漫画好きライター陣が執筆する日刊漫画(マンガ)ニュース&レビューブログ!
   
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東京で友人に会ったら、すごいものをプレゼントされてしまいましたよ。

なんとなんと、

「限定」ブラック・ジャック名台詞集トイレットペーパー

です!おおおおお、いつのまに出とったんや、こんなもん!
などとつい叫んでしまったAKAEの家には、クッキーが入っていた「ブラック・ジャック ドクターバッグケース」と、「ブラック・ジャック 黒糖のど飴」の怪しい薬壜が置いてある。

外側に巻いてある紙には「医者はなんのためにあるんだ」のコマ。そしてブラック・ジャック名台詞集が8つほど。おー、かっけー!かっけーが、こんなもんかな。いやまさか…と外側の紙を外してみると、や、やられたああ!

トイレットペーパー自体に、えんえんと名台詞集がっっ!!

拭けん!ブラック・ジャック先生の胸にせまる名台詞で、

尻は拭けん!!(号泣)

BJトイレットペーパー_トップ画像BJトイレットペーパー_装着
これが『「限定」ブラック・ジャック名台詞集トイレットペーパー』
せっかくなので、トイレに装着してみた。

 

数えてみたら、21種類のセリフが書いてありましたよ。
ひとつひとつが、それぞれの話を思い出させてくれるよ、強制的に。
あああああ「もらい水」入れるのはやめてくれえええ!
ほんっっっとこの話に弱いんだよおおお!
つられて他のセリフも思い出しちゃうだろおお!
「クモさんあんたもおなかすいたろうね………私もすいてるのよ」
うわああああん!(走り去る)

(戻ってくる)はあはあ、なんかもう尋常な心持ちでお伝えすることができなくなっているAKAEですが、無理矢理クールダウンしてみようと思います。

BJトイレットペーパー_アップ
これはトイレットペーパーの外紙。(c)Tezuka Productions
めちゃかっこいいです、ブラック・ジャック先生!

 

えー、「限定」ブラック・ジャック名台詞集トイレットペーパーは、以前から東京アニメセンター手塚ショップだけで販売されていた人気商品。7月の売上は第5位だが、この1月には第1位だった。企画を象徴するともいえる「医者はなんのためにあるんだ」は、第51話「ちぢむ!!」の名台詞。(アニメ版だと「 Karte:43 ちぢむ!」)

<第51話 あらすじ>
戸隠医師に呼ばれてサバンナへ向かったブラックジャックがみたものは、動物のみならず人間までもがちぢんでいく奇病だった。細胞自体がちぢむこの病、戸隠医師自身も感染していた。どんどんと小さくなる先生に、手術を施すブラックジャックだが、よい結果は得られない。「これは神の警告だ」との言葉を遺して、戸隠医師は亡くなってしまう。ブラックジャックは天に向かって絶叫する。

「医者はなんのためにあるんだ」

人間について、医学の限界について、多くのことを考えさせる話である。

ブラック・ジャック (1) (少年チャンピオン・コミックス)  ブラック・ジャック (1) (手塚治虫漫画全集 (151))

うーん、また『ブラック・ジャック』が読みたくなってしまった。
最近はインターネット版もでているそうで、触れる機会が増えた点は良いことだと思う。

それにしても名台詞集、第89話「おばあちゃん」まで入ってなくてよかった。
あれはせつない。

「い、いいですとも!一生かかっても、どんなことをしても払います!きっと払いますとも!」
「それを聞きたかった」

…って、おもっきし思い出してしもたやないかーーーい!!!
うわああああああん!!おうち帰るうううぅぅぅ!!!(涙とハナミズを滴らせながら、再び走り去る)

(こっそり戻ってきて)そうそう、
「限定」ブラック・ジャック名台詞集トイレットペーパー」には、姉妹品の
「限定」ピノコ語講座トイレットペーパーもあるのよさ、アッチョンブリケ♪♪

 

【関連サイト】
TEZUKA OSAMU @ WORLD(手塚治虫公式サイト)
東京アニメセンター

 

 
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時は20XX年…時の権力者により、日本の民衆はラーメンを食べることが禁じられていた。これが世に言う「禁麺法時代」である!!しかし、どうしてもラーメンを忘れられない人々の前に、現れた救世主!銀色の箸を操って、あらゆる物質をラーメンに変える錬麺術師ラビリンスと相棒の蛇トリスは、法の網をかいくぐって依頼人にラーメンを提供し続ける……。
『ラーメン・ラビリンス』秋田書店/市東亮子/1993年12月発行)

 

かつてこれほどバカバカしいラーメンマンガがあっただろうか!?
いや、ない!!
しかもこれ、少女マンガなのである。

 

今どき少女マンガ=お目々キラキラと思っている御仁は少ないだろうが(いるところにはいるらしい)、この荒唐無稽さが華やかな少女マンガの世界にあっても違和感なく存在しているところが凄い。

高級素材で作られた椅子の腕は、錬麺術師ラビリンスの箸に挟まれると「ふかしたてのイモのようにポクッと」折れ、器のなかで解きほぐされて、沁み出たスープとともにラーメンへと変容していくのだ。
そのコク、そののどごし、弾む歯ごたえ…。
元が椅子であろうが便器であろうが(笑)、出来上がるのは死ぬほど旨そうなラーメンなのである!あああ食いたい!食ってみたい!

ストーリーは、ラーメン迷宮の麺…もとい面々(ラビリンスたち)を縦糸に、ラーメンGメンに隠れ麺食い党、秘密結社「めんそーれ」といったカルト宗教や国家体制を横糸に、そしてその道の男女にはタマラないらしい、半ズボン美少年のふとももを飾り糸に織り上げられていく。(断っておくが、私自身はその道の人ではない。むしろ白衣と眼鏡がキーアイテ…ゲホゲホ)

作者の市東亮子は、アクション学園もの『やじきた学園道中記』やファンタジー活劇もの『BUD BOY』あるいは青春ものからヤクザもの、幻想と現実の入り交じった哀しい作品まで、幅広いジャンルを描いているマンガ家だが、本作品ではなにかリミッターが外れたとしか思えないくらい、突拍子もない設定が詰め込んであって楽しい。(同系列作品『バトル・フィンガー・ファイブ』

 

もっとも作品自体は厳しい規制のもとに製作されていて、それは同コミックス収録の「即席拉麺迷宮製作秘話」にも描かれている。なにせ題材が題材だけに、メーカー各社に使用許可を取らなくてはいけないからだ。

しかしこのマンガはまた「王風麺(ワンフーメン)」や「華味餐庁(カミサンチン)」「楊婦人(マダム・ヤン)」「チャルメラ・デラ」「大吉」など、もはや発売されていない懐古メンがいかに旨かったのかを、文字どおり筆舌つくして語ってくれる。お蔭でそれぞれのインスタントラーメンは、その名称と味が永久保存されたのではないだろうか。

 

さて夜も深まり、そろそろ小腹がすいてくる時間である。
台所には袋ラーメン「うまいっしょ醤油味」が買い置きしてあるのである。

鳴き始める腹の虫、目の前に『ラーメン・ラビリンス』、そして(ここ5年は一本槍で購入している)「うまいっしょ醤油味」とくれば、あとは黙って鍋に550ccの水を入れて火にかけるしかないではないか!?

罪なヤツだぜ、『ラーメン・ラビリンス』

悪魔の囁きに負けた私はそうつぶやきながら、本日4食めとなるインスタントラーメンを作るために立ち上がるのだった……。(合掌)

 
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