラーは連載100回目を迎えた『新約「巨人の星」花形』。てかいきなり左門豊作のどあっぷってすごい迫力だなおい。

本編は紅洋vs青雲の練習試合。青雲が1点リードで迎えた9回裏。
父と己の絆であり努力の証である大リーグボール養成ギプスを否定した花形に対し、星雲・星飛雄馬は己の最高の球で花形に挑む。
仲間が決死の思いで繋いだ打順の重みを背負った花形もまた、己の全身全霊をかけてバットを振る…。

一徹とうちゃんの湯呑みプレゼントもありますのでお見逃しなく。(ここはやっぱちゃぶ台がほしかったよね…って懸賞グッズとしてそれはムリか)
村上よしゆき氏は非常に可愛らしい絵柄ながらコマ割や見開きがいかにも正統派の少年漫画らしい迫力に満ちていて見応えがあります。
最新11巻は11月17日発売。

◆ 森川ジョージ 『はじめの一歩』 Round831 雷神の拳

圧倒的なテクニックとスピードでランディー・ボーイ・Jr.を翻弄する宮田。しかしランディーは彼の拳の「軽さ」に気づいていた…。

いよいよ次回からランディーの反撃か!?
カラーポスターの付録つきのKC86巻は12月17日発売。
さらに原作と同じ全試合がプレイ可能な携帯電話版ゲームも配信中!
携帯電話からアクセス(http://ipom.jp)するか、各携帯電話会社の公式サイトの“メニューリスト”から“ゲーム”へどうぞ。
あなたはまず誰と戦う?

◆ 勝木光 『ベイビーステップ』 ♯50 スタート

ついに本格的にプロを目指す決意をした栄一郎。テニスクラブもバックアップしてくれることになって、いよいよプロを目指しての練習がスタート…と思った矢先、元STCのトッププロ・池と練習試合をすることになって…。

このご時世、大学に行って安定した職業についてほしいのは当然の親心。それを「プロになりたいんです! お願いです!」と熱意だけで押し切るのもありですが、きちんと両親を説得しようとするところがいかにもエーちゃん。しかも資料作ってプレゼンって…ほんといかにもエーちゃん。

◆ 西山優里子 『純情カレンな俺達だ!』 Set10 another face
 

バレー部改造計画がバレてボール渡し係に格下げされ、ろくに練習もさせてもらえないアキラと勝太。何かと問題が多い二人だけれど、彼等のおかげでバレー部が活気づいたのも事実で…。

単行本第1巻は11月17日発売。書き下ろしページも満載とのことで楽しみです。

◆ 瀬尾公治 『君のいる町』 ♯23 なつまつり

実は子供の頃に一度だけ会っていたことが判明した青大と柚希。ちび柚の言ってた「嫌なこと」って…?

波乱の予感を含みつつ次号は休載。ところでどなたかもみじ饅頭買った人いますか? 

◆ 棚端なもしろ 『ハンマーセッション!』 session91 再会の巻

悟郎が案内したのは麻耶の実母が暮らす家。再会を果たした娘に母親が手渡したのはダイヤの指輪。
「これをあげるから帰ってちょうだい」
己の幸福しか考えない、あまりにも利己的な母の言葉に麻耶は…。

たった5年でお母さんのこの老けっぷりは異常。
「今さら関係ない!!」と口では言いながら母親への愛憎に揺れていた麻耶にもついに親を見切る瞬間が訪れます。良くも悪くも親との関係は断ち切りがたいものですが「見切る」とは切り捨てることではなく、正しい間合いを計れるようになること。親を見切って初めて、子供は自立するのです。
そして悟郎が最後に用意したハンマーセッションは…ということで次号に続く。

 

 
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さてさて、コーラスの2008年12月号、みどころのご紹介です。

コーラス 2008年 12月号 [雑誌]

※以下、作品についてのネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください。

■『サムライカアサン』(板羽皆)
実は人気急上昇なこの作品がついに巻頭カラーを飾りました!
高校卒業後、お笑い芸人を目指して学校へ通うたけしと、
お菓子の専門学校へ通う恋人のこずえ。
夢に向かって頑張る二人は、行き詰っても、
一緒にすごして励まし合います。
そして、忘れてはいけない、お母さんも絶妙のタイミングで現れて…

なんでもないけれど、優しくてパワフルなお母さんが素敵。
今回は、なんだかなごむお話で心がほっこりしました。

■『ともだち』(板羽皆)
板羽皆氏、今回は二作品で登場なのです。
小学4年生の仲良し女子4人組は、
「オシャレ隊」を作ってアイドルグループを目指すことにします。
そして、髪型をおしゃれにしようとメンバーのひとり、坂田さん
髪をショートにしますが…?

シュールに小学生の女の子のライフを描いてるのが面白い。
たぶん、4年生ってぼ